さんぽ
tekunoru_ti
DOODLEGoodmorning All式間 賛歩(しきまさんぽ):30歳:男
職業:シンガソングライター
「病魔のリクエストになんて答えない。
シャウトするのは、ステージ上だけだ。」
トカゲのしっぽ
TRAININGいやあどうしてもペルーのうたを吹きたくて…番外編
タピオカストローでサンポーニャ
管に貼ってある数字はストローの長さ(mm)
作り方はこちらを参考にさせていただきました↓
https://youtu.be/np_dPExx54Q?si=fgDoLtBlQ5J0qf6m
yudukikki47
DONEサンポワンドロワンライ企画お題【悪あがき、お得意様、いつでもそばに、期間限定、期待、サプライズボックス】で書いたものです。ほんのりサン星。
最後ということで詰められるだけワードを詰め込んだらと過去最高量になりました。普通に4時間オーバーです。おまけに期限もオーバーしましたすみません。もりもり捏造してます。
羅浮でのサンポの手紙イベントのネタバレが入っていますので未クリアの方は注意願います。
【約束】しんしんと雪が降る裂界の雪原に悲鳴が響く。その中心で星とサンポの2人が裂界のモンスターたちと戦っていた。
「ごめん、皆の都合がつかなくて。サンポが来てくれて助かった。」
「いえいえ!!お得意様の頼みとあれば、このサンポ!いつでも馳せ参じますよ!!その代わり報酬はよろしくお願いしますね!」
人手が足りていないと、星に裂界生物討伐の協力依頼が来たのだが、ここ最近裂界に出るモンスターが変わっているらしい。特別強くもないのだが、数が多いのと妙にしぶとい。そのせいで討伐にシルバーメインが手を妬いているとか。何が起こるか分からないので、討伐には複数人で向かうよういわれたのだが、タイミング悪く丹恒達は他の用事で出かけてしまっていた。星1人で向かう訳にもいかず、他の協力者を探していた時にサンポを見かけて同行をお願いしたのだ。
7869「ごめん、皆の都合がつかなくて。サンポが来てくれて助かった。」
「いえいえ!!お得意様の頼みとあれば、このサンポ!いつでも馳せ参じますよ!!その代わり報酬はよろしくお願いしますね!」
人手が足りていないと、星に裂界生物討伐の協力依頼が来たのだが、ここ最近裂界に出るモンスターが変わっているらしい。特別強くもないのだが、数が多いのと妙にしぶとい。そのせいで討伐にシルバーメインが手を妬いているとか。何が起こるか分からないので、討伐には複数人で向かうよういわれたのだが、タイミング悪く丹恒達は他の用事で出かけてしまっていた。星1人で向かう訳にもいかず、他の協力者を探していた時にサンポを見かけて同行をお願いしたのだ。
くろん
DONEサンポワンドロ参加作品『あなたのサンポ』『いつでもそばに』使い魔サン×魔術師星なパロ
細かい設定は作り込んでない、雰囲気だけでふわっと読むタイプの話
※名有りの捏造モブが出張ってます
※途中不穏な展開ですがハッピーエンドです
※軽い流血描写あり
Forever yours「さあ、お前の出番だ。出てくるがいい!」
芝居がかった口調で命じた男の背後の空間がゆらりと揺らぎ、何もないところから一体の人型の魔物が現れた。その姿を目にして、男と対峙していた星は呆然と呟く。
「……サンポ」
それは一週間前に突然姿を消した、星の使い魔の名前だった。
「はははははっ! どうだ、最も信頼していた右腕に裏切られる気分は!!」
「ど、うして……」
「申し訳ありませんねぇ。こちらのデボルド卿が、給金をたんまり弾んでくれると仰るものですから」
「ふん、金で主人を裏切る使い魔など聞いたことがない。貴様はよほど人望がないらしいな」
