5648忍者とマルと宇宙警察カンタロウの話 地雷として爆破する運命から逃れた地雷ロボ・マルは第二の人生を食道楽に費やす事に決めた。
食欲旺盛なマルに付き添いながら、殺し屋忍者もまた殺しを生業とする忍者集団から抜けてただの忍びのツジタ(偽名)となり、マルの胃袋を満たす新たな食を求めて宇宙を渡り歩いていた。
全宇宙に指名手配されている殺し屋忍者を捕まえる為にあちこち彷徨っていた宇宙警察のカンタロウは、宇宙嵐に遭いマルと離れ離れになってしまったツジタと出会い、彼が自分の探していた殺し屋忍者とは気付かないまま、宇宙嵐によって飛ばされてしまったマルを探すのを手伝った。
途中、宇宙ジャングルに生息する触手型生物にツジタが襲われ、彼のぴっちりとしたスーツが溶かされあられもないお姿を目にしてしまった事もあり、カンタロウはツジタを意識してしまうようになった。
なお、彼を捕まえて破廉恥な事をしていた触手型生物はカンタロウの愛用の武器であるパイルバンカーで吹っ飛ばした後、念入りにファイヤーした。
ツジタは運が悪い星の下に生まれたのか、その後も様々なエロハプニングに見舞われたので、カンタロウは何度も煩悩退散と叫びながら己のちんちんを叱咤したが、水場を見つけたツジタが汚れを落としたいと水浴びを始めた際には周囲を警戒しつつチラ見せずにはいられなかった。
エッチなハプニングで意識するようになってしまったものの、カンタロウは出会った時からツジタに運命的なものを感じていた。
どんな目に遭ってもひたむきにマルを探そうとロボットを心配する姿に胸キュンした。
一時の衝動に駆られて押し倒すような事をせずに、マル君と再会されて落ち着いてから改めて好きだと告白しようと考えていたが、その後も何もない所で躓いたツジタがカンタロウの顔の上に尻が乗るようなハプニングが続いた。カンタロウは好きな人の唇の柔らかさより先に尻の感触を知ってしまった。
何度も続いたエロハプニング、なんとそれは殺しを生業とする忍び集団から抜けたツジタを狙う刺客の術であった。
そんな術者の妨害を受けながらも、なんとかマルを見つけ出して再会出来たツジタだったが、その直後マルは何者かに囚われてしまった。
マルを救い出す為にカンタロウの静止を振り切ってアジトらしき施設に潜入したツジタだったが、それは彼を破滅させる為の罠だった。
潜入情報を事前に流されていた為、ツジタは潜入先で捕まってしまった。
ガスが充満する密室に追い込まれ、気を失ったツジタが目覚めると体の身動きがとれないよう拘束されていた。
この施設は人身売買を生業とする者達のアジトで、そこで仕込み部屋に連れて行かれたツジタは大量の薬物を打ち込まれた。
意識は朦朧とし、体は異常なほど熱ってきた。媚薬漬けにされたツジタの身体は軽く触られた程度でも絶頂してしまい、拘束から抜け出す事が出来ずに商品となるべく仕込まれていった。