リリ小屋 @lily22685 支部から移行しました。うっかり沼ったものをもそもそと小説にしています。左右は常にガバです。 ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 29
ALL 蔵王 水王 リリ小屋DOODLE 338 リリ小屋DOODLEDom/Sub猫の日くらおう。遅刻している割に猫要素もあまりない。猫の日ちりん、と安っぽい合皮についたチャチな鈴が小さく鳴った。 所詮通販サイトで買った首輪collarの紛い物だ。猫耳コスプレグッズの中にあった猫耳がクリップで王子の髪に留められていた。 なのに言い様のないぞくぞくとした高揚がこみ上げる。まったく、困った性質だ。王子はそう思いながらも口角が上がるのを止められない。Subの本能が緩やかに温度を上げ、王子の体内の血を激らせ始めていた。 「嬉しい?答えて《Say》」 「正直なところ、こんなに嬉しいものだと思わなかったよ」 「だろうな、俺もそうだ」 「《鳴いて》」 「にゃあん、にゃ……ねえクラウチ、こんなものが趣味だったのかい?」 「しっ《Shush》。猫は人の言葉を喋らない…だろう?」 1024 リリ小屋MAIKINGもう書けん……供養させてくれ…クト○ルフ風の部屋につっこまれた水+王。タブンこの後二人であれこれ言い合いながらなんだかんだ二人で謎解きして部屋を出る(投げた)クト○ルフ風水王「はあ!?気が付くと二人は何もない白い部屋にいました、やと!?」 「この上なく雑な導入台詞をありがとう、みずかみんぐ」 「発言がメタいねん。ほんで?」 「どうやらぼくたち、何もない白い部屋に閉じ込められたみたいだ」 「それはさっき俺が言うた」 「二人で協力して脱出しよう」 「協力言うてもな…」 俺は気がつくと白い部屋におった。 この下り何回やらせんねんほんま。三回目やぞ。それはそうと白昼夢みたいな感覚やな、さっきまでボーダーの廊下歩いとった筈が、今は部屋の…真ん中か?その辺に立っとる。 辺りを見てみてもなんや、ぼんやり発光しとるみたいな白い部屋でイマイチ遠近感持たれへん。 ふっと自分を見下ろすと換装体で何となくホッとする。隣の王子も同じくシュッとした隊服姿や。 1429 リリ小屋DOODLEDom/Sub本ifもしもクラウチのナイフが愛用のナイフだったら?のifプレイ編。手を切る痛い表現あります注意 3583 リリ小屋DONE神蔵王の前段。いかにして蔵っちとオージが二人でヤったのか、という蔵オーパートです。直接的な描写はありませんが内容がアレなのでワンクッションあります。 5563 リリ小屋DONE王子お誕生日おめでとう🎂王子隊に祝われる王子の話です。いっぱい祝われてほしい。元々は「癖ある馬に能あり」です。癖ある王子に馬あり───橘高羽矢は、決意した。 今年の王子誕は何としてでも盛大にやらねばならぬ、と。 橘高はオタクであった。それも絵を描くタイプのオタクである。 その橘高の誕生日、王子から送られたのは、蔵内と合作した自作の「トレスOKポーズ写真集」であった。絡みありスーツ有学ラン有ブレザー有の。 (か、神………!!!) だからこそそのお返しで、王子の誕生日のサプライズプレゼントを外す訳にはいかないのである。この上なく王子のお気に召して、ビックリして、有用なものでなくては。 そう密かに燃える橘高の熱意に感動した蔵内(とその空気に引きずられた樫尾)により、今年の王子の誕生日会は、実に練りに練られ、入念な計画と会議を重ねていた。コソコソ皆が会議をしていることに王子がとうに気づいている、と樫尾だけが知っていたが、先輩方の顔を立ててそっと黙っていた。出来る後輩であった。 3425 リリ小屋ArtSummary2022年越しセッが書きたかった。あけましておめでとうございます。 