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    芋むし

    @_pote_0

    壁打ちで絵を投げ散らかします。
    一次、二次創作(BL)、なんでも投げますので気を付けてくださいね。地雷を踏んだ場合も責任は一切負いかねます、ご了承ください。

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    芋むし

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    クー博♂のすけべ。すけべって難しい…

    ##クー博

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    recommended works

    nbsk_pk

    DOODLE炎さんの怪我の治療のために博が走り回る下らない理由
     簡易宿舎の裏手でのうのうと煙草をふかしている血まみれの姿を見つけたときの私の感想を三十文字以内で答えよ。(配点:十五点)


    「ちゃんと医療班のところに行ってれば、私みたいな素人の簡易手当なんか受けなくて済んだのに」
    「頼んでいない」
     私の天幕に引きずり込んだときには素直に着いてきたくせに、いざ応急手当キットを起動し始めると途端にそっぽを向く。さすがに呆れ果てた私はエンカクの傷口の上にばしゃんと乱暴に消毒液をぶっかけた。だって酷くない? 戦場指揮が一段落して後処理をスタッフにきちんと引き継いでから慌てて駆け込んだ医療班の天幕に、本日一番の大金星を上げた刀術士の姿を見つけられなかったときの焦燥感。もともと彼は自身の体について無頓着なところがあって、通常の健診すらサボろうとするのでしょっちゅうお前が何とかしろと医療部から私が怒られる羽目になっている。言って聞くような男なら私だってこんなに苦労してないんだよ、まったく。私の素人に毛すら生えていない乱暴な手つきの処置に、しかし彼は無感動な眼差しを向けただけで眉ひとつ動かすことはなかった。見てる私のほうが痛いほどの傷はキットの放つほのかなアーツの光に照らされ、端末の表示はぶっちぎりの赤から黄色にまでじわじわと回復していく。効果時間をフルに使い切って停止した装置を下ろしていくつかの項目をチェックしてから、ようやく私は安堵のため息をつくことができたのだった。
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    nbsk_pk

    DOODLE転生現パロ記憶あり。博が黒猫で花屋の炎さんに飼われている。博猫さんは毛づくろいが下手すぎてもしゃもしゃにされたのを自力で戻せないので、原因にブラッシングを要求しました
    ねことのせいかつ いくら朝から店を閉めているとはいえ、生花という生き物相手の職業であるためやらなければならない作業は多い。ましてや今回の臨時休業の理由は台風、取引先各所への連絡から店舗周辺の点検と補強までひと通り終わらせたときには、すでに窓の外にはどんよりとした黒い雲が広がり始めていた。


    「ドクター?」
     店の奥にある居住スペースの扉を開けても、いつものようにのたのたと走り来る小さな姿はない。しん、とした家の気配に嫌な予感を募らせたエンカクがやや乱暴な足取りでリビングへと駆け込んだとして、一体誰が笑うというのだろう。なにせあのちっぽけな黒猫はその運動神経の悪さに反して脱走だけは得手ときている。植物や薬剤をかじらないだけの聡明さはあるというのに、頑として水仕事で荒れた手のひらで撫でられねば一歩も動かないと主張する小さな生き物に、どれだけエンカクが手を焼いたことか。だがエンカクの心配をよそに、雨戸を閉めた仄暗い部屋の中で黒猫はあっさりと見つかった。キッチンの出窓、はめ殺しの小さな窓には雨戸もカーテンもないため、今にも落ちてきそうなほどの暗雲がよく見て取れた。自身が抱いているものを安堵とは決して認めないものの、やや歩調を緩めたエンカクは窓の外をじっと見つめたまま動かない黒猫の背にそっと立つ。
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