rakugakisouko
DONE本編は文サイドと仙サイドで構成されています。文仙本サンプル すくいあげるは恋の花『作戦のはじまり』
「文次郎、明日は暇か?」
金曜日。授業が終わってすぐ、一番前の席に座っていた文次郎に声をかける。
「暇じゃない」
教科書をかばんに入れながら文次郎が答える。
「どこかへ行くのか?」
「新入生歓迎会の買い出しだ」
季節は四月。私たちが最高学年になるのと同時に新しい一年生たちが入ってきた。
「あぁ。そういえば来週だったな。なら私も行こう!」
「お前は関係ないだろうが」
「人手は多い方がいいだろう?それに私も買いたいものがあるからな」
買いたいものは特にないが、適当な理由をつけてついていくことにする。
「好きにしろ」
いつも通りそっけなく文次郎は応じてくれた。
**
「あとは何を買うんだ?」
いくつかの店を回って目当ての物を買う。もちろん買ったものは文次郎が自分で持っている。
6545「文次郎、明日は暇か?」
金曜日。授業が終わってすぐ、一番前の席に座っていた文次郎に声をかける。
「暇じゃない」
教科書をかばんに入れながら文次郎が答える。
「どこかへ行くのか?」
「新入生歓迎会の買い出しだ」
季節は四月。私たちが最高学年になるのと同時に新しい一年生たちが入ってきた。
「あぁ。そういえば来週だったな。なら私も行こう!」
「お前は関係ないだろうが」
「人手は多い方がいいだろう?それに私も買いたいものがあるからな」
買いたいものは特にないが、適当な理由をつけてついていくことにする。
「好きにしろ」
いつも通りそっけなく文次郎は応じてくれた。
**
「あとは何を買うんだ?」
いくつかの店を回って目当ての物を買う。もちろん買ったものは文次郎が自分で持っている。
まきほ侑奈
DONE剣鬼ベリックちゃんです 鬼ベリちゃん実装時確か新リヴィエラさんと新セティスが出てた20章くらい?しか進めてなかったんですけど 今年のお正月の転スラコラボでロゼベリコンビの前に魔王ヴォックスさん(幻)がご光臨されたイベント見て見事に転び直してグラサマ復帰しましたありがとうございます コラボイベで転び直してからまあ~ドハマりするの早かったですね… 2Saikuro_3196
DONERED°ニート部のファンアートです。わたくしさいくろは先日グッズを買いに行き、小さなウマヅラハギやピンバッジを買いました。チケットはまだ先の日程のものをとったため謎解きはこれからです。楽しみ
(2025/04/19) 2
summeralley
DONE #飯P版深夜の真剣お絵描き字書き60分一本勝負お題【デート】
先週の「花」を少し引きずっているようなお話……
【飯P】なにをすれば 駅前広場のベンチに腰掛けて、僕らは行き交う人々を眺めていた。晩春のそよ風は間延びして、午後の雑踏を殊更に穏やかなものに見せている。
「いっぱい買っちゃいましたね」
「花壇も鉢もたくさんある、まだ足りないくらいだ」
僕らの足元には、デンデに頼まれた花の苗と球根、それから種が、手提げ袋四つ分もある。見ている内にあれもこれもと手が伸びて、店を梯子し、思った以上に時間もかかってしまった。
メモにあった百日草は、ずいぶん迷った。「色は、二人の好きなものを」と書き添えてあったが、百日草の種だけで一つの棚が埋まっているほど、実にさまざまな色のものが置かれていた。
「これはどうだ?」
ピッコロさんが指したのは、濃いオレンジ、ピンク、黄色、白の花の写真の載ったパッケージだった。
1768「いっぱい買っちゃいましたね」
「花壇も鉢もたくさんある、まだ足りないくらいだ」
僕らの足元には、デンデに頼まれた花の苗と球根、それから種が、手提げ袋四つ分もある。見ている内にあれもこれもと手が伸びて、店を梯子し、思った以上に時間もかかってしまった。
メモにあった百日草は、ずいぶん迷った。「色は、二人の好きなものを」と書き添えてあったが、百日草の種だけで一つの棚が埋まっているほど、実にさまざまな色のものが置かれていた。
「これはどうだ?」
ピッコロさんが指したのは、濃いオレンジ、ピンク、黄色、白の花の写真の載ったパッケージだった。
14anan_FBP
DONEアーチャー陣営 召喚RPモンゴルでの聖杯戦争が始まるXXX年から、少し遡ること、数年前。ジャック・ブライアン・ダニエルはバーテンダーとしてハワイのバーに勤めていた。バーテンダーとなってから気づけば30年ほどが経過していた。ブライアンのバーは今日も観光客で賑わっている。
「なぁ、マスター。マスターは魔術師って知ってる?」
友達のような感覚で日系人がブライアンに話しかける。ハワイ在住でこの近辺に住んでいる日本人。あくまでバーの店主と客の関係だが数年の仲だ。
「HAHAHA、急に何を言い出すかと思えば。知り合いに魔術師とやらがいるのか?」
「いや〜、この前たまたま古典文学に詳しい人がいてさ。その人が研究する中で魔術の儀式について調べてるらしいんだけど…」
3257「なぁ、マスター。マスターは魔術師って知ってる?」
友達のような感覚で日系人がブライアンに話しかける。ハワイ在住でこの近辺に住んでいる日本人。あくまでバーの店主と客の関係だが数年の仲だ。
「HAHAHA、急に何を言い出すかと思えば。知り合いに魔術師とやらがいるのか?」
「いや〜、この前たまたま古典文学に詳しい人がいてさ。その人が研究する中で魔術の儀式について調べてるらしいんだけど…」
mado342
DONE渋将ちゃんの日用に書いてた小話。やっと書き上げられました。
付き合いたて。二人とも恋愛初心者🥰
可愛いふたりを書きたくて…お楽しみ頂けましたら幸いです。
質問ごっこよく晴れた空から差す太陽の光がやわらかくて冬にしては暖かい。そんな日曜の午後。
「好きな食べ物は何ですか?」
「鯖の味噌煮……かなぁ。風祭は?」
「ぼくは……カレーかなぁ。唐揚げ乗っかってるやつがいいです」
「トッピングか。豪華になって良いよな。今度一緒にカレーでも作ろうか。ここのキッチンをお借りすることになるだろうから、ご家族の了解が取れたらだけど」
「兄なら大丈夫だと思います。少し多めに作って……兄の分もいただけたら、喜んでOKしてくれるんじゃないかなぁって」
「ああ、もちろん。たくさん作ろう。カレーはその方が美味いしな」
「ありがとうございます! 楽しみです。じゃあ……次、先輩の番ですよ」
大きな瞳をきらきらと輝かせ、将が渋沢を見上げて笑う。
5923「好きな食べ物は何ですか?」
「鯖の味噌煮……かなぁ。風祭は?」
「ぼくは……カレーかなぁ。唐揚げ乗っかってるやつがいいです」
「トッピングか。豪華になって良いよな。今度一緒にカレーでも作ろうか。ここのキッチンをお借りすることになるだろうから、ご家族の了解が取れたらだけど」
「兄なら大丈夫だと思います。少し多めに作って……兄の分もいただけたら、喜んでOKしてくれるんじゃないかなぁって」
「ああ、もちろん。たくさん作ろう。カレーはその方が美味いしな」
「ありがとうございます! 楽しみです。じゃあ……次、先輩の番ですよ」
大きな瞳をきらきらと輝かせ、将が渋沢を見上げて笑う。