みそらーめん
CAN’T MAKE完成品を、以前のパス君・ビク君ハピバ漫画に貼り付けるつもりが…すぐ気が変わる。モチベ持続させたいので途中を上げた😂ポイピクのいいとこよ。適当にあげられるとこ(笑)誕生日までに間に合わせたいけど微妙😂2024年10月13日 3
強塩基
CAN’T MAKE伯玖←やきもち特待生。フォロワさんからネタをもらいました。ありがとうございます。昴流さんは潜入捜査学の成績がいい筈。
鳴片 やいたりついたり
聞きたくない噂を聞いた。
最初は人違いだと思った
次は気のせいにした
だけど、
断片は重なる内に確かな情報となった。
「草薙先輩が」
「え、うそでしょ」
「すっごい美人だったらしいよ」
「どれもんよ」
「あー、あの人結構アレだよね」
やだ、やだやだやだ
人の口は覆えないし
人前で耳は塞げないので
俯いて
肩を竦めて
小走りでその場を去る
あんな噂、
あと何日聞かなければいけないのだろう
さらっとして
優しくて
ちょっとやらしい冗談は言うけど
だけどそこがまた
やわい女心をくすぐられてしまう
三白眼は凶相と言われているが
当たりのやわらかさのおかげで
寧ろ魅力的に見える
腰が痛いだの肩が凝っただの
2678聞きたくない噂を聞いた。
最初は人違いだと思った
次は気のせいにした
だけど、
断片は重なる内に確かな情報となった。
「草薙先輩が」
「え、うそでしょ」
「すっごい美人だったらしいよ」
「どれもんよ」
「あー、あの人結構アレだよね」
やだ、やだやだやだ
人の口は覆えないし
人前で耳は塞げないので
俯いて
肩を竦めて
小走りでその場を去る
あんな噂、
あと何日聞かなければいけないのだろう
さらっとして
優しくて
ちょっとやらしい冗談は言うけど
だけどそこがまた
やわい女心をくすぐられてしまう
三白眼は凶相と言われているが
当たりのやわらかさのおかげで
寧ろ魅力的に見える
腰が痛いだの肩が凝っただの
強塩基
CAN’T MAKE東ディバ小話。ホタルビの三人で伯玖視点。ほんのり切ない。フォロワさんの素敵なお花と呟きから生まれました。全人類見て欲しい。
※蛇足
萱草を植えると忘れる、紫苑を植えると忘れないという今昔物語の話から。この場合の忘れる忘れない、というのは故人の事。
鬼勿 つゆのまだひぬ
「お」
ふらりと日課の散歩中
草薙はさらさらと降る雨の中
咲き初めの淡い紫の花に目を留める
怪異のせいで年中雨のホタルビにも
それなりの四季はあるが
仄かに暗いこの敷地内では
この色の花は少々鄙びて見えてしまう
「お前さん達も健気だねえ」
もっと明るい場所で咲けば秋の色と愛でられように
暗い上に雨にけぶり
葉先からはたはたと雫を重たげに垂らし
風も無いのにふらふらと揺れる
戯れに傘を傾けたとて
慰めにもなりはしない
草薙は
つ、と手を伸ばしぱきりと茎を折る
だがそれは、
存外丈夫な皮のせいで
綺麗には手折られてはくれず
「あらら、…すまんね」
半端に折ってしまった花に謝り
雨と青臭い汁のついた手を
3109「お」
ふらりと日課の散歩中
草薙はさらさらと降る雨の中
咲き初めの淡い紫の花に目を留める
怪異のせいで年中雨のホタルビにも
それなりの四季はあるが
仄かに暗いこの敷地内では
この色の花は少々鄙びて見えてしまう
「お前さん達も健気だねえ」
もっと明るい場所で咲けば秋の色と愛でられように
暗い上に雨にけぶり
葉先からはたはたと雫を重たげに垂らし
風も無いのにふらふらと揺れる
戯れに傘を傾けたとて
慰めにもなりはしない
草薙は
つ、と手を伸ばしぱきりと茎を折る
だがそれは、
存外丈夫な皮のせいで
綺麗には手折られてはくれず
「あらら、…すまんね」
半端に折ってしまった花に謝り
雨と青臭い汁のついた手を
neko_to_kabosu
CAN’T MAKE五伏五先生が死んでしまった世界線。五の輪廻転生を信じて生きる伏の話(多分
五条悟、死後10年後。
やっと彼の死を克服し始めた伏黒恵の目の前に現れたのは、五条と同じ瞳の色をもつ子供で……なお話。
またきみにこいしてる伏黒恵side
「僕が今日から君とお姉さんの保護者になるんだよ。よろしくね伏黒恵くん」
と笑う男。
同じ日本人かと疑うほど身長が高く、珍しい銀に近い白い髪。
サングラスの隙間から覗き見える瞳はまるで空の様に碧く、顔も端正な造りをしていた。
この人が俺と津美紀の保護者? こんな怪しい奴が?