1928 リリ小屋DOODLEサッポロいちばん味噌ラーにちゃんと白菜とにんじんをいれるくら〜ちくん、というツイートを拝見して滾った結果深夜の味噌ラーメンに蔵内は白菜とにんじんを入れる良い匂いがして、目が覚めた。キッチンの方が仄かに明るくて、隣で寝ていた筈のクラウチの形に布団が空いていた。ベッドを降りて、少し冷えた床に足を下ろす。ガウンを着て向かうと、クラウチがコンロでお湯を沸かしているところだった。 「なにしてるの?」 ぼんやりしながら尋ねると、起きたのか、とクラウチが言って、まだ眠気でぽやぽやしているぼくの額に口づけた。 冷蔵庫から白菜とにんじんを出して、クラウチがざくざくと手際良く細切りにして、鍋に放り込む。それからしゃがんで、シンク下に纏めて買ってある袋ラーメンを取り出しかけ、 「…おまえも食うか?」 と聞いた。頷く。 「食べたいな」 分かった、と言ってクラウチは二袋取り出し、シンクを閉めた。青白い蛍光灯が、クラウチの整った横顔を照らし出している。 1079 リリ小屋DONEえっちなお話書くったー(https://t.co/UgNh5pnzzE)より。「そこに愛はないけれど」をお題にした蔵王のえっちなお話です。 6609 リリ小屋DOODLE3Pしないと出られない部屋の神蔵王。神→蔵→王風味。ヤってないけどそういうニュアンスの描写があります。 3129 リリ小屋DONEエワの無配でした。Dom/Sub時空の蔵王。蔵内も王子も、いざ相手に何かをあげるとなったらちょっとバグってたら可愛いなって思います。一般的に見たら重たいことでも、蔵王はお互いにとっては割とライトに受け止めあえる関係かもしれないな、という妄想をしています。お気の済むまで「王子、ネクタイを贈ってもいいか?」 「うん?」 クラウチと付き合うようになってからというもの、細々とした贈り物が増えた。ような気がする。といっても本当にちょっとしたものだ、ぼくがいつも好んで買ってる紅茶のペットボトルや、買おうか悩んでいた本、ブックカバー、靴下、スマホのストラップ型リング。靴下を贈られたときは正直言って何で? と思ったけど、お前に似合いそうだからと言われて有り難く貰っておいた。今日はその靴下を履いて出掛けている。 急激に冷え込んで、温かい秋冬の服が欲しくなったところだった。クラウチとぼくは三門市から都心に伸びる路線に乗って、買い物に来た。のどかな三門市から比べると高層ビルが立ち並ぶ風景はいかにも都会めいている。このマップならグラスホッパー必須だろう、と考えてしまうのはいわゆるゲーム脳に近いんだろうか、それとも。 3215 リリ小屋DONE婚約指輪を見せつけられるモブとくらおう窓際の彼 木曜三限。 退屈な第二外国語の授業で、彼はきまって窓際の、光が当たる暖かくて気持ちよさそうな位置に座っている。 俺の席は、彼からだいたい三、四列ぐらい後方だ。彼の左斜め後ろに座っているから、いつも彼の憂いを帯びた左半分の顔だけが、見えている。 友達はいたりいなかったりするようだ。ときどき、食堂で彼が誰かとランチしている姿を目にする。でもこのフランス語の授業を彼の友人は誰も取っていないのか、ただいつも、ぽつん、とつまらなさそうに座っているばかりなのが印象的だった。 明るい色の髪に、角度によって少し色を変える、ターコイズブルーの瞳。それが、俺が知る彼の全てだ。ああ、でも、誓って言う。俺は特にゲイじゃない。それに、彼は綺麗な顔立ちに反して意外と背が高い。授業終わり、プリントを出しに行くために立った彼の、予想以上のガタイの良さにちょっとびびったのも正直ある。夏だからか、剥き出しになった腕は割とかなりマッチョで、俺はちょっとぎょっとした。それで、めちゃくちゃ男だな、と思ったし、なんかこんな綺麗な顔してこんなに体格いいのかよ、と舌打ちしたくなるような気分にもなった。 