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    Runagr

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    5月頒布「XOXO-Kiss&Hug-」続き時空、パラロイ軸ブラネロ。社会的契約にまつわるプロポーズ話です。なんでも許せる人向けです。

    #ブラネロ
    branello

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    Runagr

    PROGRESS0919に出す予定(だった)ブラネロ本の進捗で……
    ・オリキャラ、約束の独自解釈
    ・全部終わった後という捏造
    ・なんかもう付き合ってるっぽい
    みたいなところにご注意ください
    マーベリックの恋人たち(仮)「これはネロに」
     賢者さんがこちらの世界に持ち込めたものは少ない。
     帰路に着いていたところを急に連れてこられたというのだから、仕方のないことではあったが。
    「確か、知人の結婚式の時に使ったんですよ……あ、ちゃんと洗いましたから」
    「……まだ何も言ってないよ」
    「口下手なネロの代わりに」
     賢者さんが唯一この世界に持ってこられたのは手にしていた鞄一つだけだった。その底に眠っていたのだという割には皴一つない、きれいに四隅がぴったりと折りたたまれた白のハンカチーフを急に俺へと差し出したのだった。窓の外の昼下がりの柔らかい光をつやりと反射する生地は、おそらく絹で織られているんだろう。
     俺の性分を良く知るだろう賢者さんが突然そんなものを渡してきたことに、当然、困惑してしまった。そのまま受け取ってしまうのも、やんわりと断ることも、どちらも正解ではないような気がした。俺はただ、現実逃避のように、不躾にもそのハンカチーフの価値を見定めることに躍起になってしまう――。
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    44_mhyk

    SPOILERイベスト読了!ブラネロ妄想込み感想!最高でした。スカーフのエピソードからの今回の…クロエの大きな一歩、そしてクロエを見守り、そっと支えるラスティカの気配。優しくて繊細なヒースと、元気で前向きなルチルがクロエに寄り添うような、素敵なお話でした。

    そして何より、特筆したいのはリケの腕を振り解けないボスですよね…なんだかんだ言いつつ、ちっちゃいの、に甘いボスとても好きです。
    リケが、お勤めを最後まで果たさせるために、なのかもしれませんがブラと最後まで一緒にいたみたいなのがとてもニコニコしました。
    「帰ったらネロにもチョコをあげるんです!」と目をキラキラさせて言っているリケを眩しそうにみて、無造作に頭を撫でて「そうかよ」ってほんの少し柔らかい微笑みを浮かべるブラ。
    そんな表情をみて少し考えてから、きらきら真っ直ぐな目でリケが「ブラッドリーも一緒に渡しましょう!」て言うよね…どきっとしつつ、なんで俺様が、っていうブラに「きっとネロも喜びます。日頃たくさんおいしいものを作ってもらっているのだから、お祭りの夜くらい感謝を伝えてもいいでしょう?」って正論を突きつけるリケいませんか?
    ボス、リケの言葉に背中を押されて、深夜、ネロの部屋に 523

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    plenluno

    DONE泣けないアシストロイドは誕生日の夢を見るか。

    ネロさん誕生日おめでとうございます!!!
    色々あって大遅刻ですが、パラロイのブラネロでお祝いさせていただきます!
    ブラッドリーがネロと出会った日をお祝いしようとしてジタバタする話。
    視点の切り替わりごとに章区切りをしていて、全8章になります。
    誕生日要素ふんわりな感じで、温めてたネタをちょこちょこ昇華した仕様になりましたが楽しく書けました😊
    アシストロイドの落涙

    ザザ…とノイズが走り、ざらついた視界でアシストロイドとしての「死」を認識する。
    自分が何のために生きて、この死に何の意味があるのか。
    そもそもアシストロイドにとっての「生」「死」とは何なのか。
    たとえ自分が「心」など、「感情」など持たない身の上でも、今際の際にそれらについて思考するくらいは許されたいものだ。
    そうだな、自分は元はといえば調理や給仕を行うために設計されたのだから、調理や給仕が自分にとっての「生きる目的」、ということになるだろうか。
    だとしたら。
    ――最後にもう一度、俺の作った飯を誰かに食べてもらいたかったな。
    ぽつりと呟いた言葉はもはや意味をなさない雑音に等しかったが、決して無意味ではなかった。
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    t0mic0x0shi

    DONE魔法舎で猫と戯れるファウストを見たり、ぐるぐるしたりするフィガロな感じです

    フィガファウ?フィガファウな気持ちで描きました
    【フィガファウ】猫になれば猫になれば


     ふ、と集中力が途切れた。情報の塊として脳内で処理されていたものが紙面に書かれたただの文字の羅列に感じられ、フィガロが落としていた視線を上げると、俯く形で固定されていた首がわずかに軋む。筋を伸ばすように首を軽く回し、膝の上に広げていた書物を栞もはさまず閉じた。
     フィガロが腰を落ち着けている1人掛けのソファは、中庭を臨むことができる窓際に置かれたものだ。右手で書物の分厚い表紙をなぞりながら、肘掛けに左腕で頬杖をつき、なんとはなしにガラスの向こうに目を向ける。天井高に大きく取られた窓には一定の量の光しか入らない魔法がかけられているため、図書室に比べて外は明るく見えた。
     最近任務が立て込んでいたこともあり、たまには息抜きも必要だと、今日は授業も何もかも休みにすることにした。中央の国もそうしましょうとオズに持ちかけ休日を得たリケとミチルは中央の国の市場に行っている。カインとルチルとレノックスも共に出かけて行くのを見送ったのは、日が昇ってすぐのことだった。
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