強張った顔で声を震わせる星を鼻で笑い、デボルドと呼ばれた男はニヤニヤと厭味ったらしい笑みを浮かべた。
2635芝居がかった口調で命じた男の背後の空間がゆらりと揺らぎ、何もないところから一体の人型の魔物が現れた。その姿を目にして、男と対峙していた星は呆然と呟く。
「……サンポ」
それは一週間前に突然姿を消した、星の使い魔の名前だった。
「はははははっ! どうだ、最も信頼していた右腕に裏切られる気分は!!」
「ど、うして……」
「申し訳ありませんねぇ。こちらのデボルド卿が、給金をたんまり弾んでくれると仰るものですから」
「ふん、金で主人を裏切る使い魔など聞いたことがない。貴様はよほど人望がないらしいな」
強張った顔で声を震わせる星を鼻で笑い、デボルドと呼ばれた男はニヤニヤと厭味ったらしい笑みを浮かべた。
sume27_27
DOODLE幼少期の捏造妄想rkgkサンジェパ/sampard
別の星から一時的にヤリーロへ来ていたサンポが幼少ジェパードに会っていた…というイメージ。
公式設定が明らかになるまでは自由に妄想し放題!ということで!! 2
sume27_27
DONE☀✨✨✨サンジェパ/sampard
寝起きの朝一番で視界に飛び込んできたのが朝陽に照らされたあの顔面国宝級美男子ってシチュエーションには流石のサンポコースキもびびると思うんですね
yudukikki47
DONEサンポワンドロワンライ企画お題【お得意様】で書いたものです。
ほんのりサン星。
【嘘か誠か】「やぁ、お姉さん。今、お暇かな?」
「…暇じゃない。」
星が1人で下層部を歩いていると2人組の男が声をかけてきた。星は彼らを一瞥し、一言だけ言ってその場を立ち去ろうとする。
「まぁまぁ、こんな所で1人でウロウロしてるのも危ないしさ、あっちで話でもしようよ。」
「ちょっといい話があるからさ、聞いてみない??」
「…いい話ってここじゃ話せないようなことなの??」
無視をしてもしつこくついてまわる男にうんざりした星が反応すると、興味を引けたと思ったのか男たちはニヤリと笑う。
「そうそう、俺らだけの秘密の美味しい話でね。他の人には言えないのさ。」
「お姉さんには特別に教えてあげるから。ね?」
「いや、だから暇じゃないって言ってる。」
1963「…暇じゃない。」
星が1人で下層部を歩いていると2人組の男が声をかけてきた。星は彼らを一瞥し、一言だけ言ってその場を立ち去ろうとする。
「まぁまぁ、こんな所で1人でウロウロしてるのも危ないしさ、あっちで話でもしようよ。」
「ちょっといい話があるからさ、聞いてみない??」
「…いい話ってここじゃ話せないようなことなの??」
無視をしてもしつこくついてまわる男にうんざりした星が反応すると、興味を引けたと思ったのか男たちはニヤリと笑う。
「そうそう、俺らだけの秘密の美味しい話でね。他の人には言えないのさ。」
「お姉さんには特別に教えてあげるから。ね?」
「いや、だから暇じゃないって言ってる。」
くろん
DONEサンポワンライ参加作品サン星でお題「ひと夏の…」
常夏の星のリゾート地で星ちゃんとサンポが邂逅する話。舞台の星は完全に捏造です。
エンドレスサマー「そこの美しいお姉さん、僕とひと夏のアバンチュールなどいかがでしょう?」
何とも陳腐なセリフのナンパだった。普通なら黙殺するそれに足を止めたのは、その声に嫌というほど聞き覚えがあったからだ。
振り向いた先は案の定、こちらも見覚えがありすぎるほどある顔だった。だが格好の方はいつものよく分からない構造の服を脱ぎ、水着姿に薄手のシャツを一枚羽織っているだけの見慣れぬ姿だ。確かにこのいかにも青い海! 白い雲! といった風情の海水浴場にはふさわしい服装だろうが――そして顔が無駄にいい分とても様になってはいるのだが――、思わず何か苦いものを飲み込んだような顔になった自分は悪くない、と思う。