警戒心MAXで、まるで猫の様に逆毛をたてた俺に男は笑った。
そして、その笑顔のまま言ったのだ。
「ま、仲良くしようよ」
ぽんぽんと俺の頭を撫でる大きな掌は、飄々として怪しさ満載の男の態度とは違って温かくて優しかった。……それが、俺が初めて"五条悟"と出会った時の事だ________。
はあ、と吐いた真っ白な息が視界を掠める。
8956「僕が今日から君とお姉さんの保護者になるんだよ。よろしくね伏黒恵くん」
と笑う男。
同じ日本人かと疑うほど身長が高く、珍しい銀に近い白い髪。
サングラスの隙間から覗き見える瞳はまるで空の様に碧く、顔も端正な造りをしていた。
この人が俺と津美紀の保護者? こんな怪しい奴が?
警戒心MAXで、まるで猫の様に逆毛をたてた俺に男は笑った。
そして、その笑顔のまま言ったのだ。
「ま、仲良くしようよ」
ぽんぽんと俺の頭を撫でる大きな掌は、飄々として怪しさ満載の男の態度とは違って温かくて優しかった。……それが、俺が初めて"五条悟"と出会った時の事だ________。
はあ、と吐いた真っ白な息が視界を掠める。
TaydangS
CAN’T MAKE!!not official!!!!Fanmade/trace!!
*ファンメイド/トレース*
Just do it for fun no intention to make people misunderstood
ただ楽しむためだけにやるのであって、誤解を招く意図はないします
Cross over/クロスオーバー(AんすたとAルゴ -> Felixさんとヴぁ) 2
kusaremame_
CAN’T MAKEペテンただの五月蝿い苦手な人種だった。最初は。
「っ、仁王!真面目にやらんか!!」
「はいはい、分かってるぜよ。」
飄々と何を考えてるかも分からない俺の態度はたいそう気に触るようで。
まぁ、元来真面目やら誠実やらと無縁の俺にとっちゃこの生き方がしょうに合ってた。
ただ真っ直ぐに真剣にテニスに打ち込んでる彼奴は眩しく少し羨ましい程だった。
それがどこか癪に障ると言うか、なんと言うか。まぁ、とにかく一生相容れない、部活内だけの存在だと思っていた。
「仁王!」
耳にキンと響いた声に心の中で舌打ちをして振り返る。
「なんじゃ、なーんもしとらんぜよ。」
「練習に戻れ。まだ全員のメニューが終わっていないぞ……!」
黒いまっすぐな視線が体に刺さるような感じがした。ひどく喉が渇いたような奇妙な感覚だった。
3821「っ、仁王!真面目にやらんか!!」
「はいはい、分かってるぜよ。」
飄々と何を考えてるかも分からない俺の態度はたいそう気に触るようで。
まぁ、元来真面目やら誠実やらと無縁の俺にとっちゃこの生き方がしょうに合ってた。
ただ真っ直ぐに真剣にテニスに打ち込んでる彼奴は眩しく少し羨ましい程だった。
それがどこか癪に障ると言うか、なんと言うか。まぁ、とにかく一生相容れない、部活内だけの存在だと思っていた。
「仁王!」
耳にキンと響いた声に心の中で舌打ちをして振り返る。
「なんじゃ、なーんもしとらんぜよ。」
「練習に戻れ。まだ全員のメニューが終わっていないぞ……!」
黒いまっすぐな視線が体に刺さるような感じがした。ひどく喉が渇いたような奇妙な感覚だった。