キツネノアザミ【パンケーキ食べたい！】Cafeかんみどころには、名物のパンケーキがある。

丸くてふわふわ黄金色で、上にバターの塊とはちみつがたっぷりとかかった絵に描いたようなパンケーキだ。

一番人気で、客の７割はこれを頼む。



そして看板娘は、カフェのオーナーの妹。ピンクの髪をツインテールしている少女かなめちゃんだ。

元気いっぱい接客する彼女は、見ていて気持ちが良い。
たとえ注文をよく間違えようと（ほとんどの客がパンケーキ注文だから、たまに違う注文が入ると間違えてしまうのだ）、水をひっくり返そうと、皿を割ろうと、可愛ければ許される。

その後ろをついて回るのが、「パンケーキちゃん」だ。
その名の通りうっすら茶色くてふわふわで美味しそうだ。つぶらな瞳でちょこまか歩く、愛らしさ１２０％のかなめちゃんの愛犬。

現パロ(水族館デート) 衛拓現パロ(水族館デート)
目の前でカラカラ鳴らされるベルを淡々と見つめる。
なんとなく訪れた商店街で思いの外興味深い古書を見つけたので大量買いしたら福引きのチケットを貰ったのだ。
こういうものの特賞はペア宿泊券だったりするので引くか迷ったけど当たりリストを確認したら最近オープンしたばかりの水族館のペアチケットが含まれていた。
それを見てそういえば拓海クンが魚好きだったなと思い出した。
料理として好きなだけかと思っていたけど休日に行ったショッピングモールでペットショップの色鮮やかな熱帯魚を見てお魚さんかわいいなと呟いたのも聞いた。
当の本人はそんなぼそりとした呟きをボクに聞かれているとは思ってなかったのだろう。眼を輝かせて水槽を見ていた。ボクの体質のせいで人の多いテーマパークの類は行こうという発言すら遠慮させてしまっている。

幻梦希斯拉德走进房间的时候，隐居于拉凯提卡大森林的伟大贤者正在给住在附近的孩子们讲故事。壁炉的火焰安静地燃烧着，偶尔发出噼啪的声响，贤者奥奇斯达蓝坐在炉边，腿上盖着毛毯，声音平和地讲述着远方的风雪与人类，孩子们安静地听着，眼睛映照着壁炉的光，闪闪发亮。
小屋的门忽然开了，又吱呀一声关上，有好奇的孩子转头去望，确什么也没看到。希斯拉德站在垂暮的贤者身前，对他露出一个微笑。
奥奇斯达蓝没有回应他的笑，他依旧在给孩子们讲故事，孩子们的注意力很快再次被故事吸引，没有人再注意希斯拉德。
希斯拉德在哈迪斯另一边坐下，像那些小孩子一样，一副认真听故事的样子，唇角的笑却一直未曾消去。等到故事终于结束，孩子们乖巧地向友善的贤者大人告别，奥奇斯达蓝举起手一一回应，同希斯拉德在做的事一模一样。

潮汐从什么时候心思开始变了？Shylock也说不清。Murr坐在他对面，中间隔着长长的吧台，和摆在他们面前的酒。Murr很开心，迎击大灾厄的日子刚刚结束，他似乎观测到了新的数据，但Shylock没在听他说了什么，他的注意力在Murr亮晶晶的眼睛上——真像宝石。他想。
Shylock和Murr是朋友，或许该说是青梅竹马——相识的细节他们都记不清了。魔法使的寿命太长，而在能忆起的部分最初他们便已在一起，一个日复一日呆在吧台后，擦拭那些晶莹剔透的杯子或者调一杯又一杯各式各样的酒，一个总是一刻不停地望着月亮，无休止地唱那些赞美诗。他们就这样一起度过了几百年。
店里的人逐渐散去，Murr还在说着什么，嘴巴一张一合。他有些醉了。Shylock想。也许这是个好机会……什么好机会？身体先一步动了起来——Shylock倾身过去，衔住了Murr喋喋不休的唇。