lanminenn
PROGRESS現パロ(ふんわりオフィパロ)/なぜかセレスを振ったイヴとセレスにお願いされて付き合ってるヒューゴの話です。粗い元のSS→https://x.com/lanminenn/status/1654758070235570177
支部では非公開中ですが、加筆修正してまた再公開します。
全体を加筆修正してます。
このシーンで1/3か1/4くらいです。
サムシングブルーを知りたくない同期とヒューゴさん。
何気ない昼休憩。
会社に戻る時間がたまたま早かっただけ。
「好きなんです」
「ああー…………」
居合わせてしまった。恐らく告白現場に。
関係ない私の心拍数がなぜか上がってしまっている。頬にも火照りを感じている気もするけれど、気のせいだと思う。
息をひそめることには慣れている。足音をさせないようにすり足で廊下の角に身を、そうすれば――
「いけない子なーーんだ」
だというのに、最悪ともいえるタイミングで悪戯好きの同期の声が耳元に届く。今日は少しばかり間が悪い日なのかもしれない。こんなに間が悪いことなんてあるのだろうか。
(間が悪いなんて当然よね。私……だもの)
義兄の励ましの言葉を自分を傷つけるために使ってしまった。本人がいないのに、なぜか義兄に申し訳なく思って息を吐く。
1405何気ない昼休憩。
会社に戻る時間がたまたま早かっただけ。
「好きなんです」
「ああー…………」
居合わせてしまった。恐らく告白現場に。
関係ない私の心拍数がなぜか上がってしまっている。頬にも火照りを感じている気もするけれど、気のせいだと思う。
息をひそめることには慣れている。足音をさせないようにすり足で廊下の角に身を、そうすれば――
「いけない子なーーんだ」
だというのに、最悪ともいえるタイミングで悪戯好きの同期の声が耳元に届く。今日は少しばかり間が悪い日なのかもしれない。こんなに間が悪いことなんてあるのだろうか。
(間が悪いなんて当然よね。私……だもの)
義兄の励ましの言葉を自分を傷つけるために使ってしまった。本人がいないのに、なぜか義兄に申し訳なく思って息を吐く。