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    Lope

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    全年齢の小説はこれからこっちに投げるかも
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    Lope

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    昨日ホットケーキまんを食べたときに降りてきたぶぜまつSSです。コンビニのイートインスペースも自CPにかかると爆エモデート空間になるんだなあ ろぺを

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    #ぶぜまつ
    japaneseClethra

    コンビニのイートインスペースとぶぜまつ 突き刺すような寒空の夜。コンビニエンスストアの入口横、背もたれの短い無機質な椅子の背もたれに、松井江が腰掛けている。店内は暖房が効いているとはいえ、ドアが開くと冷たい風が容赦なく入ってくる。そのため松井は防寒具のショートコートとマフラーを身に着けたままであった。
     松井はどこかそわそわした様子で、長い脚を何度も組み直している。窓ガラスには、外があまりに暗すぎるせいか、松井の整った顔が反射して映っていた。寒さのせいか、鼻のあたりがほんのりと紅くなっている。松井がその紅色をまじまじ見つめていると、後ろから声をかけられた。

    「悪い、待ったよな」

     振り向く松井の瞳には、ダウンジャケット姿の豊前江が映っていた。豊前は手に持ったものを机に置いて、それから松井の隣の椅子を引く。そこへ腰を下ろすと、豊前は松井に太陽のような笑みを見せた。

    「ほら、まつの分」

     豊前に差し出されたピザまんは、まだ熱を保っていて少しだけ湯気が出ていた。橙色のふっくらした生地の下には、トマトソースとチーズが隠れている。松井はピザまんを受け取ると、興味深そうにしげしげと眺めていた。

    「すげぇ見るじゃん」
    「あっ、すまない……こういうところで、こういったものを食べる経験がないから……」

     雪のように白い頬が、見る見るうちに朱に染まる。松井が豊前の手元をちらりと見やると、茶褐色の中華まんが目に入った。

    「豊前のは……チョコ味、とか?」
    「そ、チョコ。期間限定なんだってさ」

     そう言いながら、豊前は早速茶褐色の生地にかぶりついた。豊前って甘党だったかと思いながら、松井も橙色の生地を食む。かじった生地の下からは、隠れていた紅いトマトソースが露わになった。
     そのトマトソース部分を食べようとしたところで、豊前が二の腕をちょんちょんと突いてきた。松井が豊前の方を見ると、豊前は己の分であるはずのチョコまんを半分に割って、松井へと差し出してきていた。松井はその意図を汲めず、困惑したようにチョコまんと豊前の顔を交互に見る。

    「……えっと、豊前?」
    「一口、食ってみ」
    「えっ、いやいや……奢ってもらったのに、豊前の一口まで貰ったら、申し訳ないよ」

     遠慮がちな松井を見て、豊前は拗ねたように口を尖らせた。

    「……桑名のおやつとかは、ちょいちょい食うのに?」

     豊前の表情を見て、松井は眉尻を下げた。

    「それは、その……あれだよ、普段無理に畑仕事をさせられてる分の仕返しというか、畑仕事を手伝ってあげた分の報酬の取り立てというか、」

     あわあわと早口で弁解する松井。その困ったような顔に愛しさを覚えて、豊前の拗ねたような表情は次第に柔らかくなっていく。

    「じゃあこれもさ、俺に無理矢理連れてこられた仕返しってことでいいからさ」
    「そんな、連れてきてくれたのに仕返しだなんて」
    「ほら、」

     豊前が再度チョコまんを差し出してきた。茶褐色の生地の中には、たっぷりのチョコクリームが入っている。松井は観念したように、そのチョコまんにかぶりついた。
     柔らかな生地の食感。チョコクリームの甘苦い濃厚な味。それらを味わっている松井の顔を、豊前は嬉しそうに見つめている。

