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    hakka_ymg

    がむしろ@hakka_ymg

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    POIPOI 11

    hakka_ymg

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    https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=1575117&TD=4132847
    これの続きのようなもの。

    #類司
    RuiKasa

    その正体は指先の違和感。ズキズキとした鈍い痛みが、怪我をなかなか忘れさせてはくれない。目を凝らして見れば、うっすらと浮かぶ傷口が線を描いていた。紙で切るとなかなか傷は塞がらない。きっと数日は違和感が残るだろう。

    教室での出来事を思い出して、頭をふるふると振った。事もあろうにその指先を口に含んだ、血の滴る指を躊躇いもなく舐め取った同級生の、ショー仲間の非常識。

    「一体なんなんだ」

    ぽつり溢れる。当然返事はない。ここには誰もいない。類はいない。

    あいつは時折オレをただ眺めていることがある。お前は知っているのか、どんな顔でオレを見ているのかを。お前はきちんと、気付いているのか。
    それは遠目に寧々とえむを見ている顔に似ている。でもそうではない。似ているけれど、違うのだ。彼女たちへ向けられているのがいつくしみだというのは疑いようもない。オレが咲希に向けているものと似たものだろうと、それくらいはわかる。

    では、オレを見つめるその瞳に宿っているものとは――

    傷ついた指先は、ちゃんと消毒した。けれどここに傷があると痛みはまだ報せてくる。
    ジンジンと。
    愛おしむように舐められた指が、痛む。指を含まれた口内の熱がまだ残留している気さえした。あたった歯の硬さと、舌の柔らかさの記憶はまだ鮮明で。

    どういうつもりなのだろうか。

    オレ以外のヤツにもするのか。
    オレ以外のヤツにはしないと言っていた。

    それはどういう意味なんだ?
    なあ、類?
    お前はちゃんと、理解わかっているのか。
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    related works

    x12_rt

    PROGRESS※18歳未満閲覧厳禁※

    2024/5/26開催のCOMIC CITY 大阪 126 キミセカにて発行予定の小粒まめさんとのR18大人のおもちゃ合同誌

    naの作品は26P
    タイトルは未定です!!!

    サンプル6P+R18シーン4P

    冒頭導入部とエッチシーン抜粋です🫡❣️

    あらすじ▼
    類のガレージにてショーの打合せをしていた2人。
    打合せ後休憩しようとしたところに、自身で発明した🌟の中を再現したというお○ほを見つけてしまった🌟。
    自分がいるのに玩具などを使おうとしていた🎈にふつふつと嫉妬した🌟は検証と称して………

    毎度の事ながら本編8割えろいことしてます。
    サンプル内含め🎈🌟共に汚喘ぎや🎈が🌟にお○ほで攻められるといった表現なども含まれますので、いつもより🌟優位🎈よわよわ要素が強めになっております。
    苦手な方はご注意を。

    本編中は淫語もたくさんなので相変わらず何でも許せる方向けです。

    正式なお知らせ・お取り置きについてはまた開催日近づきましたら行います。

    pass
    18↑?
    yes/no

    余談
    今回体調不良もあり進捗が鈍かったのですが、無事にえちかわ🎈🌟を今回も仕上げました!!!
    色んな🌟の表情がかけてとても楽しかったです。

    大天才小粒まめさんとの合同誌、すごく恐れ多いのですがよろしくお願い致します!
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    DONE類司/🎈🌟

    『元気にしていますか』

    誕生日になるとバースデーカードにその言葉が届く。

    差出人の名前は「神代類」
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    見慣れた文字でその癖も分かっている。ただ、会っていない。カードを贈ってくる相手は、きっと一方的に。

    ーー歯がゆさは、いつもそこに起因する

    零時を回ると同時に司の携帯に通知が届いた。見れば同じ大学の同級生から祝うメッセージで、今日になった瞬間を狙って送ってくれたらしい。祝いのメッセージに続いて、スタンプが送られてくる。

    普段、友人が絶対に使わないようなそのスタンプは、きっと司に合わせてきたに違いない。心遣いに、小さく笑う。

    窓から見える風景には、まだ慣れない。

    去年ここに引っ越してきて以来、いい加減慣れてもいいと思うのだがこの場所に住んでまだ一年半ほどだ。

    湿った空気は、生暖かった。

    カーテンを閉めて電気を消す。瞼を閉じても、左目は、ちかちかと光を追っていた。

    司に初めてバースデーカードが贈られるようになったのは、今から四年前のことだ。

    とても綺麗な字で「元気にしていますか」とだけ書かれていた。 あれから四年。バースデーカードは毎年司のもとに届けられている。
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    suzukisamasama

    DOODLE進捗
    中学生🎈🌟
    ※死ネタ予定
    君との夏僕、神代類は社会不適合者だ。今も昔もそうだ。僕はただ、機械いじりが好きなだけ。好きな物に集中したら周りが少し見えなくなったりするけども…。ショーも好き。周りの人間に興味がないだけで…。そんな僕はまわりからみたら異質な存在なのだろう。無視をされた、意味がわからないものを作ってる、なにかする気だ、と何もしていないのに疑われた。噂の内容に尾がついてしまい、悪い噂が色んな人の耳に入る。そこから、教員から呼び出され、事情聴取。僕は何もしていない、と言っても信じて貰えず、呆れられた。仕舞いには暴言も吐かれたことがあった。そんな出来事が重なり、僕は人間不信になった。そんな噂のせいで前の学校には居れなくなった。僕は隣町の学校に逃げるように転校した。でも、逃げた先もあまり僕にとっては良くなかった。どうやら、その学校でも僕が前の学校で噂になったことが広まっていたようで、初日から腫れ物扱いをされた。別に不良生徒でもないのだけれど。そんな僕が初日から問題児になって、不登校児へと変わるのは当たり前の流れだった。学校なんて行かなくても別にいい。今の僕にはショーが見れて、機械いじりができる環境があればそれでいい。そう思って諦めかけていた。そんな中でも噂なんか気にせず、社会不適合者の僕と関わりをもとうとする変人がいたようで…。
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