3639 リリ小屋DOODLEらぐさんからのネタ。英駐在の王と独駐在の蔵が仏でデートする話。たとさんがケルンがいいとツイートしていらしたので、そ、それだ!と思いケルン在住にしました。英駐在の王と独駐在の蔵が仏でデートする話「週末の予定は?」 「空いているよ」 古くは国際電話だったんだろう。時代というのは便利なものだ。 ぼくたちはAirpeという通話アプリを通じてほとんど毎日のようにビデオ通話をしていた。これではまるでオンライン同棲だ。でもオンラインじゃ実体に触れられない。そこにクラウチの気配を感じているのに、触れられない、のはどうにももどかしさばかりを齎していた。 ロンドンの夏から秋にかけては、唯一爽やかな晴れ間が覗く季節である。王子はBBCプロムスをほぼ毎日のように立ち見で観るんだ、と意気込んでいたにも関わらず、プロムスの公演時間に間に合ったのはごく僅かだ。仕事というのは大概、無情なものだ。ぶつくさと文句をぶつける王子に、そこにWeTubeがあるから聴けるだろう、と何気なく言ったせいで、蔵内はカンカンのお冠になった王子を宥めるのにずいぶん苦労した。 2997 リリ小屋DOODLE 1191 リリ小屋DOODLEトッ○ガンパロディ蔵王地獄行きマッハで飛ぶ棺桶に乗るふ、と重力が抜ける瞬間。太陽の光を翼が鮮やかに跳ね返し風防いっぱいに青が広がる。一面の青空。雲一つなく視界良好。変態的と呼ばれる飛行技術、才能のひらめき。見ようにより切り揉みに堕ちていくように見えて統制の取れた機体制御で地上スレスレを跳ぶジェットエンジンは、草を巻き上げて轟音の長い尾を残していった。馬鹿野郎ォ、機体を駄目にする気かてめェ!無線機の向こうで激昂する弓場の声にからからと笑い声が重なるのは、無線と肉声の両方だ。 複座の戦闘機。操縦桿を握るパイロットに、爆弾やミサイルなどの兵装システムを扱う士官。王子と蔵内は、二人一組で戦闘機に乗る、複座戦闘機乗りだった。 二人は海軍に所属している。普段は太平洋方面の防衛を主とする空母に配備され、燦く洋上を一直線に飛ぶ戦闘機からなる編隊に組み込まれている。地上とは異なり、目標物など何もない。海と、空と、雲。レーダーが現在地と行き先を示してくれる、道標だ。 1645 リリ小屋DOODLEラリーパロ蔵王愛と狂気のタイムトライアル人のいない道を跳ねるように、滑るように車体が駆け抜けてゆく。 悪路をサスペンションが吸収してゆく。 明かりのない道を、ヘッドライトが頼りなく少しだけ照らし出す。 エンジンの唸りが、静かな夜の林道に荒々しく響く。 ラリーという競技は、国内では多く、夜中に人の住んでいないような道を使って走る。 街灯なんて当然ない。 曲がりくねった道、知らない道を走ってタイムを競う。 視界なんて当然、無い。ガードレールすらない道もある。 一歩間違えれば崖から車は転落してしまうだろう。 そんな道を、まるで狂気のようなスピードでドライバーはアクセルを踏む。 ただ、隣にいる己のコドライバーだけを信じて。 何メートル進み、どちらにどう曲がるのか。 3631 リリ小屋DOODLE新刊に入り切らなかった焼き芋回初恋と焼き芋パチパチと火の爆ぜる音がする。ボーダーの中庭でまばらになった人の中で王子は物珍しそうに火をかき混ぜていた。集められた落ち葉はとうに燃え切って今はただバーベキュー用の太めの薪が赤々と輝いている。 夜間の防衛任務につく隊の面々が抜け、食事に行く面々が抜け、そうしてぼくが火の番やるよ、と王子が言い出したので自然の流れで蔵内もそこに残った。 細く白い煙が時々燃えさしの落ち葉から立ち昇る。二人、無言で静かな火を眺めているとどうにも落ち着かない気になった。まるで切り取られた空間で、ここに王子と蔵内の二人きりのようだと蔵内は思う。喧騒も無く、晩秋の本部はもう暗くて、ただ静かだった。 