えぐ
🐶inu
DONEシャリエグ。「今すぐ、あなたのものになりたい⋯⋯」
熱に浮かされた瞳、触れた指先から零れる欲望。
唇が触れる寸前、じれったいほどの距離で囁かれる。
この夜が終わるまで、何度でもあなたに溺れたい。 3295
CrazyCursedCkt
TRAININGお互いの部屋に、お互いが朝飲んでるパックジュースの買い置きがある、というの、かわいくっていいなと思ったエグシャリ愛が届きますように/きみは、かわいい【中佐の部屋にある少尉が朝飲む野菜ジュース編】
こだわりがあったわけではない。
たまたま手に入りやすく、身体にも良く、習慣にしているだけで、1日くらいなくても死にはしない。
外での仕事の時には、実際買っている時間もないから飲まないし。
その程度のものだ。
ばこん、と音が鳴る。
振り向くと、据付の冷蔵庫から、水を取り出す姿。もう水を片手に持っているのに、まだ何かを取り出そうとしている。
「はい、これ、飲むでしょ」
「……ありがとうございます」
いつからか、彼の部屋に朝までいると、出てくるようになったパックのジュース。まじまじと手の中のそれを見つめる。
マルチビタミン配合、などと書かれていて、やや胡散臭い気もする。毎日飲んでいても、こんなふうにきちんとパッケージを読んだことがなかった。
1358こだわりがあったわけではない。
たまたま手に入りやすく、身体にも良く、習慣にしているだけで、1日くらいなくても死にはしない。
外での仕事の時には、実際買っている時間もないから飲まないし。
その程度のものだ。
ばこん、と音が鳴る。
振り向くと、据付の冷蔵庫から、水を取り出す姿。もう水を片手に持っているのに、まだ何かを取り出そうとしている。
「はい、これ、飲むでしょ」
「……ありがとうございます」
いつからか、彼の部屋に朝までいると、出てくるようになったパックのジュース。まじまじと手の中のそれを見つめる。
マルチビタミン配合、などと書かれていて、やや胡散臭い気もする。毎日飲んでいても、こんなふうにきちんとパッケージを読んだことがなかった。
Saihate7_15_31
DONEエグシャリ。「⋯僕のほうがおかしくなってしまいそうです」
「おかしくなるってどんな風に?」
低く囁かれるたび、思考が絡め取られる。
抗えないのに、もっと夢中になってしまう。
恋の駆け引きは甘くてずるいソドンのトレーニングルームには、鉄の擦れる音や低く響く呼吸が満ちていた。
床にはいくつものトレーニング器具が並び、湿った空気が二人の肌に心地よく纏わりつく。
「もうちょっと⋯⋯よしっ!」
エグザべはダンベルを持ち上げ、最後の一回を終えると、大きく息を吐いた。
鍛えた腕には薄く汗がにじみ、シャリアが差し出したタオルを受け取ると、額の汗を拭う。
「お疲れ様です、中佐!」
「ふふ、お疲れ様。あなたも、随分力がつきましたね」
シャリアはベンチに腰を下ろしながら、エグザべの成長を目にするように微笑んだ。
エグザべも隣に座り、水滴のついたボトルを手に取ると、一気に喉を鳴らして飲み干す。
「くぅーっ!運動した後の水分補給って、最高ですね!」
2134床にはいくつものトレーニング器具が並び、湿った空気が二人の肌に心地よく纏わりつく。
「もうちょっと⋯⋯よしっ!」
エグザべはダンベルを持ち上げ、最後の一回を終えると、大きく息を吐いた。
鍛えた腕には薄く汗がにじみ、シャリアが差し出したタオルを受け取ると、額の汗を拭う。
「お疲れ様です、中佐!」
「ふふ、お疲れ様。あなたも、随分力がつきましたね」
シャリアはベンチに腰を下ろしながら、エグザべの成長を目にするように微笑んだ。
エグザべも隣に座り、水滴のついたボトルを手に取ると、一気に喉を鳴らして飲み干す。
「くぅーっ!運動した後の水分補給って、最高ですね!」
roxi
MAIKINGエグコモのお昼デートの話 書きかけ追加 大きなマロニエの樹冠から、やわらかな光がきらきらと揺れて差し込んでくる。エグザベは眩しさに目を細めながら、自分の手を引く彼女の後ろ姿を見つめていた。
昼下がりの風に揺れる、透明感のある濃いグレーの髪。その上で跳ねるように戯れる木漏れ日の粒。彼女の髪を飾る光と影のコントラストに目を奪われて――気づけば、足が止まっていた。
「……エグザベくん?」
立ち止まったエグザベに気づき、コモリはくるりと振り返った。彼女の動きに合わせて、ゆったりした白いカーディガンの裾がふわりと風に舞う。
見慣れた制服姿とは一線を画する、甘く柔和な姿。脳裏に浮かんだのは――童話の挿絵から抜け出した、光の中の姫君。
