もがみ☆quiet followREHABILIオーカイ初めてセッする付き合ってる二人・本当になんでも許せる人向け Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow もがみDONEオーカイwebオンリー開催ありがとうございます!短い話ですが楽しんで頂ければ幸いですおやすみ、オーエン。いい夢を。真夜中にオーエンは飛び起きた。 額から汗が垂れる。 頭の中では鼓動が鳴り響き、その生を収束へ向かわせるかの如く、激しく、短く刻まれていた。オーエンは胸の中心あたりに大きく皺をつくると、腰を折り、布団へ顔を埋めた。体の震えと煩い心拍が、オーエンを追い詰める。彼の体には、心臓がないはずだった。しかし、どういう理屈なのか、隠してあるはずの心臓の音が頭の中で煩く響いていた。 「………く、ぅ」 オーエンは呻き出た声を無理矢理飲み込んだ。例え耳にする者がいなくとも、プライドが許さない。悪夢に悩まされる夜は何度も経験していた。只、冷や汗が止まらないほど悪質な夢路は、オーエンにとって久方ぶりだった。 オーエンは何時もの様に人間の恐怖や悪意へ思いを馳せようとした。純粋で真直ぐなそれらは、薄暗い安寧をもたらしてくれる。だが、今はその誘導に集中できずにいた。 3210 もがみDONEオーカイwebオンリー開催ありがとうございます!! カインくんお誕生日おめでとう!!お誕生日に関係ないお話でごめんね。夏生まれが、8月生まれがとっても似合うと思っています以下、注意書き・第2部20章のセリフを一部引用しています・基本、二人が殴りあっています・本編から数年後の世界で、上手く悪意を取り込めなくなったオーエンと混乱するカインのお話です何時でも、捨てられる筈だった※注意書き必読でお願いします 北の魔女は言う。 私たち北の魔法使いは強く、自由に、生きるためには、無くてはならないものを、持ってはいけない。 この世で最も孤独な魂。 それ故に、無敵なのだ。 ────────────── ─────── 「誰だ」 真夜中に、カインは文字通り飛び起きた。 眠りの中で感じ取った悪意に引きずりだされ、掛け布団を盾の代わりに構える。寝台の上に小さくしゃがみ、右手には魔道具の剣を握っていた。 「って……オーエン。どうしたんだ、こんな夜中に?」 視界が暗順応しはじめると、そこにぼんやりとした白い影が浮かぶ。触れなくても姿が見えることから、それがオーエンだと、カインは直ぐに気づいた。 今宵の魔法舎は不気味なほど静かだった。 3073 もがみDONEオーカイwebオンリー開催ありがとうございます!楽しんで貰えたら嬉しいです!オリジナル賢者がでてきます。苦手な方はご注意くださいください。金色のブローチ※注意 原作より数十年先の話 ※注意 オリジナル賢者(元中間管理職おじさん)視点です それはちょうど自室へ帰ろうとした時 「賢者様〜!」 後方から、私を呼ぶ声が聞こえた。 「はい、どうかしましたか」 私は転ばないように、足元を確認しながら振り返った。 しかし、長い廊下の先には誰の姿も見えない。はたと首を傾げていると、突然、目の前の窓から腕が生える。そこからクロエさんがヌッと顔を出し、満面の笑みで私に手を振った。 「あぁ……こんにちは」 私は会釈で挨拶を返した。恐らくクロエさんは箒のブレーキが間に合わず、私を追い越し戻ってきたのだろう。 「良かった〜。俺、賢者様のこと探していたんだ。今までどこに居たの?もしかして、もう何処かに出かけちゃったりする?」 4667 もがみPROGRESSオーカイウェブオンリー開催ありがとございます!こちらは小説(途中)展示となります。全文は後日だします。間に合わなくてすみません。少しでも楽しんで頂けたら幸いです。白い部屋目覚めの時。 カインは布団の肌触りに、違和感を覚えていた。 何時とも違う滑らかさに、息を潜める。カインは自然な呼吸を意識しながら、指先でベットマットの弾力を確かめた。同じく高級である。それでもカインは警戒心を緩ませることなく、観察を続けた。 花の香り 秒針の音 底冷えするような寒さ 目を閉じたまま慎重に情報を集める。しかし、暗闇で感じた覚えある気配に、緊張の糸が緩んだ。 「オーエン」 因縁ある魔法使いの名前を呼ぶ。 「……寝たフリなんて嫌な奴」 呼ばれた魔法使い、オーエンはベットから離れた場所で鞄に腰掛けていた。組んだ脚の上で頬杖をつき、驚いた猫のような顔をする。だけどそれは一瞬のことで、直ぐに目を細めてしまった。 5039 もがみMEMOカインくん視点気持ちオーカイ数年後の話のつもりおあいこもしも人間だったら 俺には兄弟がいただろう 毎日、家は祭りのような騒ぎで 両親は手を焼くだろうけど あの人たちなら、きっと上手くやるはずだ 俺は剣の稽古に明け暮れる日々を送っていて 何れ、騎士団に入隊するだろう あの人の背中を追いかけて 追いつこうとする もしかしたら、 俺が人間だったら あの人も違う結末になっていたかもしれない 騎士団の仕事を続けて ……今の年齢なら、結婚しているかもしれない それで運が良かったら子供がいて 両親が孫を甘やかすから、時々、苦情を言うんだ 俺はアーサー様と国を守るため 自分が正しいと思ったことを突き通すだろう アーサーは無茶をするから 何度も肝を冷やす思いをして その度に 自分の無力さを憎む 圧倒的な力の差を前に 483 もがみSPOILERカインくんバースデー2022のカドストねたばれが含まれています何でも許せる人むけ特別な日「……やった。