王子がどうしてボーダーに入ったのか、そういえば聞いたことが無い、と唐突に蔵内は思い出す。お互い、大規模侵攻の後嵐山隊の広報で大量に入隊したC級のうちの一人であった。ポジションが違うから親しくも無い。 1551 リリ小屋DOODLEひとをころすif物騒な村来「死体は全て沈めました」 「有難う、鋼」 「……、」 でも、良かったんですか?来馬先輩。その言葉を村上は飲み込んだ。埠頭の向こうに船の汽笛が長く音を立てている。カモメが五月蝿く鳴いていた。コンクリートで固められた岩壁に波の打ち寄せる音と、繋ぎ止められた漁船のぶつかるごとごとという音が静かに響いている。空が赤く染まり、来馬の横顔をオレンジ色に染め上げていた。 地獄の果てのようだ、と村上は思う。 この人は自分の手を汚さずに、だが敵対する全ての相手をこうして海に沈めてきた。穏やかな海はどこまでいっても平和だ。この平穏が、死体で埋め立てられた地面の上に成り立っていることを、来馬のほかに村上しか知らない。知らないように、来馬が取り計らっていた。そうするのだと決めた日の悲壮な瞳を、多分村上は一生忘れない。 533 リリ小屋DONE吾が手で頒布した本のアフター。同棲後の話です。無配は全年齢のところまででしたが、ぽいぴくにてえっちなところを加筆しています。 12079 リリ小屋DONE押せ押せされてた王子にふっと引かれると弱そうですよね水上、という話合鍵温めました「今日きみの家に行ってもいいかい?」 「ダメや言うてもいっつも突撃してくる奴が、何考えとるんや、言え」 「誕生日って知ってる?」 「おん、今日やな、お前の誕生日」 「えっ」 知ってたの、と言うはずの声が喉で引っ掛かって止まった。 一月十一日。 休み明けにクラスで祝われて、隊の皆にも祝われて、さておめでとうの一言すら寄越さない水上に文句の一つ彼の机に落書きしてやろう、そう未練がましく3Cの教室まで行ったら、水上が一人、居残りのようにしてそこに座っていた。 長い脚を行儀悪く組んで、机に肘をついている様が妙に絵になっているのすら憎らしい。 王子の口元がほんの一瞬悔しそうに歪んで、それからわざとらしいまでの綺麗な笑みを浮かべるので、(コイツはほんまに顔のええやっちゃな…)と水上は思った。 4041 リリ小屋DONE音楽科パロディ。六穎館高校に音楽科があったら〜というゆるふわ設定です。その音に恋をするフォルテ。鮮やかでキレのある音。尾を引くようなデクレッシェンド。繊細なピアニッシモ。 振り返れば、蔵内はいつでもピアノの音色を絶賛された記憶ばかりが積み重なっている。文句の付け所が無い。完璧だ。計算された音色だ。 そうして、最後はどこかで必ずこう締めくくられる。 ──でもね、優等生すぎて少しだけ、退屈なのよね。 「蔵内くん、今日一緒に帰らない?」 「悪い、今日は学外のレッスンで」 「ううん良いよ、頑張ってね!」 蔵内和紀。六穎館高校音楽科3年。国内のコンクールでは敵無しとまで言われていたが、国際コンクールでは中々成績振るわず。その蔵内は8月、2ヶ月後にプラハで行われる国際コンクールに向けて、三度目の正直を果たすべくレッスンの予定を詰めていた。 2851 リリ小屋MENU9/18吾が手29 東5ホール ネ37b蔵王の小説本です。文庫サイズ/256P(本文) 頒価¥1,000R18本のため年齢確認書類のご提示にご協力をお願いいたします。 14 リリ小屋DONE9/18吾が手29 東5ホール ネ37b蔵王のもだもだ両片思い小説本です。文庫サイズ/256P(本文) 頒価¥1,000こちらはサンプルにつき全年齢ですが、本はR18のため年齢確認書類のご提示にご協力をお願いいたします。パンドラのノートプロローグ ――きみは意外と口が悪いよねと呆れたように笑われるのが好きだった。 今となってはもう十年も前の話だ。 それでも時々ふとした瞬間に浮かび上がって来る。 