降り注ぐ光をまとう姿は、目がくらむほどまばゆい。小首を傾げる仕草も、彼女の可憐さを際立たせている。短く刈られた足元の芝生すら、彼女のために用意された舞台のように思えてくる。
1781昼下がりの風に揺れる、透明感のある濃いグレーの髪。その上で跳ねるように戯れる木漏れ日の粒。彼女の髪を飾る光と影のコントラストに目を奪われて――気づけば、足が止まっていた。
「……エグザベくん?」
立ち止まったエグザベに気づき、コモリはくるりと振り返った。彼女の動きに合わせて、ゆったりした白いカーディガンの裾がふわりと風に舞う。
見慣れた制服姿とは一線を画する、甘く柔和な姿。脳裏に浮かんだのは――童話の挿絵から抜け出した、光の中の姫君。
降り注ぐ光をまとう姿は、目がくらむほどまばゆい。小首を傾げる仕草も、彼女の可憐さを際立たせている。短く刈られた足元の芝生すら、彼女のために用意された舞台のように思えてくる。
Saihate7_15_31
DONEエグシャリ。水族館デートの話。甘々。「あとでしましょうか?」——その囁きに心が跳ねた。
ひどい人だと思うのに、蕩けるように惹かれる。
ほんの少し触れただけで、全身が熱を持った。
ねだるような瞳を向けられたら、もう終わりだった。
波間に揺れる恋心今日は晴れ。雲一つない青空が広がり、まさにデート日和だった。
「今日はよろしくお願いします」
「は、はい! よろしくお願いします!」
待ち合わせ場所で向かい合い、エグザべは少し緊張した面持ちで頭を下げる。
シャリアはそんな彼を見て、クスッと笑った。
「フフ⋯⋯そんなに固くならなくても良いですよ。
ああ、そうだ。今日はお忍びデートですから、いつもの階級呼びはなしで、ね?」
そう言いながら、シャリアは人差し指をエグザべの唇に軽く当て、ウインクする。
「っ⋯⋯!」
エグザべの心臓が跳ね上がる。
至近距離で微笑むシャリアの顔が眩しくて、思わず視線を逸らしてしまう。
「もしかして、照れてます?」
「ち、違います!」
「フフ⋯⋯」
シャリアは楽しそうに笑い、軽やかに歩き出した。
6536「今日はよろしくお願いします」
「は、はい! よろしくお願いします!」
待ち合わせ場所で向かい合い、エグザべは少し緊張した面持ちで頭を下げる。
シャリアはそんな彼を見て、クスッと笑った。
「フフ⋯⋯そんなに固くならなくても良いですよ。
ああ、そうだ。今日はお忍びデートですから、いつもの階級呼びはなしで、ね?」
そう言いながら、シャリアは人差し指をエグザべの唇に軽く当て、ウインクする。
「っ⋯⋯!」
エグザべの心臓が跳ね上がる。
至近距離で微笑むシャリアの顔が眩しくて、思わず視線を逸らしてしまう。
「もしかして、照れてます?」
「ち、違います!」
「フフ⋯⋯」
シャリアは楽しそうに笑い、軽やかに歩き出した。
roxi
DOODLEエグコモ つきあってそれなり経ったころのエグザベくんとコモリちゃんの話甘い粒のいたずら 二時間ちょっとのストーリーだった。無意識に詰めていた息をゆっくりと吐き出す。周りの席からカサカサと小さな音が聞こえ始めて、終わってしまったんだなあと感じる。
よくある恋愛映画。でも、やっぱりハッピーエンドはほっとする安心感とじんわりした幸せをくれた。
大型スクリーンを流れていく白黒のスタッフロールを眺めていると、鼻先にふんわりと甘く香ばしい香り。次いで、唇に軽く押し当てられる感触。
それがキャラメルフレーバーのポップコーンだと思い当たって、頬が緩んだ。
唇を開くと甘い粒が口の中に放り込まれた。もぐもぐと口を動かしていると、また唇に同じものが押し当てられる。
僕は声を出さずに笑い、右隣に顔を向ける。こんなかわいいことをする人は、一人しか知らないけれど。
1141よくある恋愛映画。でも、やっぱりハッピーエンドはほっとする安心感とじんわりした幸せをくれた。
大型スクリーンを流れていく白黒のスタッフロールを眺めていると、鼻先にふんわりと甘く香ばしい香り。次いで、唇に軽く押し当てられる感触。
それがキャラメルフレーバーのポップコーンだと思い当たって、頬が緩んだ。
唇を開くと甘い粒が口の中に放り込まれた。もぐもぐと口を動かしていると、また唇に同じものが押し当てられる。
僕は声を出さずに笑い、右隣に顔を向ける。こんなかわいいことをする人は、一人しか知らないけれど。
roxi
DOODLEエグコモ 両片思い中の二人の話花畑のふたりごと ケーキのようにカットされたミモザサラダをつついていると、エグザベくんが首を傾げるのが見えた。
花ズッキーニのフリットと付け合せの黄色い花びらのマリネ。フォークを持った彼の手はそのプレートの上で止まっている。何か苦手な食材でもあったんだろうか?
