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    ゆきこ

    軌跡のロイド沼在中、支援課箱推し。ロイド君を中心に色々雑多に放り投げてます。正直地雷原のようなものだと思うので自衛をお願いいたします。
    Rとかこれはちょっと、という話はこそフォロ限定にしておりますがどうかご了承くださいませm(_ _)m

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    ゆきこ

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    ロイドとリィンをコンビで動かすにはと考えてたら出来たもの。チェインクロニクルの世界に飛ばされてしまった2人の話の序盤だけ。

    #軌跡
    locus
    #チェインクロニクル
    chainChronicles
    #ロイド・バニングス
    lloydBannings.
    #リィン・シュバルツァー
    linSchwarzer.

    チェンクロの世界に飛ばされたロイドとリィン突然眩しい光に包まれたロイドとリィン。
    目を開けたらそこには見たこともない景色が広がっていた。
    別々の場所にいたはずの自分たちが何故一緒にいるのか。果たしてここはどこなのか。
    戸惑いながら辺りを見回していれば、グルルルッと唸り声がする。
    そちらを見ればやはり見たことのない魔獣がこちらに敵意を剥き出しにしていた。

    「…ロイド」
    「ああ。やるしかなさそうだな。ここがどこか、相手がどんなヤツかも分からないんだ、慎重に行くぞ?」
    「ああ!」

    そして互いに背を預けると、向かってきた魔獣と戦い始めた。



    万象鏡が光り、またしても異変の現場に飛ばされた義勇軍のユーリ達。
    そこでは、見たことのない人たちが敵を相手に戦いを繰り広げていた。

    「大変だ!助太刀しなきゃ!」
    「…いえ、必要なさそうですよ?ピリカ」
    「へっ!?……うわあ、すごいや!あの二人、息もピッタリだし、とても強い!」

    目の前の光景に息を飲む一行。
    戦っている二人はピリカの言う通り互いに背を預けながら息を合わせて戦っている。
    残りの敵も少なく、助けに入る必要はないとしばらく見守っていれば、最後の一匹を倒してそれぞれ得物を構えたままこちらへと近付いて来た彼らは、警戒しながら話しかけてきた。

    「君たち、一体どこから来たんだ?急に気配が現れたから驚いたんだが」
    「敵意はなさそうだけど、何者だ?それにここは一体どこなんだ?」
    「あ~、オイラたちは義勇軍だよ。ここはユグドの…、多分副都の近くじゃないかな」
    「ユグドに副都?…聞いた事がないな。君はどうだ?リィン」
    「俺も聞いた事はない。…それに義勇軍、だったか?それも初めて聞くな」
    「そっか。やっぱり異世界から来たんだね」
    「異世界?」
    「そう。ここは君たちがいたのとは違う世界だよ。…詳しい事はオイラたちにもわかんないけど、君たちは今この世界で起きている異変に巻き込まれて、元の場所からここに飛ばされてしまったんじゃないかな」
    「これまでにも何度か別の世界から飛ばされて来た人たちがいましたからね。…申し遅れました、私はフィーナ。そちらの小さくて飛んでいるのがピリカ、そしてこちらの無口な方が隊長のユーリさんです」
    「よろしく」
    「ユーリにフィーナ、ピリカだな。俺はロイド、こっちが…」
    「リィンだ。よろしくな」
    「うん、よろしく!…リィンの声、何か聞き覚えがあるね?」
    「ヘリオスさんの声と似ているからでしょう。それじゃ、ひとまず副都まで行きましょうか」
    「そうだな。ここで立ち話も何だし、町があるならそこでゆっくり話した方が良いだろうな」

    こうして一行は副都へと移動を始めたのだった。
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    ゆきこ

    TRAINING支援課とセシル姉で、支援課に来たセシル姉に1日振り回されるロイド君というお題をいただいて書いたもの。セシル姉は結構難しくて、あの天然ほわほわ具合とか上手く表現出来ませんでした(泣)。振り回され具合とか色々物足りないなあと思うけど、これ以上思いつかなかったので今回はここまでという事にさせてください!
    今回ロイド君の口調はあえて零に寄せてます。セシル姉の前だと弟君が強く出るんじゃないかなと思ったので。
    「ねえ、ロイド。次のお休みの日に、支援課にお邪魔しても構わないかしら?」

    ロイドにとって姉のような存在であるセシルがそんな事を言い出したのは、支援要請を受けてロイド達がウルスラ病院に顔を出した時の事だった。近頃はアルモリカ村の療養所にいる事の方が多いのだが、この日はたまたま病院にいたらしい。
    彼女の突飛な言動にある程度慣れているメンバーだが、予想もしていなかった言葉にさすがに驚き、どうしてか、と尋ねれば、意外と(というと失礼だが)まともな答えが返ってきた。

    「だって貴方たち、ずいぶん忙しいんでしょう?だから、みんなのお仕事の様子をちょっと確認したいと思って」
    「いや、大丈夫だから、セシル姉…」
    「過労で倒れてしまったら元も子もないわ、ロイド」
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    ゆきこ

    DOODLEランディとロイドでお題ガチャを引いて書いたプチシリアスな話。時期は零中盤くらいでしょうか。しかしガチャの内容からは少しそれたし甘々が書きたかったはずだったのになぜこうなったorz
    相棒にしては距離が近いけど出来てはいないのでランロイとは言えない。タグ付けに悩む2人ですね。
    そして今回はちょっと弱いロイド君なので苦手な方は注意です!
    嫌なことがあっても絶対に口には出さないロイド。態度にも出していないつもりだけどなぜかそういう時に限ってランディが自分の膝に乗っけてはガッチリホールドしてくる。「離して」と暴れても力では勝てず大人しくなるが、最終的にはランディの優しさと温もりに毎回ぽろぽろと涙を零してしまう。ランディは何も言わずにロイドの頭を撫でている。



    ロイドは嫌な事があっても口には出さない。
    リーダーだからという気負いや目標としている人物に近づきたい、そして仲間に心配をかけまいという強い思いがあるのだろう。
    だが少し水くさいのではないかとランディは思う。
    支援課が発足してから何か月も寝食を共にし、互いに背中を預け合って来たのだ。もう少し甘えてくれたっていいのに、と思い、しかし未だ自らの過去を全て打ち明けられてはいない事を思い出して、どの口がそれを言うのか、と苦い笑みを浮かべる。
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