氷の星たるヤリーロ-Ⅵに夏の象徴的存在である海水浴場などあるはずもなく、ここは当然かの星とは別の惑星である。しかし私は、どうしてここに、と問うつもりはなかった。この男が神出鬼没なのは今に始まったことではなく、どうせ期待したような返事はもらえないのだからいちいち聞くだけ時間の無駄だ。代わりに、今このシチュエーションに最もふさわしい言葉を口に出す。
1439何とも陳腐なセリフのナンパだった。普通なら黙殺するそれに足を止めたのは、その声に嫌というほど聞き覚えがあったからだ。
振り向いた先は案の定、こちらも見覚えがありすぎるほどある顔だった。だが格好の方はいつものよく分からない構造の服を脱ぎ、水着姿に薄手のシャツを一枚羽織っているだけの見慣れぬ姿だ。確かにこのいかにも青い海! 白い雲! といった風情の海水浴場にはふさわしい服装だろうが――そして顔が無駄にいい分とても様になってはいるのだが――、思わず何か苦いものを飲み込んだような顔になった自分は悪くない、と思う。
氷の星たるヤリーロ-Ⅵに夏の象徴的存在である海水浴場などあるはずもなく、ここは当然かの星とは別の惑星である。しかし私は、どうしてここに、と問うつもりはなかった。この男が神出鬼没なのは今に始まったことではなく、どうせ期待したような返事はもらえないのだからいちいち聞くだけ時間の無駄だ。代わりに、今このシチュエーションに最もふさわしい言葉を口に出す。
くろん
DOODLEサンポが後天的に女体化した星サン。星ちゃんに捨てられるくらいなら男に戻れなくてもいいサンポと、どんな姿でもサンポがサンポであればそれでいい星ちゃんの話。書けるところだけ書いたので途中のシーンはメモ書きだけしてすっ飛ばしてます。
純愛メタモルフォーゼ 届いたメッセージにはたった一言、たすけて、とだけ綴られていて。常にない簡潔さに嫌な予感を覚えた星は、一緒に送られてきた位置情報が示す場所へと急いで駆け付けた。
救援要請の送り主が所有するセーフハウスのひとつ。小屋、と呼んで差し支えない大きさのそこは、入り口のドアを開けさえすればひとつしかない部屋の全貌が見渡せる。目的の人物は、部屋の隅に据えられたベッドの上に座り込んでいた。肩からブランケットを羽織り、それで包むようにして自分の体を抱きしめている。両目からはボロボロと涙がこぼれ、ブランケットの端をびしょびしょに濡らしていた。
「サンポ……?」
思わず疑問系になったのは、その人のそんな姿が珍しかったからではない。それが本当にサンポなのかどうか確信が持てなかったからだ。何しろ今の「彼」ときたら、短かったはずの髪は肩の下まで伸び、体も全体的にいつもより小さくラインが丸みを帯びている。極め付けに、胸が大きかった。元々の雄っぱいも中々のものだったとは思うが、今はそれとは次元が違う。男性ではありえない嵩高さで、二つの膨らみが夜着のシャツをはち切れそうなほどに押し上げていた。
3416救援要請の送り主が所有するセーフハウスのひとつ。小屋、と呼んで差し支えない大きさのそこは、入り口のドアを開けさえすればひとつしかない部屋の全貌が見渡せる。目的の人物は、部屋の隅に据えられたベッドの上に座り込んでいた。肩からブランケットを羽織り、それで包むようにして自分の体を抱きしめている。両目からはボロボロと涙がこぼれ、ブランケットの端をびしょびしょに濡らしていた。
「サンポ……?」
思わず疑問系になったのは、その人のそんな姿が珍しかったからではない。それが本当にサンポなのかどうか確信が持てなかったからだ。何しろ今の「彼」ときたら、短かったはずの髪は肩の下まで伸び、体も全体的にいつもより小さくラインが丸みを帯びている。極め付けに、胸が大きかった。元々の雄っぱいも中々のものだったとは思うが、今はそれとは次元が違う。男性ではありえない嵩高さで、二つの膨らみが夜着のシャツをはち切れそうなほどに押し上げていた。
