もしも、子ヒュンがロカレイ夫婦に育てられていたら 最近TLをにぎわせていた「もしもヒュンケルがロカレイラ夫婦に引き取られてマァムと義兄妹として育っていたら」
これは、ヒュンケルとアバンの関係を見ても、面白いIF設定だなと思った。
この設定は、アバンがヒュンケルをロカレイラ夫婦に預けるところから始まる。そして、その後の展開としては次のパターンが考えられる。
① そのままヒュンケルが成人までネイル村で育つ光の長兄まっしぐらコース
② 途中で魔界に行き、不死騎団長になるコース
大きく分けるとこの2パターンかな、と思う。
どちらのコースもアバンとの関係が興味深い。
まず、①光の長兄コース
これは、最初は、とげとげして感情がささくれ立っている子ヒュンが、ロカ一家と生活するうちに打ち解けていくのだろう。
もちろん、アバンだって、預けっぱなしにするはずないので、頻繁にネイル村を訪れて、ヒュンケルを指導する。
その中でマァムも指導する。
そうしていくうちに、ヒュンケルの感情が落ち着いてきて、遂に、アバンがバルトスのことを話せるようになる。
こ、これは、平和にアバンと和解できるコースでは・・・!と期待した。
一方②不死騎団長コース。
これは、ヒュンケルがどこで魔界に行くかによってだいぶ違うだろう。
ヒュンケルが、途中で魔界に行くとなると攫うくらいしかなく、あのヒュンケルを攫って不死騎団長にするんだから、やっぱりそれなりに幼いうちにヒュンケルを手に入れておかないと難しいと思う。
とすると、せいぜい12~15歳くらいまでにさらわれることになるのでは。もっと小さいかも。
アバンへの憎しみ、誤解はそのままで、でも、アバンとの旅だけでなく、ロカ一家にもよくしてもらったことの記憶が加わり、より葛藤が深いことに・・・。
比較的原作に近いけれども、よりヒュンケルの苦しみが大きくなりそうだ。
また、不死騎団長コースとしては、アバンと和解し、バルトスがアバンにヒュンケルを託したことを知った上で、魔界で脅されて戦わされるという可能性もあるかな、と思う。
そうすると、不本意ながらも不死騎団長を務めることになり、「いっそ、お前が俺を殺してくれ、アバン・・・。」とまで思いつめる方向になってしまうような気がする。
うーーーん、これはしんどい。
いずれにしても、色々な可能性がある。
こんな設定の師弟、いかがでしょうか。