2kurokma @2kurokma 小説の進捗とか成人向け推しカプとかのせる予定https://x.com/2kurokma ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 15
2kurokmaDOODLE※R18アレジョセ自制心があると見せかけてない殿下 2 2kurokmaDOODLE城から逃げ落ちてきたアレインとジョセフを匿うパレヴィア島神父の話。カプ要素無し。例によって神父の性格をかなり捏造しています。再会 ヴァルモア将軍が謀反を起こした。 コルニアへ出稼ぎに向かったはずの漁師が大慌てでパレヴィア島に戻り、元コルニア騎士で現在はパレヴィア島で神父を務めている男の元へと、息を切らしながらやってきて、そう告げた。 ──── ここ最近は何日も大雨が続いている。まるで、暗雲立ち込む時代の到来を示唆するかのように。島民が寝静まった真夜中、中々寝付けずに自身の家で椅子に腰掛け、横殴りの雨を窓から眺めている神父は、己の暗い妄想を断ち切ろうと、一つ首を振った。 普通に考えれば、無謀にも程がある話なのだ。コルニアは大陸随一の豊かな領土の元、強力な軍を抱えた王国である。幾らヴァルモアが優れた将軍であったとしても、女王イレニアの首を拝む前に、忠誠を誓う貴族らにやられるのが関の山の、結果など分かりきった戦だ。 5773 2kurokmaDOODLEアレジョセそういう描写はないけど事後ですもっと貴方を知りたくて 一日が終わった真夜中の天幕で、服を着直した男二人が並ぶには狭い寝台に、養父の隣へひっつき、指でつうと腕の古傷の一つを優しくなぞれば、驚いたように肩が跳ねた。 「……殿下?」 ジョセフが意図を理解できず、戸惑っているのが伝わってくる。普段は、解放軍の総督と参謀としている時にはまず見ることのない、素直な表情を見れたのが嬉しくて、アレインはにこりと笑みを浮かべ、もう一度傷をさすった。 「なあ、この傷はいつ付いたんだ?」 「傷…ですか?少なくとも十年以上前というのは確かですが……。いかんせん、付いた傷が多すぎて、一つ一つ覚えては…」 「もう少し考えてくれ、思い出せるかもしれないだろ?」 自分でもだいぶ無茶なことを言っていると思うが、養父は強引なアレインに戸惑いつつも手を口元に当て、律儀にも記憶を辿っていたが、やがて「ああ、そういえば」と手を離した。 1753 2kurokmaDONEパレヴィア島で暮らしてた時のアレイン→ジョセフの話。殿下は十五歳辺りのイメージで書いてます。私情 太陽が空高く昇り、暖かい光が差し込んでくるのを感じながら、アレインは起き上がって一つ欠伸してから背伸びをした。窓辺から外を眺めると、ここ最近の暖かさで咲いた花や草木に付いた朝露が、光を反射して煌めいている。命の芽吹きを感じるパレヴィア島の春が、アレインは季節の中でも一等好きだった。 (今日はジョセフが帰ってくる日か) 寝衣を脱いでいつもの服に着替えながら、二週間振りに会えるであろう聖騎士の顔を思い浮かべ、アレインの気持ちは上向いた。 この島に逃げ落ちて以降、ジョセフはゼノイラに反旗を翻すための戦力を集めようと、度々船でコルニアとここを行き来している。島に来たばかりだった頃は、まだ幼いアレインを気遣ってなのか船に乗る頻度は低く、昔からの友人だという神父にアレインを預けてから行っていたが、アレインが一人で生活できるようになってからは、それなりに頻度が増えていった。 3144 2kurokmaDONEアレジョセ本編から数年後辺りの話。ジョセフ契約√だと後日談の描写的に宰相の話断ってないと思ってるんですけどどうなんですかね。身長差「あっ」 政務の隙間を縫ってできた僅かな空き時間。城の回廊にてジョセフはアレインと雑談をしていたが、ふとアレインが自身の頭に手を置き、なるべく平行になるように腕を動かしジョセフの頭に当て、声を上げた。 「……陛下、如何されましたか?」 ジョセフは続く言葉を数秒待ったが、アレインがそのままの状態で何か考え事をしているのを見かねて声を掛けると、養子はハッとして「すまない」と自身の腕を下ろし、苦笑いを浮かべた。 「もしかしたら貴方と背が並んだかも、…ってなんとなく気になってな」 「陛下も成人を迎えられましたからな」 昔は自分が膝をついてようやく目線が合う程小さかったのに、今ではすっかり背丈も伸び、体だけでなく心もコルニアを統べる王として立派に成長した。