くろん
DOODLE奇物か何かの影響で(適当)精神ごとショタ化したサンポを星ちゃんが面倒見てる時の一幕。星サン前提の星+ショタンポ
Good night, good boy「おねえちゃん……」
ドアの開く音とか細い声に振り向けば、別の部屋で寝ていたはずのサンポが小さな両腕で枕をきゅっと握りしめて入口に立っていた。幼くなっても変わらない色を湛えた緑の瞳は潤んでいて、乱暴にこすったのだろうか目の縁が少し赤くなっている。
「おいで」
星はベッドに寝転がりながら暇つぶしに眺めていたスマホを枕元に置き、自分の上にかかっているブランケットの端を持ち上げてサンポを呼んだ。途端、サンポは弾かれたように星の元へ走ってきてベッドに潜り込む。枕を下ろすことも忘れて何かから逃げるように星へと必死で身を寄せる体を抱きしめて、背中をとんとんと軽くたたいてやれば、こわばっていたサンポの体から少しずつ力が抜けていった。
639ドアの開く音とか細い声に振り向けば、別の部屋で寝ていたはずのサンポが小さな両腕で枕をきゅっと握りしめて入口に立っていた。幼くなっても変わらない色を湛えた緑の瞳は潤んでいて、乱暴にこすったのだろうか目の縁が少し赤くなっている。
「おいで」
星はベッドに寝転がりながら暇つぶしに眺めていたスマホを枕元に置き、自分の上にかかっているブランケットの端を持ち上げてサンポを呼んだ。途端、サンポは弾かれたように星の元へ走ってきてベッドに潜り込む。枕を下ろすことも忘れて何かから逃げるように星へと必死で身を寄せる体を抱きしめて、背中をとんとんと軽くたたいてやれば、こわばっていたサンポの体から少しずつ力が抜けていった。
くろん
DOODLEサンポは真剣に付き合っているつもりなのに星ちゃんはセフレのつもりでいるサン星で、星ちゃんが他の男(モブ)と寝たことをサンポに軽いノリでしゃべっちゃう話。書きたいとこだけ書いたのでオチも救いも続きもない。事後のシーンなので一応ワンクッション
※サンポの嘔吐描写あり 770
kusare_meganeki
DOODLE事務員ジェパ×営業ンポのジェパサン(現代パロ)会社員要素ゼロ。サンポの視力が悪い。
リーマン現代パロのジェパサン(夏風邪)不意に、キーボードを叩く指が止まる。何か物足りなさを感じ、ジェパードはモニターから目を離した。夏、昼下がりのオフィスは多くの社員が働いている。
資料作りや電話対応。隣に座るペラは、会社のウェブサイトをリデザインしている最中だ。
いつも通りの平日。見慣れた光景。その中で、何かが足りないとジェパードは思う。
「先輩、集中力が切れたなら先にお昼をどうぞ。わたくしの方は、もう少しかかりますから」
ペラの声に、意識を引き戻される。視線を彼女に移せば、至って真顔でジェパードのことを見つめていた。
「……わたくしの顔に、何か?」
「いや……なんでもない。そうしたら、先に昼を食べてくるよ」
首を横に振り、ジェパードは立ち上がった。社証と財布を持っていることを確認して、オフィスの外へ出る。
5483資料作りや電話対応。隣に座るペラは、会社のウェブサイトをリデザインしている最中だ。
いつも通りの平日。見慣れた光景。その中で、何かが足りないとジェパードは思う。
「先輩、集中力が切れたなら先にお昼をどうぞ。わたくしの方は、もう少しかかりますから」
ペラの声に、意識を引き戻される。視線を彼女に移せば、至って真顔でジェパードのことを見つめていた。
「……わたくしの顔に、何か?」
「いや……なんでもない。そうしたら、先に昼を食べてくるよ」
