「果報を寝て待つ」の話になりきらなかった部分〇マァムやメルルにポップが戻って寝ていることを伝えるレオナ
「え?そうなの。でも大丈夫ね……きっと大丈夫ね」となるマァムと、「わかりました、では休みます」となるメルル。
〇フローラとレオナ
「ポップ君が戻って休んでいます。おそらくダイ君の居所はわかっていて、少なくともダイ君は安全だと思います」
「あなたがそう言うならそうなのでしょう。皆には私から伝えておきます。それからあなたも休みなさい」
そういってレオナを休ませて、今夜の歩哨にはダイが戻ってきたら自分にだけ連絡するように伝えるフローラ。
戻ってきたダイが「なんか、ちょっと恥ずかしいや」と、照れくさそうに笑ったのを見て安堵しながらも「じゃあ今日は此方で休みなさい」と別室で休むように言う。
己の首にかけていたアバンのしるしを取り出し「これで、あの子たちに託すことができるのね」と嬉しそうに寂しそうに言うフローラ。