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    くま🐻

    @usausakoguma

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    くま🐻

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    腐ルネ。
    大田黒からみたふわにかな妄想です。
    ふわにか付き合ってません。
    全て幻覚です。
    ※原作の二階堂のあの設定は考慮しておりません。

    #ふわにか
    #腐ルネ
    bad-renewedRouge

    大田黒の憂鬱俺は辻峰高校弓道部2年大田黒賢有だ。

    弓道部はじっちゃんが弓道をしていたことがきっかけで入部した部だが、今となっては本当に入って良かったと思っている。俺の美的な筋肉を活かせるし、何より県大会優勝、全国大会でもいい成績を残せた。

    その功績は間違いなく二階堂あってのものだ。
    指導者もいない、練習環境も悪い、先輩達はいい人達だけど素人同然‥そんな弱小辻峰高校弓道部を創意工夫して引っ張ってきたのは同学年の二階堂永亮。ちょっと変わったヤツだが悪いヤツじゃない。そんな二階堂と俺は射場横にある用具室の中で備品整理をしていた。

    「黒ちゃん、ちょっと離れて。暑苦しい」
    「お、悪い悪い俺の筋肉が隆々なせいで」
    「言ってろ」

    狭い用具室に男2人だ。二階堂の言う事はもっともだと俺は早々に用具室を出た。

    「なーにやってんの」

    そこに不破がやって来た。

    「今二階堂と用具室の整理をしてたんだが狭苦しいと追い出されたんだ」
    「ふーん」

    そう言いながら不破は用具室に入って行った。
    不破もまた二階堂に邪魔だと追い出されると思ってたらいつまでたっても出て来ない。痺れを切らして用具室の中を見ると、昔の部誌を読む二階堂とそれをバッグハグしながら覗く不破がいた。

    「ん黒ちゃん悪い、ちょっと面白いもん見つけちゃって作業止まってた」
    「樋口さんの部誌当番の日、今日何食べたーとか、白ごはんに合うおかずーとか、食いもんのことしか書いてなくてヤべぇ」
    「不破、耳元で笑うなうるせーよ」

    この間ずっと二階堂は不破からバッグハグされたままである。

    ()

    以前から距離感が近い2人だとは思っていたが、ここまであからさまに扱いの違いを見せつけられるとちょっと複雑である。

    聡い不破は俺が何を考えてるのかわかったようで、

    「これも日々の積み重ね、ってヤツ」

    とウィンクをしてきた。
    そうだ、不破も二階堂と甲乙つけがたいくらい変なヤツだった

    これから俺はこの変人2人と一緒に部をもり立てていかないといけないことに一抹の不安を覚える。

    「荒垣部長ー樋口先輩ーどうか戻ってきてくださーい泣」

    辻峰高校の運動場の片隅に俺の絶叫が響き渡った。
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    related works

    くま🐻

    MEMOふわにか。ふわ←にか妄想。
    時系列は全国大会が終わった後ですが結果などには触れておりません。
    不破のことが好きだと唐突に気が付いた二階堂が暴走した後、重めの賢者タイムに入る。そんな感じの妄想です。
    そんな二階堂は見たくない!という方はそっと閉じていただくことをお勧めします。

    このままだとにかが不憫なので後編に続きます。
    初恋【前編】全国大会が終わった。
    今まで自分の心の大半を占領していた仄暗い感情が霧散して憑き物がごっそり落ちた気分だった。そして代わりに自分の心の中いっぱいに満ちたのは「不破が好きだ」という感情だった。

    俺の“初恋”だった

    そうと決まれば即実行、昔から変わらない猪突猛進な性格も相まって俺は今日の部活帰りに不破に告白すると決めた。


    「不破、つき合ってくれ」
    「お、いいぜ。どこ行く」
    「‥‥‥」
    「どうした」

    お互いに首を傾げた。

    「そうじゃねぇ‥そうじゃねぇよ」
    「じゃあなんだよ」

    本当にわけがわからないという顔でこっちを見てくる不破に俺はあれと思う。

    「不破、お前俺のことどう思ってる」
    「んなこと聞いてどーすんの。まぁいーけど。えーと、嘘つきで、不器用なヤツ。あと弓バカ‥でも、すげーヤツだとも思ってるよ。お前がいなかったら全国なんて到底無理な話だったからな」
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    このままだとにかが不憫なので後編に続きます。
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    「不破、つき合ってくれ」
    「お、いいぜ。どこ行く」
    「‥‥‥」
    「どうした」

    お互いに首を傾げた。

    「そうじゃねぇ‥そうじゃねぇよ」
    「じゃあなんだよ」

    本当にわけがわからないという顔でこっちを見てくる不破に俺はあれと思う。

    「不破、お前俺のことどう思ってる」
    「んなこと聞いてどーすんの。まぁいーけど。えーと、嘘つきで、不器用なヤツ。あと弓バカ‥でも、すげーヤツだとも思ってるよ。お前がいなかったら全国なんて到底無理な話だったからな」
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