ちょんと一緒2ちょんと暮らして、数日が過ぎた。
観察していてわかった事は、ちょんは姿を変える事ができる。
手のひらに乗るくらいの大きさになったり、二つか三つほどの幼子の姿になったりしていた。
たまに、江晩吟が座学に来ていた時くらいの姿になったり、今の姿になったりする。
姿を変えるのは、彼の気まぐれで大体が幼子の姿で過ごしていた。
手乗りの大きさで一度頭に乗った事があるのだが、高かくて怖かったのかそれ以来その大きさで頭に乗ってこない。
修業の邪魔をしては来ないが、藍曦臣が雑念に囚われて苦しむとそばに寄ってきては慰めてくれた。
知識は、江晩吟そのもの。しかし行動が、子供っぽいのだ。
お腹が空けば、藍曦臣に食事をねだる。
一人でうまく食べれないのか口を汚したりぽろぽろとこぼすので、
4159