Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    07tee_

    @07tee_

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 20

    07tee_

    ☆quiet follow

    100パーセント妄想!!!!!
    一学年繰り上がりました。rnis♀でrn(高二)がisg♀(高三)と一緒にサッカーするために一難学校に転校した、bllの無い世界線。
    息するように受けが女体化してるので注意。
    rnis♀仲直り回。se兄貴が仲介する。今後も喧嘩したする場合はse兄貴が武力介入することになる。se兄貴isg推しでこっそり狙ってる。

    #rnis
    #rnis♀

    凛と一緒(14) これまで凛と喧嘩したことは何度かあった。喧嘩といっても猫のじゃれ合い程度のもので…凛の暴言とか我が儘が原因によるものがほとんどで、苛立ちはするもの激怒する程でもないので受け流して終了させるのが定例だ。凛が謝ったのは、付き合うことになったあの一度だけである。今回ばかりはそうもいかなくなってしまった。
     ああああ。吹き溜める感情を吐き出そうとして声が漏れる。凛、完全に怒ってた。夕飯食べずに帰ってしまったし。どんな顔をして会えばいいんだか。ていうか、凛の怒りが消えてなかったらどうしよ。今回は潔に非があると認めざるを得ない。
     このまま気まずいまま、お互いに距離を空けて、自然消滅してしまったらどうしようか。いや、凛から捨てられるかもしれない。そんなことになったらどうしよう。サッカーはやってくれるかな。ここまでやっておいて、チームメイトに戻れるだろうか。無理な気がする。別の子と付き合い出したらどうしよ。何も考えたくない。考えたくないのに、嫌な想像ばかりが膨らんでしまう。
     ドアの向こうからノックが聞こえた。続いて、世っちゃん、ごはんよ。と母の気遣う声。
    「ごめん。食欲ない」
    「あらあら。調子悪いのねぇ。いいわ。好きな時に食べなさい」
     足音が遠のいていくのが聞こえて、少しだけ気が楽になった。何も言わずとも察してくれる母にいつも助けられる。ごろんと横に転がって、スマホに保存していた写真の羅列を目で追った。ほとんどが凛とのツーショットばかりだ。まだ付き合って一年も経過していないのに、何年も長いこと付き合っているような、そんな錯覚を起こしてしまう。それぐらい、凛とずっと過ごしてきた。
    「いやだなあ……」
     自然消滅するのも、別れるのも、他の子と付き合うのを見るのも、嫌だなぁ。口からぽろりと漏れてしまった。目頭が熱くなって、目尻から零れそうになった涙を手で拭う。
     その時、通知が入った。送り主のアカウント名を見て、潔は目を丸くした。スペインで活躍中の、凛の兄、糸師冴からだった。
    ――――明後日時間寄越せ。
     この相手に自由選択を与えない物言い。凛と通じるものを感じさせる。
     日本にいるの?と無難に質問を送るとすかさず既読がついて、しばらく日本にいる。と返信が来る。凛はこのことを知っているのだろうか……流石に家族に何の連絡も無いっていうのは無いだろう。
     わかった。と返して直ぐに、集合場所の情報が送られる。東京新宿のカフェだ。いつしか凛に、ここに行ってみたいと言った場所だ。凛よりも先に冴とそこに行くとは思ってもいなかった。冴に訊きたいことがあったので、丁度いい。潔はそう思うことにした。
     約束の日。日曜日だということもあって、新宿は賑わっている。埼玉県から新宿へ入った潔は、件のカフェへと難なく向かった。テラスと店内とが選べて、目玉の商品は多種様々なスムージーだ、と口コミの情報だ。テラスのテーブル一席に覚えのある横顔が見えた。サングラスをかけているが、強者感がだだ漏れだ。
     かけていたサングラスを少し上げて顔をさらけ出す糸師冴に、潔は親しみを込めて手を振って近寄った。
    「待たせた?ごめん」
    「別に謝ることはねえだろ。さっさと座れ」
     遠慮のない言い方はやはり凛の兄だけど、兄だからか弟にはない気遣いがある。そこが冴と凛の違いだ。冴の向かいに座った時、背中に視線を感じて、顔を全方位に動かした。今、凛の気配を感じた気がする……気のせいか。
    「スムージーが飲みてえ」
    「ここ前から来たいって思ってたところなんだよね。何する?」
    「ブラッドオレンジとマンゴーな」
    「私はホウレンソウとレモンにする」
     冴がスタッフを呼んでメニューを注文した。冴を見たスタッフさんの目が驚きで見開かれた後頬を赤らめた。その気持ちよくわかります。潔は内心で同情した。潔も凛と一緒に出歩いている時、凛の貌に誰もが振り返るのを飽きるぐらい目にした。
    「先月の試合見たよ。冴、かっこよかった!あの中盤からの追い上げから針の穴に糸を通すような鋭いロングパス、何あれ神業かって!」
    「あの程度で神業だって言ってるうちは世界一になれねえぞ。俺を誰だと思ってるんだ」
     よく言えば自己評価が過不足無し、悪く言えば傲岸不遜。不屈の自己意識を持つ冴が、潔は好きだったりする。恋愛の意味合いではなく、一人の人間としてだ。
     しばらくは冴のスペインでの話が持ち切りだった。冴の話は楽しい。世界にはとんでもなくやばくてすごい奴らばっかりなんだと、そんな話を聞くとわくわくするし、相手選手を的確に分析する冴の慧眼は潔に良い刺激となる。
     注文の品が運ばれてきて、お互いに一口ずつ味わった後。
    「んで。お前ら何で喧嘩した?」
     ど真ん中を穿つ直球な言葉に、潔はむせかけた。
    「…凛から聞いたの?」
    「それ以外に何がある?」
     確かに。この天才MF様が海を渡って突然現れる筈が無いし、わざわざこんな都心のカフェを利用してまで弟の彼女と二人きりで会いたいなんて唐突に言う筈も無い。サッカーが上手くて異性にモテモテなのに友達のいない凛が頼れる相手と言ったら、目の前の人物しかいないのも事実だ。