やったぞ。成功した!」 そう言って、夜を見上げる姿が、やけに眩しかった。 どうやら、最近練習している旋風の魔法に成功したらしい。風の渦がゴウゴウと大きな音を立てている。木々を揺らし、枝葉を中心に巻き込むその性質は、どこかカインに似ていると思った。 ものの数分もしないうちに、旋風は消えた。故意的に魔法を解いたからだ。カインは賢者様と話をしていた。 赤とか、騎士とか、目標とか。 そんなカインらしい単語が次々と聞こえてくる。 「……」 僕の視界は、信じられないくらい、チカチカと煩かった。 本当に鬱陶しい。いく千の星々より、絶対的な厄災より、今は剣を持つ男が何よりも眩しい。僕が、おめでとう、なんて言うわけないでしょ。 1651 recommended works m5_blDOODLEオーカイ shiro4_27DOODLEオーエン♂×カイン♀なオーカイが描きたかった巻き込まれ賢者♂がいるにょたな騎士様に想いを馳せている v_ran_tanMAIKINGフォ学のオーカイでホラー。憑かれやすいカインくんと、現代まで生き続けて高校生してるオーエンくん。オーカイのホラー 気付いたら、隣を歩いていたはずの男が居なかった。またか、と歩みを止めて振り返り、再び「またか」と溜息を落とす。忌々しげに名前を呼んでも、男─カインは反応をしない。 僕では無く、目の前のソレに意識を集中させているから。 「どうしたんだ? 迷子か?」 180近くあるでかい体を折り畳んで、カインは小さなソレに目線を合わせて話しかけている。ソレは肩下まである黒い髪を左右の耳の下で結んでいて、白い長袖シャツに黒い膝丈のスカートを身に付けている。この、真夏に。まだてっぺんにも達していないと言うのに、太陽の光はじりじりと肌を焼いている。 このおかしさに、あの馬鹿は全くもって気付いていない。 僕だって学ランを着ているけれど、それは、また話が違うから、ここでは棚に上げて置くことにする。 1297 ymym_makiDOODLE周年スト切なくてまだくるしい。 るんるん日本人DONE心臓がないオエ オーカイお誕生日カードボイスを聞いて…カインくんオーエンを頼んだよ Pymn0000DONE2022年7月23日発行オーカイ本『花待狐』描ききれなかったページをばらばらとあげていきます※P2からの漫画はまだ途中なので、続きを上げたらツイッターでお知らせします 3 こにしMOURNING2021.6.27発行 オーカイ本『ささやかなぼくの天国』より 小説『The fallen spoon』のweb再録です再録にあたり多少加筆修正しておりますThe fallen spoon 降り積もった雪に胸を弾ませることがなくなったのはいつからだろうとカインは考えた。幼い頃はちらちらと粉雪が降っているだけでも大はしゃぎで薄着のまま家を飛び出し、そのたびに母が追いかけてきて上着やマフラーや手袋を着せられたものだった。その頃は積雪による被害や吹雪の恐ろしさを知らなかったのだ。雪を見てそんなことを考えるようになった今、大人になったというよりかは、歳をとったな、という後ろ向きな感情があった。 一面の雪。真っ白な地表は太陽の光を反射して眩しく、黒目の内側でちいさな光がちかちかと明滅している。防寒具を身に着けてはいるものの、唯一外気に晒された顔面は刺すような寒さに痛みを感じるほどだった。雪と枯れ木だけの山道はまだずっと続いてゆくようで、果ては見えない。 6502 RuneDOODLEオーエンとカインの肌色 2 kawatany_sanPROGRESSオーカイ R18小説導入部分。尻叩きのためにあげるので、反応頂けると励みになりますー!「熱砂のオアシスに勇者の歌を」のセトの楽園が舞台です。ネタバレは無いはずですが、気になる方は回避してください。8/6オーカイ オンラインイベント原稿火照った肌が少しづつ冷やされていく感覚にほっと息を漏らす。 任務で赴いた砂の街の太陽に容赦なく肌を焼かれ続け、湖から宿に辿り着いた頃には触れると熱を持っているのが分かる程になっていた。 やや赤くなった肌に気付いたラスティカが魔法をかけてくれようとしたものの、今更のように持て余す。時間が経てば落ち着くだろうと断ったそれは、そろそろ寝ようかと思ったカインを中々寝付かせてくれなかった。 素直に仲間の厚意を受け取っておけばよかったと後悔したところですでに遅く、他の仲間たちもすでに部屋に戻ってしまっている。声をかけるには遅い時間に、カインが考えた対処法は至ってシンプルだった。 一人部屋のとれた今回は、更に運のよいことに小さな浴室が備え付けられていた。聞けば砂漠を越えてきた旅人にとって、何よりの労いは冷えた果実水と、水浴びだから、というこの街ならではの気遣いなのだという。 2339