声はもう思い出せないが、つくりものめいた笑顔と好奇心を宿すあの青い瞳は、蔵内の脳裏にいっそ焼印かと思うぐらい鮮やかに焼き付いていた。 十年。 ボーダーは大きくなり設備が充実して同盟国も増えた。 蔵内和紀はそのうち開発室にスライド就職し、今はチーフエンジニアとして一つのチームを纏めるに至っていた。 東春秋と同じく大学院へ進学するのだと目されていたのに、三年次の冬にぱたりと院試の勉強を辞め、以降開発室に入り浸る形でそのままボーダー職員となった。 17031 リリ小屋DONE好きな男が事後に~の王子サイドの話。 5375 リリ小屋DONEひたすらヤってる蔵王初セッのお話です。「それでヤったのか?」「ヤってしまった……」「はぁ〜〜?お前(会長)ほんと馬鹿だな(だね)…」 10317 リリ小屋DONEひらいてのタグ祭りの再編集です。シリーズ1.2と別世界線なDom/Subパロです。Sub加藤(攻)Dom神戸(受)。もっと長く書きたかったけれど力尽きたので書きたいところだけ。褒美をやる、来い走れと言われれば、走る。 飛べと言われれば、飛ぶ。 行って来いと言われれば、行って来る。 待っていろと言われれば、ずっと待っている。 張り込みをしろと言われれば、何日だろうが張り込みをする。 加藤春、という男は、そうした向こう見ずで真っ直ぐな男であった。 だが。 撃てと言われれば、撃つ。 それが出来なくなってどれぐらい経っただろうか。 あの日を境に、加藤の性質はがらりと変わってしまった。 加藤の持つSub性は閉じ、そして花開くことは無くなった。 加藤の未来に、主人を得る無二の幸福を味わう瞬間は永遠に訪れない。 ◆ さてこの世でダイナミクス性を持つ者は幸せだ。他人に身を預ける喜び。信頼という名の支配を与える喜び。 ダイナミクスの代償行為でSMが流行っているが、そんなものはダイナミクスのもたらす本当の支配・被支配の崇高さに比べたら何ということはない。 5621 リリ小屋DONE前作Dom/Subパロのスピンオフ的な、スパンキングプレイにまつわる話。本編には書かれていませんが行為の匂わせがあります。頭隠して尻隠さず──俺は今、かの神戸家御当主のナマ尻を目の前に、セルフオアズケを食らっている。 「…おい、何をしている、早くしろ」 詳細は省くが、紆余曲折あってこいつは両親の死の真相に辿り着き、途中なんやかんやと喧嘩したりもしたものの。 今のところ、神戸と俺は定期的なプレイメイト、という立ち位置に落ち着いていた。 ま、俺はもう少し先に進みたいところなんだが、お堅いお坊ちゃんを急かすつもりはねえ。崩れやすい肉じゃがと同じ、じっくりコトコト、って火加減で気づいたらすっかり味が染み込んでるってのが肝心だ。 っと、話が逸れたな。 ついさっき、ロンドンからすっ飛んできた神戸はまた犯人と橋ごと俺をぶっ飛ばし、川に落ちずぶ濡れで戻るのを待ってくれていたと思ったら俺はあれよあれよと言う間にヘリの中に突っ込まれ、ブロンクスから最も近い五つ星ホテルのスイートに問答無用で運び込まれた。 9064 リリ小屋DONEDom/Subユニバースパロ春大。盛大にオリジナル要素あり。4話以降5話未満のような謎時空。一体どうしてこうなった。話の都合で注射と嘔吐、死体の話がちらっと出てくるので苦手な方はご注意下さい。ネームのあるモブはそれぞれ、三浦は黒塗りの高級車のあれ、天海様はあの天海様から。話の中に出てくる住所は実在しません。事件のモチーフ自体は2008年の江東区神隠し殺人事件をモデルにしています。 52299 リリ小屋DONE設定ゆるゆるサラリーマンパロ。アキケイが夏にヤっているだけなのに何故かほんのり暗いエロになりました。#アキケイ(Fate)#ケイローン(Fate)#アキレウス(Fate)#Fate/GrandOrder(腐) 7676 1