首を横に振り、ジェパードは立ち上がった。社証と財布を持っていることを確認して、オフィスの外へ出る。
kusare_meganeki
DOODLE事務員ジェパ×営業ンポのジェパサン(現代パロ)⚠️サンポの視力が悪い(眼鏡をかけている)
⚠️本編軸では絡みの無いキャラ同士の会話
リーマン現代パロのジェパサン(豪雨)一瞬、視界が白む。
あ、と思った次には空を割るような轟音が耳を劈いた。何名かの社員が悲鳴を上げる。デスクチェアに背凭れ、ジェパードは窓の外を見た。雷の轟く曇天からは、大粒の雨が降り注いでいる。窓の横、柱に掛けられた時計は午後3時を回っていた。
(雷雨になるのは夜更けてからだと、予報で言っていたが……早まったか)
視線を窓からデスクトップに移し、ファイルの保存ボタンを2回押す。停電で、作業中のデータが飛んではお話にならない。
「みんな、聞いてくれ。データを保存後、全ファイルのバックアップを外付けHDDに移すように」
ジェパードの指示に、他事務員が頷く。隣に座るペラが、ジェパードに何か言おうとした時、再び視界が白んだ。
4207あ、と思った次には空を割るような轟音が耳を劈いた。何名かの社員が悲鳴を上げる。デスクチェアに背凭れ、ジェパードは窓の外を見た。雷の轟く曇天からは、大粒の雨が降り注いでいる。窓の横、柱に掛けられた時計は午後3時を回っていた。
(雷雨になるのは夜更けてからだと、予報で言っていたが……早まったか)
視線を窓からデスクトップに移し、ファイルの保存ボタンを2回押す。停電で、作業中のデータが飛んではお話にならない。
「みんな、聞いてくれ。データを保存後、全ファイルのバックアップを外付けHDDに移すように」
ジェパードの指示に、他事務員が頷く。隣に座るペラが、ジェパードに何か言おうとした時、再び視界が白んだ。
kusare_meganeki
DOODLE事務員ジェパ×営業ンポのジェパサン(現代パロ)営業マンも事務員の要素もほぼ無いです。水風船投げ合って欲しかった。
⚠️ナチュラルにサンポの視力が悪くメガネをかけています。
リーマン現代パロのジェパサン(水風船)溶ける。半袖から出ている腕を、ジリジリと光に焼かれながらジェパードはふと思った。太陽も絶好調の8月、本日も猛暑日と天気予報士が言っていたことを思い出した。
豪雪地帯出身のジェパードは暑さに強くない。上京して、昔よりは耐性が出来たとは思うが、それでも35度を超える日が続けば気が滅入る。
額に滲む汗をハンカチで拭いて、深く息を吐いた。この暑さで、夕方とは何事だ。日が沈むのだ、もう少し涼しくなってくれてもいいだろう。
(後少しだ。頑張れ、ジェパード)
自身を鼓舞しながら、ジェパードはスコップを手に取った。プランターの中、既に鳴らしてある土に切っ先を沈めていく。それを少し掻き出して、苗を植えた。
株式会社シルバーメイン、本社ビルの屋上。その隅で、事務員のジェパードは土弄りをしていた。今植えたものは、人参だ。
4772豪雪地帯出身のジェパードは暑さに強くない。上京して、昔よりは耐性が出来たとは思うが、それでも35度を超える日が続けば気が滅入る。
額に滲む汗をハンカチで拭いて、深く息を吐いた。この暑さで、夕方とは何事だ。日が沈むのだ、もう少し涼しくなってくれてもいいだろう。
(後少しだ。頑張れ、ジェパード)
自身を鼓舞しながら、ジェパードはスコップを手に取った。プランターの中、既に鳴らしてある土に切っ先を沈めていく。それを少し掻き出して、苗を植えた。
株式会社シルバーメイン、本社ビルの屋上。その隅で、事務員のジェパードは土弄りをしていた。今植えたものは、人参だ。
アシノ
MOURNINGスターレイル サンポと星(CPではない)公式世界観との齟齬を感じたのでボツ
