Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    sweets_m0gum0gu

    @sweets_m0gum0gu

    銀魂のろくでなし2人が好き。
    ここに上げているものは高銀のみです。
    2021年のお空ファンタジーとのコラボをきっかけにハマりました。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 45

    sweets_m0gum0gu

    ☆quiet follow

    高銀
    全て終わった後なんやかんやで隠居している二人。
    先日UPした『昼寝』という話の続きですが、読まなくても大丈夫です。

    #高銀
    Takasugi x Gintoki

    続・昼寝今日も外は良い天気。気温もちょうど良くて縁側で昼寝するには最適な気候。
    なんだけど……

    「で、何してんのお前」

    胡座をかいている俺の膝にムカつく程サラッサラの髪がついた頭を乗せて目を閉じている同居人に問う。

    「黙って枕してろ」
    「えっ、ここで寝るつもり?」

    めずらし、という言葉は言わずに飲み込んだ。
    そしてこないだ来た猫みたいだなーなんて思うと少し笑えてきた。

    「何笑ってんだ」
    「何でもない。けど俺の膝借りるならレンタル代取るけどいい?」
    「いくらだ?」

    うわ、躊躇しないで値段聞いてきやがった。ったく、これだからボンボンはよー……

    「……栗入りどら焼き」
    「わかった、後で買ってきてやるから今は寝かせろ」

    そう言って寝モードに入る高杉。
    こいつが何をやってるのか干渉はしないけど、昨日は夜遅くまで部屋の灯りがついてたっぽいし、まあ許すか。そのままジャンプを読んでいると、不意にジャンプを掴まれる。

    「銀時、ちょっと貸せ」

    寝てたと思った高杉と目が合い、ジャンプを持つ手の力を抜いた。すると高杉はジャンプを外へ投げる。それはもう、野球選手が投げる投球のごとく飛んでいき、バシッと音がした後「痛っ!」という聞いた事のある声が聞こえてきた。

    「……ナイスコントロール」

    棒読みでそう言った後、拍手を数回してやる。

    「邪魔しに来るんじゃねェって何回言えばわかるんだあいつは……」
    「ほんと、俺らの何が見たいんだか……ヅラァ! さっさと俺のジャンプ返せコノヤロー」

    外に向かってそう叫んでやると、ジャンプが緩やかな弧を描いて返ってきた。それを受け取り、何事もなかったように続きを読み始めた。


    *****

    銀時の膝枕で寝る高杉と、そんな二人を見に来るヅラでした。いつまでも三人でわちゃわちゃしていて欲しいですね。
    高杉は刀も銀さんも投げて敵を倒してたから投擲武器の扱いも上手そう。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    ❤💖❤👏👏👏👏👏👏💯👍👏❤👏😍😍😍👍
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    セツト

    MAIKING現パロで鳥使いの銀時です。

    野鳥でも友達感覚で接する
    どこに行っても鳥が寄り付く
    という設定で衝動書きしました。

    高銀要素ないけど高銀です。銀時は鳥と会話が出来て勝手に懐かれてしまいます。高杉は多分何かの出張とかから帰ってきてそのまま銀時を迎えに行ったら先に松陽先生が来てしまったという感じです!

    良かったら読んでね(*^^*)
    現パロ 鳥使いの銀時ピィィィィーーーーッ


    「…ありゃ?」

    響いた鳥の鳴き声を聞いて、銀時が空へ顔を上げる。視線の先に映ったのは一羽の大きな鳥。鳥は銀時が認識すると同時に降下する。その行き先は、銀時の元へ。
    大きな鳥がいきなり降りてきた事に驚いて周りにいた人達が急いで銀時の元から離れていく。人々に囲まれるように一人立つ銀時。その肩に降り立った。

    「あれ〜?なんでお前いんの?」

    降り立ったのは一羽の鷹。立派な黄金色の眼がよく映える茶色かがった黒色の羽毛。強く鋭い眼光に反して銀時の頬に擦り寄るような様は意外性が凄い。


    「ふんふん、あ〜、マジかぁ…え、嘘!?帰りたくねぇぇええええ」


    鷹を相手に受け答えをしていたかと思えば帰りたくないと突然嘆きをあげる銀時に周りはついていけない。するとそんな所に響いたのは凛としたテノール声。
    1397