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    だみぃにゃん

    @pumpkincat02

    陳情令で沼に足を滑らせました。
    ここにないものはぴくしぶに収納済。

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    だみぃにゃん

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    煮凝りさんのイラストにもタグを発見しまして!!
    こそこそこそっとな

    曦澄も好物です(/ω\)


    自分の兄さま像がまだボヤっとしている。

    #魔道祖師
    GrandmasterOfDemonicCultivation
    #曦澄
    #藍曦臣
    lanXichen

    ああ、嬉しい。
    喜びに涙が伝う。
    愛しい猫がやっと膝の上にきてくれた。
    この猫ときたら目を離せば、
    無茶をして怪我を負い。
    虚勢を張って不調を誤魔化す。
    構って欲しいくせに牙と爪を立てる。
    つんつん、つんつんとこちらの気を揉ませてくれる。

    それでも可愛いと感じるのは、
    過激な所作の裏にはわかりにくい優しさ。
    気を許した身内には、鞭を振りかぶりながらもとことん甘く。
    酒に酔い、擦り寄ってきたかと思えばべしべしとこちらを叩いてくる。
    こちらを上げて落として、上げて落として。

    じわじわ距離を詰めること数年。
    やっと膝の上に。
    この腕に抱くことができた。
    だが焦ってはいけない。
    私は知っている。
    安心し切った可愛らしい顔を、その美しい毛並みを撫でようものならば、すぐにまた彼は爪を立てるだろう。
    そうなればうっかり気を許した事を恥じ、次はいつ膝に来てくれることか。

    不可焚燒雜物 不可交頭接耳
    不可交往過密 不可夜不歸宿
    不可威脅他人 不可考試掛科 ...


    今まで耐えたのだから、このくらいなんの。
    健やかに眠る愛しい猫を、足が痺れようとも、痛もうとも、決して起こさぬよう、家規を私は一晩でも二晩でも唱え続けよう。
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    PROGRESS恋綴3-5(旧続々長編曦澄)
    月はまだ出ない夜
     一度、二度、三度と、触れ合うたびに口付けは深くなった。
     江澄は藍曦臣の衣の背を握りしめた。
     差し込まれた舌に、自分の舌をからませる。
     いつも翻弄されてばかりだが、今日はそれでは足りない。自然に体が動いていた。
     藍曦臣の腕に力がこもる。
     口を吸いあいながら、江澄は押されるままに後退った。
     とん、と背中に壁が触れた。そういえばここは戸口であった。
    「んんっ」
     気を削ぐな、とでも言うように舌を吸われた。
     全身で壁に押し付けられて動けない。
    「ら、藍渙」
    「江澄、あなたに触れたい」
     藍曦臣は返事を待たずに江澄の耳に唇をつけた。耳殻の溝にそって舌が這う。
     江澄が身をすくませても、衣を引っ張っても、彼はやめようとはしない。
     そのうちに舌は首筋を下りて、鎖骨に至る。
     江澄は「待ってくれ」の一言が言えずに歯を食いしばった。
     止めれば止まってくれるだろう。しかし、二度目だ。落胆させるに決まっている。しかし、止めなければ胸を開かれる。そうしたら傷が明らかになる。
     選べなかった。どちらにしても悪い結果にしかならない。
     ところが、藍曦臣は喉元に顔をうめたまま、そこで止まった。
    1437

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    PROGRESS恋綴3-2(旧続々長編曦澄)
    転んでもただでは起きない兄上
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     けれど彼を拒否した身で、一緒に寝てくれと願うことはできなかった。
     もう、一時は経っただろうか。
     藍曦臣は眠っただろうか。
     江澄はそろりと帳子を引いた。
    「藍渙」
     小声で呼ぶが返事はない。この分なら大丈夫そうだ。
     牀榻を抜け出して、衝立を越え、藍曦臣の休んでいる牀榻の前に立つ。さすがに帳子を開けることはできずに、その場に座り込む。
     行儀は悪いが誰かが見ているわけではない。
     牀榻の支柱に頭を預けて耳をすませば、藍曦臣の気配を感じ取れた。
     明日別れれば、清談会が終わるまで会うことは叶わないだろう。藍宗主は多忙を極めるだろうし、そこまでとはいかずとも江宗主としての自分も、常よりは忙しくなる。
     江澄は己の肩を両手で抱きしめた。
     夏の夜だ。寒いわけではない。
     藍渙、と声を出さずに呼ぶ。抱きしめられた感触を思い出す。 3050

    takami180

    PROGRESS長編曦澄17
    兄上、頑丈(いったん終わり)
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    「晩吟……」
    「あなたは怪我人なんだぞ、勝手に動くな」
     かくいう江澄もまだ左手を吊ったままだ。負傷した者は他にもいたが、大怪我を負ったのは藍曦臣と江澄だけである。
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    「とりあえず、水を」
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    「怪我はありませんでしたか」
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    「よかった、あなたをお守りできて」
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