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    夢魅屋の終雪

    @hiduki_kasuga

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    夢魅屋の終雪です。推しのRがつくものを投稿してます

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    夢魅屋の終雪

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    #ちょんと一緒
    ちょんの覚書というか設定というか。
    曦澄が前提なので、えっつな設定も若干あります。
    妄想するのは、ちったいちょんなんでほぼほぼ使わないだろうモノなんですけどね

    ちょんと一緒の設定【ちょんと一緒の設定】

    前提条件として、ちょん=江澄。
    曦澄。愛されたがりのちょんと愛したがりの曦臣の関係は崩してはならない。

    江澄に金丹移植の時に、万が一にでも江澄自身の金丹が復活した時に体が壊れる可能性を危惧して器を作った。
    予定で行けば、江澄に魏無羨の金丹が馴染めば腫瘍となって排除される事になっていた。
    しかし器は、江澄がしたかった事や我慢してきた感情などを受け止めており、人の形となって分離した。
    江澄には、体が二つある事になった。

    分離した体は、さまざまな姿になることができる。
    ちょんが好むのは、三歳くらいの幼児の姿。この姿であれば、保護者の藍曦臣が激アマになるため。
    江澄が、ちょんの体に入ると十五歳か現在の姿になる。幼児扱い回避のため。
    やろうと思えば、女体化も可能だがめったにやらない。

    ちょんは、分離した体の疑似人格。
    幼児のように甘えただが、江澄本人でもあるため知識や仙術や技術はすべて同等。
    水練や夜狩の監督も行え、幼児の姿でも戦う事が可能。
    三毒も使えれば紫電も使えるが、本体の江澄がいるためめったに使わない。
    江澄にとっては、ちょんの行動は夢のように感じており、傍にいる者の霊力の乱れなどを感知する事が可能。

    江澄とちょんは、会話が可能。
    自問自答という事ではなく、夢のような感覚なので江澄には雲深不知処の事は細かく伝わっていない。
    その為、この時間帯に藍曦臣はどこにいるか、藍啓仁はどこにいるかという質問などをして、ちょんが推測で言葉を返す。

    江澄が疲れていたり体調が悪いと
    ちょんは、子供のようにわがままで甘えん坊になったり、よく食べるしよく眠るようになる。
    ちょんが癒されれば、江澄も同時に癒されることになる。
    しかし、それは精神の事であって本体の体の疲労はぬぐえない。
    その為、本体で江澄が倒れると強制的にちょんの体に意識が入ってしまう。直接、心身ともに癒されろとなる。
    また、江澄が眠るとちょんの体に意識が入るために、蓮花塢と雲深不知処を瞬時に移動する事が可能。
    ただし、精神が移動するだけなので、三毒と紫電はそのまま本体と蓮花塢に残る。

    藍曦臣は、閉関中にちょんと出会う。
    江澄に消されそうな所を庇って、ちょんの保護者となる。
    疑似子育てのような事をして癒されるが、少々依存気味となってしまう。
    閉関修業をしたため、修位は上がり霊力も莫大なモノになっているが精神が不安定なために体が耐え切れない。
    霊力が乱れると精神も乱れて鬱状態に陥るため、夜に江澄が子守歌と共に霊力を調整している。
    江澄から見れば、藍曦臣はちょんの保護者。【父親のようなモノ】と認識している。

    藍曦臣と江澄は、両片想い。
    藍曦臣は、江澄に無意識的に懸想をしており、霊力が乱れた時にはちょんに対して≪澄≫と呼び掛ける事がある。
    最初は気づかなかったが、江澄がちょんに入ると瞬時に気付くことができるようになった。
    江澄は、座学時代から藍曦臣に片想いをしていた。けれど、男同士宗主同士など様々な要因から諦めて隠し続けてきた。
    それゆえに、ちょんは曦臣を「にーに」と呼んで甘えて慕っている。
    江澄が欲求不満になったりムラムラすると、ちょんは受信してしまい大人の姿になって藍曦臣を誘惑する。
    藍曦臣が誘惑に負けてしまえば、感覚共有している江澄が大変なことになる。
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    takami180

    PROGRESSたぶん長編になる曦澄3
    兄上がおとなしくなりました
     翌朝、日の出からまもなく、江澄は蓮花湖のほとりにいた。
     桟橋には蓮の花托を山積みにした舟が付けている。
    「では、三つばかりいただいていくぞ」
    「それだけでよろしいのですか。てっきり十や二十はお持ちになるかと」
     舟の老爺が笑って花托を三つ差し出す。蓮の実がぎっしりとつまっている。
     江澄は礼を言って、そのまま湖畔を歩いた。
     湖には蓮花が咲き誇り、清新な光に朝露を輝かせる。
     しばらく行った先には涼亭があった。江家離堂の裏に位置する。
    「おはようございます」
     涼亭には藍曦臣がいた。見慣れた校服ではなく、江家で用意した薄青の深衣をまとっている。似合っていいわけではないが、違和感は拭えない。
     江澄は拱手して、椅子についた。
    「さすが早いな、藍家の者は」
    「ええ、いつもの時間には目が覚めました。それは蓮の花托でしょうか」
    「そうだ」
     江澄は無造作に花托を卓子の上に置き、そのひとつを手に取って、藍曦臣へと差し出した。
    「採ったばかりだ」
    「私に?」
    「これなら食べられるだろう」
     給仕した師弟の話では、昨晩、藍曦臣は粥を一杯しか食さず、いくつか用意した菜には一切手をつけなかったという 2183

    takami180

    PROGRESS長編曦澄11
    兄上やらかしの全貌
    (重要なネタバレを含みます)
     蓮花塢の風は夏の名残をはらみ、まとわりつくようにして通りすぎる。
     江澄は自室の窓辺から暗い蓮花湖を見下ろした。片手には盃を、片手には酒壺を持っている。
     一口、二口、酒を含む。雲夢の酒である。
     天子笑はこれもまた美味であるが、雲夢の酒はもう少し辛い。
     もう、三日前になる。雲深不知処で天子笑を飲み、浮かれた自分はこともあろうに藍曦臣に酒をすすめた。
     まったく余計なことをしたものだ。
     江澄は舌を打った。
     
     酒を飲んだ藍曦臣は、しばらくはただにこにことしていただけだった。
    「味はどうだ?」
    「味、ですか」
    「うまいだろう?」
    「そうですね。おいしい……」
     突然、藍曦臣の目から涙が落ちた。ぽたぽたと流れ落ちていく涙に、江澄はぎょっとした。
    「ど、どうかしたか」
    「ここで、おいしいお茶をいただきました。二人で」
    「二人?」
    「阿瑶と二人です」
     胸を衝かれた。
    「阿瑶は本当に優しい」
     息がうまく吸えない。どうして奴の名前が出てくる。
    「私が蘭陵のお茶を好むことを覚えていてくれて、おみやげにといただいたことがありました」
     動転する江澄をよそに、藍曦臣は泣きながら、またにっこり 1527