     飲みかけのカップを置いて、弟同様に何を考えているのか全く読めない双眸を睨むように見つめる。
    「凛は何言ったの?」
    「潔と別れるかもしれない助けてお兄ちゃんっつってた」
     ぐしゃ。近くで何かがひねりつぶされるような音がした。ん?と気になって周囲を見渡すが、異変は見当たらない。視線を冴に戻して、胡乱に目を細めた。
    「凛がそんなこと言う訳ないじゃん。嘘だろ」
    「うるせえ。それよりさっさと話せ。凛の何に愛想つかした?」
    「まだ愛想つかしたって訳じゃあ…てか、愛想がついたのは凛、の方じゃ…」
     言っているうちに咽喉が苦しくなった。無意識に手元に視線を落とした。冴はさっさと話せと大きな態度であるが、潔が何か言うのを待っている。
    「…………最近、凛が、何を考えているのか、わからない」
    「サッカーとお前のことだろ」
    「うん……サッカーはまだわかるけど」
     少しだけ頬に熱が宿るが、振り払った。
    「そもそも、何で凛が一緒にサッカーしてくれんのかわからない…たまに凛が怖い時がある…たまにだけど…こっちをぐちゃぐちゃに壊してくるような、そんな感じ」
     冴の目が驚いたように見開いた。潔は冴の反応に気付いていない。ずっと自分の手元ばかりを見ているからだ。
    「凛に喰われていく気がするんだよ…頭からつま先まで全部、今までのサッカーを骨まで食うような、そんな感じ……だから、少しだけ、凛が怖い」
     サッカーの時だけじゃない。セックスする時にも現れる。目がぎんぎんに開いて、半開きの口からだらりと舌が垂れる瞬間――――その瞬間、凛の空気が一変する。全部を破壊してくるような、獰猛な獣に。
     パフォーマンスが落ちたことに気付いたのも、凛と身体を重ねるようになってから。最初の一回から一週間も経たず、凛の寮で、凛のベッドで、自然な流れで重ねた。それから重ねる回数が増えた。お互い高校生だからホテルに入れないし、潔の家には親がいるので、一人暮らしの凛の部屋ですることが自然の慣れ行きであった。
     反対に凛のプレーにキレが増してきている。重ねれば重ねる程、凛の性能が上がっている。最初はただそういう気がする、という感覚だったのが、確信へと変わった。あの表情をすればするほど強くなっているのだ。凛もそのことに気付いているのか、潔が弱くなろうとも強引に行為を求めるのだ。
     行為について、潔は嫌いではない。でも、好きと言えるかはわからない。好きかもしれないけれどはっきり好きとは言えない。凛の箍が外れる時の恐怖が、心の片隅を小さく蝕んでいる。
     冴は顎に指を添えた。その所作だけで目が惹かれる。
    「…お前、見たことあんのか?あいつの悪癖」
    「え?」
    「舌出して涎垂らす癖」
    「あ、うん…」
     冴も知っていたんだ。あの、凛の表情を。
    「あいつは……」
     冴の目が一瞬下を向いて、潔を真っすぐ射抜く。
    「…昔から俺が譲ってやったおもちゃを壊すわ。買ってもらったもんまで壊すわ。与えたもんから片っ端から壊しまくって壊しまくって、俺も俺の親も手を焼いた」
    「……う、うん…?」
     いきなり何の話か意味不明で、潔は頭を傾げた。
    「まだ俺が日本でプレーしてた頃、試合の時だったか。あいつのノリが最高で興奮もやばかった時、んな顔してた。そうなった時、あいつは一方的に破壊しまくる。まじで質が悪りい」
    「凛の一方的な破壊って……なにそれ、地獄絵図…?」
     しかしお陰でその年、冴と凛のチームは優勝杯を獲得したらしい。その一方的な破壊プレーを想像した潔は血の気を引かせた。
    「お前のことでもそうだろ?その反応から見ると最高に興奮したあいつの顔見たことあるだろ……パフォーマンスが落ちたのも凛のせいか?」
    「凛のせいじゃないよ…」
    「あいつのせいだろ。盛った猿みたいにがつがつがっついてお前の身体痛めつけやがって。いい加減にしねえと俺があいつのブツをぶった切ってやる」
    「それは止めてあげようよ…流石に凛が可哀想…」
     ちなみに周りの空気も三度くらい下がった。
    「お前もお前で凛を甘やかすな。嫌って時は嫌っていえ。じゃねえと調子に乗るぞあいつ」
    「そう、かな…凛を甘やかしてたかな…でも凛だって甘やかしてくれる時があるっていうか…」
     行為後とかは、気絶するように寝落ちする潔の身体を綺麗にしてくれたり、シーツを取り換えてくれたり、水を用意してくれたりと、普段見せない健気さがあるっていうか…。
     思えば思う程、凛って意外と優しいところがあったんだ、と悟った。しかもその優しさは誰にも見せないし、兄にも無いし、世界中探しても潔だけ……悟った瞬間、じわじわと顔と全身の体温が上がった。うわああああああ。顔を両手で隠して身体を折った。
    「…振られる可能性は無さそうだな」
    「でも、もしかしたら、凛が、私、を…」
     想像したら途端に泣きそうになった。ダメだダメだ。冴を困らせたらいけない。ぐっと我慢する。
    「あ?お前馬鹿か?なんで凛がお前を振るんだ?あり得ねえだろ」
    「だって…凛に、酷いこと、言っちゃった…今すぐ謝りたい…」
     机にふっ潰す態勢で、泣く寸前の表情を隠していると、冴から嘆息が漏れた。
    「謝るのはお前じゃなくて凛の方。てか、あいつも相当テンパってたぞ」
    「テンパってたって、なに?」
    「お前を怒らせたって。俺にどうしようって泣きべそかいて、潔と別れたくねえって電話越しに喚き回って」
     ガタアアアァっ
     直ぐ間近から盛大な音が鳴って、大きな体躯が影を差すように潔の背後に立つ。
    「誰が泣きべそかいて喚き回ったって?ああ?大嘘こいてんじゃねえぞクソ兄貴っ」
     凛だった。潔は伏せていた顔を上げて振り返った。蟀谷に何本も太い青筋を立たせた凛が、真後ろに立って怒り満点に冴を睨んでいた。そんな凛を、冴はさらっと受け流す。
