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    あらすじ

    fu__furu

    MAIKING8月に頒布予定の年の差ラブコメ降谷夢の冒頭です。
    ⚠️降谷20歳、夢主25歳
    ⚠️夢主の元彼含めモブがまあまあ出る。
    ⚠️ネームレス夢主

    【あらすじ】
    結婚を機に退職したものの婚約者に逃げられた夢主が、居酒屋で大学生の降谷と最悪な出会いをする。夢主がバイトを始めた塾で降谷と再会したことをきっかけに少しずつ距離が縮まり……?

    絶賛執筆中なので絵文字などもらえると励みになります!!
    Sabotage 1

     きっかけは金曜日の夜。
     彼の部屋で晩酌しながら、もう仕事なんて辞めたいとぼやいた私への彼の返答だった。
    「辛いなら無理して仕事続けなくていいよ。俺ももっと働くし」
    「何、珍しいこと言って」
     いつもなら「そんなこと言って、本気で辞める気はないんだろ」とか言って流すのに。持っていた缶ビールをローテーブルに置いて、キャンディ包みされたチーズへ手を伸ばすと、拗ねたような顔と目が合った。
    「だって最近のお前、ほんとに辛そうだし。それに俺だって、奥さんが仕事のせいで壊れたら嫌だよ」
    「えっ?」
     低めの声で聞き返した私に、彼は「そこはもっと可愛く聞き返すところじゃねえの」と笑った。だけど、私は突然の爆弾発言にかなり動揺していた。だって、確かに交際五年目の記念日は間近に迫っていたけれど、そんなのまだ先だと思っていたから。
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    maxima_tkk

    MOURNINGドラマ「は○恋」wikiあらすじを元にリヴァハンとフロハンで改変しました。不倫、死エンドですのでご注意を
    2000年ぶりの両片想い優しい年下の夫・フロックとこの春小学校に上がる息子と共に幸せな生活を送っていた言語聴覚士のハンジは、健康診断で肝臓の数値に異常が見つかり、精密検査の結果、非常に珍しく手術が困難な部位に肝臓癌が出来ていることが判明する。愛する妻のため、医学書や関連本を読み漁り執刀できる医師を探し回るフロックは、ちょうど同じ癌の執刀のために帰国していたパラディ医科大学教授のリヴァイの存在を知る。妻の手術を懇願するフロックをすげなくあしらうリヴァイだったが、執刀した患者の容体が急変し死亡したことで、自身の名誉を守るためにハンジの執刀を請け負う。

    執刀医との面会のために来院したハンジは、リヴァイの顔を見るなり驚き、思わずその場を走り去ってしまう。切ない両片想いの前世の記憶が蘇ったのだ。しかし既婚者である今、その内なる恋心を明かしたくない。リヴァイだけには切られたくない、心の底からそう願ったハンジだったが、フロックと息子のことを考え手術を受けようと決心する。手術は無事成功し、順調に回復し退院したハンジは今まで通りの生活を始め、早々に仕事に復帰するが、胸にかすかな痛みを感じる。リヴァイも記憶を取り戻しており、術後の検診の後ハンジをランチに誘うが、「今、幸せなんだな」との問いにうなずくハンジを見てパラディへ戻る決心がつく。
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    lll_suki

    PROGRESS6月25日(日) 東京ビッグサイトにて行われるプチオンリー「極上の1杯を貴女に」で頒布を予定している、名探偵コナン/降谷零 夢小説のサンプルです。
    本文中、何度か視点が切り替わります。

    [あらすじ]
    黒ずくめの組織の壊滅まであと少し。
    妻を守るために自身の死を偽装し別れた降谷と、彼を亡くした日常のなかで必死に生きようとする妻が、もう一度出会うまでのおはなし。
    ハッピーエンド。
    拝啓 春へ置き去りにしたあなたへ おしまいはほんとうに突然で、それはよく澄んだ、春のおわりだった。

    「ご無沙汰しております」
     警察官の夫と、私と、それから子犬のハロ。ふたりと一匹暮らしのマンションに突然訪れたのは、篤実そうな男性だった。
     夫の部下だという男性は、『風見』さんと名乗った。彼と顔を合わせるのは確か、これが二度目。高い背丈と、あのひととは正反対に吊り上がった瞳がつよく印象に残っている。
     どうぞこちらへ。そう室内へ促した私に、春の空気をまとった彼は、ただ首を横に振った。
    「きょうは、こちらをお届けに伺ったんです」
     そうして手渡されたのは、真っ白な陶器の蓋物だった。私の両手のひらにちょうどぴったり収まるほどの、つるりと丸くて軽いそれ。薄い生成りで包まれているのに氷みたいに冷たくて、受け取った途端、言いようのない焦燥感が背を駆け抜けた。
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