    「……美味しい」
    「そっか」

     に、と笑う豊前の顔を間近で浴びて、松井は頬を紅潮させてしまう。照れを隠そうと、松井も先程一口かじったピザまんを豊前へと差し出す。

    「いいのか? まつ」
    「僕だけ貰ってばかりなのも、嫌だから」

     松井のかじった跡からは、トマトソースが覗いている。豊前は躊躇なく、松井のかじった場所に少し被る位置へかぶりついた。

    「ん、うめえちゃ」

     もぐもぐ、と口を動かしている豊前。その豊前の横顔へ、松井の熱を帯びた視線が送られる。そうしてまじまじ見つめていると、視線を感じた豊前が振り返ってきた。

    「ぁ、」

     不意に豊前と目が合ってしまい、松井の胸の奥がぶわりと熱くなる。顔が赤くなるのを誤魔化すように、松井はピザまんへと大きくかぶりついた。その横顔を穏やかな表情で見つめながら、豊前は半分に割ったチョコまんを食べている。
     食べ終えた松井が豊前の方を一瞥する。すると再び豊前と目が合って、松井は思わず顔を逸らしてしまう。その一連の仕草が可愛らしく映って、豊前は思わず指先で松井の頬を軽く突いた。

    「な、何」
    「いや……どうしたのかな、って」

     豊前がニヤニヤと松井の顔を眺めている。照れのあまり、松井はその顔を直視できなかった。顔を逸らしたまま、松井は豊前に尋ねたかったことを口に出す。

    「どうでもいいことなのだけれど、豊前って甘党だったのかなって」
    「いや? ……何で?」

     小首を傾げてみせる豊前。そこで松井はようやく豊前の方を見た。

    「ほら、さっき、チョコのやつ食べてたから……」
    「ああ、」

     合点がいった瞬間、笑顔を見せる豊前。不意に間近で燦々とした笑みを浴びせられて、松井の胸が高鳴る。

    「それはほら、そろそろバレンタインやけ。一口でもまつに一番乗りでチョコ食わしてたかったんだよ」
    「……えっ?」

     予想だにしていなかった答えが返ってきて、松井は目を白黒させる。

    「えっでも……バレンタイン、二週間くらい後、だけど……」
    「いるかもしんねーだろ、一日二日くらい抜け駆けする奴が」
    「そ、そう……かな?」

     考え込んでしまう松井。

    「俺より前は誰にも走らせたくねぇからな。万全を期して、ってやつだよ」

     胸を張る豊前が、松井の目にはとても輝いて見える。誰にでも優しくて誰からも好かれる豊前が自分には特別な執着を見せている事実が嬉しくて、面映ゆくて、松井は表情を綻ばせてしまう。

    「豊前のそういうところ、本当に可愛い」
    「えっ?」

     俺は可愛いじゃなくてカッコいいって言われたいのに、と再び豊前がやや不満そうに唇を尖らせた。
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    Lope

    DONEぶぜまつの日ということで、現在書いているぶぜまつエロの導入部分を先行してこっちでupします。ほんのりとホラーテイストだけど、ここからエロになります。信じてください。

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    万屋街の片隅で、僕たちは 万屋街には、松井江の姿をした幽霊が現れる。そのような噂が方方の本丸でまことしやかに囁かれ、ついには政府も調査に乗り出す事態となってしまった。
     政府の調査機関には、多くの本丸から目撃情報が寄せられた。それらを精査していく過程で、その幽霊と遭遇しやすくなる条件や幽霊の詳細な挙動が明らかになっていった。
     その松井江の姿をした幽霊は、豊前江の姿があるときに高確率で目撃される。しかしその近くに同じ本丸の松井江や、霊や怪異にまつわる逸話を持っていたり寺社に祀られていたことのある刀剣男士がいると、いつの間にかその姿を消してしまうという。
     また、その幽霊は万屋街の外れにある空き家付近に頻繁に現れる。更に、その幽霊は一振でいる豊前江に近づいてきて、その空き家に誘い込もうとしていたという事例も複数報告されている。そのいずれの事例でも、同じ本丸の松井江が豊前江を呼び止めた瞬間に幽霊が姿をくらませていたため、刀剣男士や審神者等に対しての被害は無かった。
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    Lope