    「良かったな、凛。まだ望みはあるみだいだぞ。今すぐ土下座して潔に謝れば許してもらえんだろ」
    「誰が土下座すっか」
     凛の怒号などそよ風のように受け流し、冴は伝票を持って席を立った。
    「会計済ませてくっから。その間待ってろ」
     ささっと店に入っていった冴に置いて行かれて、凛と二人きりになった。お互いに何も言わず、入口の前で立っていた。気まずい空気が流れる中、罪悪感がたまりに溜まった潔から、凛に向いた。
    「凛、あの…」
    「ぜってえに別れてやらねえ」
     言葉を遮るように、鋭く言い放たれて、潔は言葉の飲み込んだ。凛は潔から背けたまま続けた。
    「一年とか、んなもん知ったこっちゃねえよ。これからもお前は俺と同じピッチに立つんだよ」
     不意を突かれた気分だった。凛とサッカーができるのは、この一年だけだと思っていた…だから、“これからも”(そ)の言葉を使った凛に、少なからず意表を突かれてしまったのだ。
    「…いや、流石に高校卒業したら、できねえだろ?」
    「するんだよ」
    「どうやって?」
    「うるせえ。テメエの脳みそで考えろ」
     んな無茶苦茶な。普通に考えてみろよ、と言葉が出かけた時に、そっかと腑に落ちる。
     そしてこれまた驚いてしまった。ずっと、凛と一緒にサッカーがしたいと思っていたのは潔の一方的な思いで、いずれ凛は自分を置いて遠いところまで行ってしまう、そんな予感がしていたので……凛も同じ気持ちだったんだと気付かされた。
    「別れるつもりはねえからな。逃げられると思うなよ。お前は俺の傍にいろ。離れるんじゃねえ」
     言葉使いも語調もいつも通りだが、どこか覇気のない、小さく呟くような…………いじけた子供のように、潔には聞こえた。察した瞬間、花開くように、凛への愛おしさが加速した。
     凛。呼んでも凛は向かないだろうと思って、頬に手を添えた。凛の眼がやっと潔を写した。
     エゴイストで破壊者な、この糸師凛が――――世界一愛おしい。
    「ごめんな、凛。好きだよ」
    「うるせえ馬鹿潔」
     息を吸うように暴言を吐くし暴力振るってくるけれど、それも含めて凛が愛おしくて致し方ない。無性にキスがしたい。そう思った。
    「話は済んだか?」
     間に分け入るように、冴が距離を詰めて出現した。潔と凛は飛び跳ねた。
    「仲直りしたな?俺をこき使った代償は大きいぞお前ら」
    「冴もごめん。でも、ありがと」
    「別に気にすんな。俺は基本潔の味方だ」
    「冴…」
    「おい」
     冴に尊敬のまなざしを送る潔とは反対に、凛は兄をじとり眼で睨む。
    「俺はお前を気に入ってんだよ潔。凛、安心しろ。振られても俺がカバーしてやる。糸師家の嫁にさえなればいいんだから、別にお前じゃなくてもいい」
    「喧嘩売ってんのかクソ兄貴…っ!」
     潔の肩を抱いてぐっと寄せて、凛に似た相貌で妙な宣告をする兄に、凛は目を血走らせて睨んだ。
    「てか、潔にべたべたすんな!潔も簡単に許してんじゃねえ!」
    「醜い嫉妬は見苦しいぞ」
     潔を引っ張って冴から引きはがした。もしここで、潔が、正直冴もいいなって思ったなんて台詞を言ってしまったら、今度こそ骨肉の争いが生まれかねない。
    「店頭に突っ立ったままだと迷惑になるな。行くぞお前ら」
    「行くってどこに?」
    「凛とお前の服買いに」
    「いやいやそんないいよ~」
    「いい加減に凛のデート服選びに付き合うの疲れたから今から買いに行く。潔も好きなの買ってやるぞ」
    「だからいいって。悪いしさ~」
    「俺の年俸いくらだと思ってるんだ?未来のお義兄様に甘えろ」
     口こそ悪いが面倒見があるのが、凛との大きな違いだ。後に潔は知ることになるのだが、凛が小さかった頃は、弟の面倒をよく見る優しいお兄ちゃんだったという。そのことを、糸師兄弟を生んだ母たる人物から聞いた潔は、冴のような兄が欲しかったなあっと心底羨んだ。
     冴は有言実行の塊であった。宣言通り、潔と凛の服を片っ端から買いあさった。潔がいつも利用する量販店物ではなく、ハイブランドの店へと入り(俺の勘、ここで買う)、試着したものから全部一括購入したのだ。凛の分もまとめて。しかも何店舗も梯子した。支払いがとんでもないことになってるだろうに、当の本人は全く気にも止めていない。冴曰く、一億円なんてはした金レベルらしい。荷物は全部凛が持った。潔は始終冴にエスコートされていた。冴は言葉使いさえなければ紳士的で隣にいるだけでも楽しいと感じてしまう。傍から見たら凛とではなく冴とデートしているようで、それが凛の堪忍袋をかなり刺激した。
     回らない鮨屋での食事を終えて、冴はホテルへ帰って行った。凛がずっと抱えていた荷物を分けて持って、帰路を辿る。
    「なあ、凛」
    「あ?」
     二人きりになるのは二日ぶりだっていうのに、それ以上の月日が流れた感じがする。隙間を埋めるように、凛の右腕にそっと頭を置く。鼻孔に凛の匂いが掠った。
    「今日は、凛の家に、泊まっていい?」
     凛が一瞬たじろいだ。
    「だめ?」
    「………ダメじゃねえ、が」
    「が?」
    「………添い寝で我慢してやる」
     潔は目を丸くしてから、小さく噴いた。
     この後、玄関の戸口をくぐると同時に、凛の後頭部を抱き寄せてからキスをすることになる。
    「添い寝じゃ嫌だっつったら、どうする?」
     この時の凛の、ごくりとのど仏を鳴らした顔を、潔は忘れない。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖💖💖💖💖💖💖💖❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤😍😍😍💖👏🙏💴💯💘😭💜💖😭🙏💖🙏🙏🙏💖💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    07tee_