パレヴィア島に着いたばかりのアレインの姿を思い返し、ジョセフの胸に熱いものがこみ上げる。 3038 2kurokmaDOODLE※R-18 パスワード 18歳以上?yes/noアレジョセ激重感情拗らせ殿下(いつもの) 2kurokmaDOODLE※R-18 パスワード 18歳以上?yes/noアレジョセ養父といる時の殿下を赤ちゃん顔にしがち 十年拗らせてた分いっぱい甘えててほしいから(これ甘えてるのか?というのはさておき) 2kurokmaDONEパレヴィア神父とジョセとスカの話。殿下に指輪渡されたジョセが戴冠式の後に島にやって来て神父と色々喋ってる。カプ要素はないです。「おい、荒くれ神父。死なれる前に来てやったぞ」 ドンドンとがさつなノックの音に何事かと思えば返事をする間もなく扉が開かれ、そこにはコルニアの元騎士団長であり今は宰相として国王アレインを支える親友が立っていた。 「……来たのか、ジョセフ」 神父は寝そべっていた半身を起こし、読んでいた本を寝台の近くにある棚に仕舞った。 神父は足が悪かった。大司教の娘スカーレットがこのパレヴィア島に来てから八年程経った辺りで突然、自力で立てなくなったのだ。目の前に立つ友が解放軍を結成し、祖国のために暗躍する姿を真横で見ていたものだから、倒れた当時は悔しくて情けなくて仕方がなかったのだが、今はもう慣れてしまった。 この部屋の本棚や筆記具はいつも寝台にいる神父の手の届く範囲にあるようにと、スカーレットが配慮してくれている。その寝台の近くにある一人用の椅子に友はどかりと座り、手に持っていた豪華な装飾が施された本をこれまた雑に手渡してきた。 5366 2kurokmaDOODLE※直接の描写はないがほのめかしてはいる下ネタ(?)のアレジョセ 2kurokmaDONE反乱が起きて城から逃げてる時の殿下と養父の話(カップリングではない)たった七歳の子供が母を失って尚気丈に振る舞うのを見て胸が締め付けられるジョセの話は無限にしたい「この辺りで少し休みましょう」 ぽつぽつと小雨が降る森の中で馬から降りてそう告げれば、聖騎士に抱えられている幼い主君は静かに首を縦に振った。 女王イレニアに王子アレインを託されてから、敵に追いつかれぬようひたすらに馬を走らせていた。しかし城を出てから暴雨の中を一度も休まず、何時間も駆け続けた馬に疲れが見えたので、休息を与えるべきだと判断したのだった。一刻も早く港に着いてパレヴィア島に向かいたい気持ちもあるが、これ以上を求めるのは酷だろう。 抱えていた主君を下ろしてから近くの木に馬を繋ぎ止め、よくやったと首周りを撫でて労われば、誇らしげに鼻を鳴らした。 ふいに腕を遠慮がちに引っ張られる感覚がしてそちらに視線を向ければ、アレインが馬の方を指差していた。 2856 2kurokmaDOODLE※R-18初夜チャレンジ失敗アレジョセ2 2kurokmaDOODLE※R-18オシュロル 2kurokmaDOODLE※R18アレジョセ初夜チャレンジ(失敗) 2kurokmaMEMOアレジョセの成人向け同人描くならこういう導入がいいな〜のメモ(言うだけタダ)導入だけなので別にエッチ要素はないというか導入めちゃくちゃ考えてるのに肝心の🔞部分思いつかなくて止まってる 1131 2kurokmaPROGRESSヴァージニアから見たアレインとジョセフ(契約済み)の話の進捗今カプ要素はないけどこれからギルヴァジ要素がちょっと出てくる予定 晴れやかな昼下がりの空の下、ドラケンガルドの王がいる天幕から一人の蒼い戦姫が飛び出し、とある人物がいる天幕へ目掛け駆けていく。ヴァージニアは今気分が良かった。あのギルベルトに三連勝したからだ。 アレインと久しぶりにした盤上遊戯で完敗を喫してからというもののヴァージニアは腕を上達させるため、ギルベルトに度々勝負を仕掛けるようになった。 かといって彼が特段上手いのかと訊かれたらそうでもなく、寧ろ互角に張り合う程度には下手だった。手合わせの時と同じように勝って負けてを繰り返していたが、今日初めて三連勝できたのだ。 初めての対戦でヴァージニアが勝利し、戦場での采配は上手いのにと揶揄った時には「現実の戦と机上の遊戯は別物だろ」と珍しく不満を隠さず膨れっ面をしていた。 2063 1