    DONE昨日ホットケーキまんを食べたときに降りてきたぶぜまつSSです。コンビニのイートインスペースも自CPにかかると爆エモデート空間になるんだなあ ろぺを

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    コンビニのイートインスペースとぶぜまつ 突き刺すような寒空の夜。コンビニエンスストアの入口横、背もたれの短い無機質な椅子の背もたれに、松井江が腰掛けている。店内は暖房が効いているとはいえ、ドアが開くと冷たい風が容赦なく入ってくる。そのため松井は防寒具のショートコートとマフラーを身に着けたままであった。
     松井はどこかそわそわした様子で、長い脚を何度も組み直している。窓ガラスには、外があまりに暗すぎるせいか、松井の整った顔が反射して映っていた。寒さのせいか、鼻のあたりがほんのりと紅くなっている。松井がその紅色をまじまじ見つめていると、後ろから声をかけられた。

    「悪い、待ったよな」

     振り向く松井の瞳には、ダウンジャケット姿の豊前江が映っていた。豊前は手に持ったものを机に置いて、それから松井の隣の椅子を引く。そこへ腰を下ろすと、豊前は松井に太陽のような笑みを見せた。
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    Lope

    DONE松井くんが催眠アプリを使ってりいだあにあれやこれやさせようとする全年齢向けのSSです。
    新刊の発送も終わったのでこちらもパス無しで改めてupすることにしました。

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    Sugar-rich DESIRE 自室で通信端末の画面を見つめながら、松井江は首を捻っていた。まさか、噂で聞いた催眠アプリなるものが実在していようとは。松井は少し調べてみたが、セキュリティ的に問題があるような情報は見当たらなかった。かなりの胡散臭さを感じつつも、興味のほうが先行してしまって、松井はそのアプリを端末にダウンロードしてしまっていた。
     アプリをインストールしている間、松井は懸想している相手の顔を思い浮かべていた。松井の脳裏に浮かぶのは、燃えるような紅の瞳と、笑ったときに覗く白い歯。それらを想起しただけでも、胸の奥が甘く締めつけられる。
     そうしてアプリを起動すると、端末の画面に操作方法の説明が表示された。操作は至って簡易なもので、起動してから画面に表示されているボタンに触れて、その画面を相手に見せると催眠にかけられるようだ。解除するにはアプリを終了させるか、端末の電源を再起動すれば良い、とも記されている。
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    hydroxidestar

    DONE戦闘の余韻抜けなくてキスしちゃう

    松井の腰が抜ける

    ぶ「キスだけでいかせてやんよ」

    事に及ぶ

    「指舐めて」と松井の口へ近づける。

    これで書けばよくない?と思い、書きました!!
    身も恋も溶かすのはきみヒトリ「やあ、松井江。出陣お疲れ様」
    「蜂須賀虎徹、ただいま。今日は君が昼当番なんだね」
    「ああ。すぐに食べるかい?」
    「そうしたいのだけど豊前が帰還途中から眠そうでね……。寝かせてきたらすぐ食べるよ」
    「了解した。きみたちの分は取り分けておくね」
    「ありがとう」

    上手く誤魔化せただろうか。
    豊前が眠いというのは、嘘だ。僕も豊前も戦闘の興奮がまだ体に燻っていて、興奮している。周りに悟られないよう平静を装っているが、それにも限界がある。なんとか部屋に辿り着くなり、豊前は噛み付くようなキスをしてきた。熱い、溶けそうだ。
    唇が合わさっただけなのに、全身が沸騰したように熱くなっている。お互いのジャケットは畳の上に放り投げた。後で畳まないと皺になるなあ、なんてことを考える余裕はこの時まで。豊前はキスを続けながら、僕の胸を弄る。つねったり摘まんだり。裾から入り込んだ長い手が伸びてきて、胸や腹をまさぐる。うそれだけで思考は停まりそうなのに、豊前はキスを止めない。何度も何度も舌を絡め取られて、豊前の唾液が僕のと混ざる。
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