    MEMO100パーセント妄想!!!!!
    一学年繰り上がりました。bllの無い世界線で同じ高校に通いながらサッカーをするrnis♀。
    息するように受けが女体化してるので注意。
    またもやse兄貴がめっちゃでしゃばる。se兄貴はきっとisg気が合うだろうなと想像しながら書いた。若干のキャラ崩壊あり。itsサンドのプリクラが切実に見たい。
    あとちょっとで終わります。
    凛と一緒(15) 五月のゴールデンウィークも部活はあるが、フルではない。偶には息抜きも必要ということで休暇が与えられている。休みの日はどちらかの家に入り浸るか、公園でサッカーするか、東京の街に繰り出すかだ。その日、凛と一緒に映画を見る計画を立てていた為、地元の映画館へ行くことになっている。筈だった。
    「で、お前ら何観に行くんだ?」
    「ピエロが出てきてめっちゃ襲ってくる映画だって」
    「趣味悪い。どうせそれ凛の趣向だろ?あいつに合わせてると甘える一方だぞ。嫌な時は嫌だってはっきり言え」
    「これでもホラーには慣れて来たところなんだよ、凛のお陰でさ。それに凛も楽しみにしてたんだし……な、凛!」
     潔は左隣に顔を向けて声をかけた。並列して歩く凛の顔はかなりの渋顔で、負の感情をまき散らしていた。
    5078