「どしたの?」
ちらりと私に向けられる視線。ちょっと困ったようにハの字に寄せられた眉。……うん、やっぱり困っていても顔がいいな、彼。
お花の刺繍があしらわれたレースカーテンのやわらかな光が、キラキラとエグザベくんに降り注いでいる。テーブル端の青いコーンフラワーの一輪挿しも、お花形の木製コースターも、おだやかなイケメンを演出するための舞台道具に見えてくる。
「これって、たんぽぽ?」
3331花ズッキーニのフリットと付け合せの黄色い花びらのマリネ。フォークを持った彼の手はそのプレートの上で止まっている。何か苦手な食材でもあったんだろうか?
「どしたの?」
ちらりと私に向けられる視線。ちょっと困ったようにハの字に寄せられた眉。……うん、やっぱり困っていても顔がいいな、彼。
お花の刺繍があしらわれたレースカーテンのやわらかな光が、キラキラとエグザベくんに降り注いでいる。テーブル端の青いコーンフラワーの一輪挿しも、お花形の木製コースターも、おだやかなイケメンを演出するための舞台道具に見えてくる。
「これって、たんぽぽ?」
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INFO『永久の一日』KP:花都
PL/PC:々/緑峰善章
凸/七里氷弦
たずな/刺蟹愛郎
六面体/南暢心菜
全ロストにてシナリオクリア
最近PLとPCの乖離がエグくて顔ない、でも楽しかった
「きっとこれが俺の幸せだった、みんなごめんな」 2
Saihate7_15_31
DONEエグシャリ。PV新規映像のザべ君ネタ。あなたがいるから、戦えるエグザべはソドンの基地内を進み、シャリアの部屋の前で足を止めた。
呼び出しを受けてからすぐに向かってきたが、何の用件かは告げられていない。
シャリアが何かを頼む時は、大抵まともな仕事ではない。
それでも、彼の指示ならば従うつもりでいる。
ドアをノックすると、すぐに「どうぞ」と低い声が返ってきた。
「失礼します、中佐」
部屋に入ると、シャリアはデスクに座っていた。
淡々とした表情で、エグザべに視線を向ける。
「少尉、君に頼みたいことがあります」
「はい! 何なりとお申し付けください!」
エグザべは即座に背筋を伸ばし、敬礼をした。
シャリアはわずかに口元をほころばせ、机の上から黒い服のセットを手に取る。
「これを着て、今すぐ連邦の拠点に潜入してほしいのです。⋯⋯やれますよね? NTなら」
942呼び出しを受けてからすぐに向かってきたが、何の用件かは告げられていない。
シャリアが何かを頼む時は、大抵まともな仕事ではない。
それでも、彼の指示ならば従うつもりでいる。
ドアをノックすると、すぐに「どうぞ」と低い声が返ってきた。
「失礼します、中佐」
部屋に入ると、シャリアはデスクに座っていた。
淡々とした表情で、エグザべに視線を向ける。
「少尉、君に頼みたいことがあります」
「はい! 何なりとお申し付けください!」
エグザべは即座に背筋を伸ばし、敬礼をした。
シャリアはわずかに口元をほころばせ、机の上から黒い服のセットを手に取る。
「これを着て、今すぐ連邦の拠点に潜入してほしいのです。⋯⋯やれますよね? NTなら」
もくず
TRAININGエグシャリhttps://x.com/mkz_CC/status/1895838650161885286?t=-0e1D3iC_nKEU2fkMDuZKw&s=19
これ前提で女性に免疫がある少尉くんに「Ciao」って言わせたかっただけ 2527
rrr_2g_ki
DONEなんちゃってオメガバース要素が薄っすらあるシャリエグというよく分からない話です中盤くらいまで来てから欠陥というかスルーしていいのか?という部分が生まれましたが見ないふりをしてください
今回も材料は幻覚と捏造だけです
怒らないで…殴らないで…… 15724