    07tee_

    MEMO100パーセント妄想!!!!!
    一学年繰り上がりました。rnis♀でrn(高二)がisg♀(高三)と一緒にサッカーするために一難学校に転校した、bllの無い世界線。
    息するように受けが女体化してるので注意。
    rnis♀仲直り回。se兄貴が仲介する。今後も喧嘩したする場合はse兄貴が武力介入することになる。se兄貴isg推しでこっそり狙ってる。
    凛と一緒(14) これまで凛と喧嘩したことは何度かあった。喧嘩といっても猫のじゃれ合い程度のもので…凛の暴言とか我が儘が原因によるものがほとんどで、苛立ちはするもの激怒する程でもないので受け流して終了させるのが定例だ。凛が謝ったのは、付き合うことになったあの一度だけである。今回ばかりはそうもいかなくなってしまった。
     ああああ。吹き溜める感情を吐き出そうとして声が漏れる。凛、完全に怒ってた。夕飯食べずに帰ってしまったし。どんな顔をして会えばいいんだか。ていうか、凛の怒りが消えてなかったらどうしよ。今回は潔に非があると認めざるを得ない。
     このまま気まずいまま、お互いに距離を空けて、自然消滅してしまったらどうしようか。いや、凛から捨てられるかもしれない。そんなことになったらどうしよう。サッカーはやってくれるかな。ここまでやっておいて、チームメイトに戻れるだろうか。無理な気がする。別の子と付き合い出したらどうしよ。何も考えたくない。考えたくないのに、嫌な想像ばかりが膨らんでしまう。
    6728

    related works

    07tee_

    MEMO100パーセント妄想!!!!!!!!
    isg♀(高二)と同じ学校に通うrn(高一)のrnis♀。kr君回前編。kr君をかませキャラにしてしまった。性格がかなりひどくなってる。kr君ファンの方ごめんなさい。kr君とisg♀が付き合ってる表現ありますが、kr→isg♀です。前提ではありません。
    凛と一緒(4) 今更ながらではあるが。凛はとてもモテる。顔が良くてサッカーも上手ければ、女子が黙っていないのも無理はない。前の学校でもモテていた筈だと潔は推理し、部活帰りの途中で、実際どうなんだよと尋ねたところ、本人は知らねえとばっさり切り捨てたけれども、絶対にモテてた筈だと仮定した。でもサッカー馬鹿の凛が多田ちゃんらのように彼女がほしいだのモテたいというだのの欲望を持ち合わせていないのを知っているので、モテていたという自覚が本人には無いんだろうと考察する。凛の頭の中は基本サッカーしかない。
     どうしてこのような話の流れになったかというと、全てはあの体育祭にある。あの後、凛の人気が急上昇したからだ。今一番モテる男は誰かと聞くと、間違いなく糸師凛である。あの奇跡的プレーが全学年女子の心を射抜いたのだ。潔もまたこれまでほとんど話したことのない女子生徒から話しかけられることが倍増した。ほとんどが凛との橋渡しだ。頼まれたら断ることのできない潔は凛宛のラブレターを手渡す役回りになっていた。凛は全て拒否したけれども。
    6404