”こんにちは、お姉さん”
”突然ですが、僕のビジネスにつきあってもらえませんか”
”後ろめたいことは何もありません”
立て続けに更新される通知を反射的にタップして、メッセージを読んでしまったことを、星はわずかばかり後悔した。発信者はサンポであり、内容は怪しさのつき纏う何らかの依頼である。かといって、理由もなく断るのはいくらなんでも気が引けたし、風呂に入るだとか夕食だとかの口実で無難に返したところで、その後にまた勧誘が始まること間違いなしであったので、どうしようかと思案しているうちにも、追加でサンポは詳細を送りつけてくる。
”実は今、ベロブルグ郊外ツアーを企画しているんです”
”ガイドは僕の本分ですからね”
3240”突然ですが、僕のビジネスにつきあってもらえませんか”
”後ろめたいことは何もありません”
立て続けに更新される通知を反射的にタップして、メッセージを読んでしまったことを、星はわずかばかり後悔した。発信者はサンポであり、内容は怪しさのつき纏う何らかの依頼である。かといって、理由もなく断るのはいくらなんでも気が引けたし、風呂に入るだとか夕食だとかの口実で無難に返したところで、その後にまた勧誘が始まること間違いなしであったので、どうしようかと思案しているうちにも、追加でサンポは詳細を送りつけてくる。
”実は今、ベロブルグ郊外ツアーを企画しているんです”
”ガイドは僕の本分ですからね”
くろん
DOODLE未満なサン星。逆ナンされてるサンポをスパダリムーブ(※付き合ってない)で助ける星ちゃんの話。ちなみにスパダリムーブのイメージはセラムン旧アニメ版のはるかさん
僕のお得意様がこんなにイケメンなわけがあった「この後お暇なら、いっしょにご飯でも行きませんかぁ?」
「大変魅力的なお誘いですが、こんなに美しい方々を独占したりなんかしたら世の男性方に恨まれてしまいますから……」
「えー、なにそれぇ」
きゃいきゃいとうるさい女たちに囲まれて、愛想よく微笑みながらサンポは内心で舌打ちした。客にするほどの財力もなければ商品にするほどの価値も感じない連中など、相手をするだけ時間の無駄だ。しかしここは下層部の路地裏などではなく清く正しき行政区の表通り。ぞんざいに扱って騒がれるわけにもいかず、うんざりしながら口先だけでペラペラと浮ついた言葉を吐き出す羽目になっている。
「いいじゃない、いきましょ――」
「――待たせたね、ハニー」
1717「大変魅力的なお誘いですが、こんなに美しい方々を独占したりなんかしたら世の男性方に恨まれてしまいますから……」
「えー、なにそれぇ」
きゃいきゃいとうるさい女たちに囲まれて、愛想よく微笑みながらサンポは内心で舌打ちした。客にするほどの財力もなければ商品にするほどの価値も感じない連中など、相手をするだけ時間の無駄だ。しかしここは下層部の路地裏などではなく清く正しき行政区の表通り。ぞんざいに扱って騒がれるわけにもいかず、うんざりしながら口先だけでペラペラと浮ついた言葉を吐き出す羽目になっている。
「いいじゃない、いきましょ――」
「――待たせたね、ハニー」
orzoy2_cdtmp
MOURNINGサンポにゲロを吐きかけるのが書きたかっただけの話夢の中で溺れたい たまに現れる夢がある。
それはヘルタの宇宙ステーションでやむおえず受ける模擬宇宙での事象によく似ていた。天才らが編み上げたプログラム。そのシミュレーションによって書き出された擬似星神と対面するとき、私は亜空間に放り出されて、上も下も、右も左もない空間に漂っている。
あの夢はその感覚に似ていたが、星神が夢の中にまで出しゃばってくるわけでもなく。ただ、私は無重力空間に浮遊していた。
なのに話したら「あんたってほんと変わってるよね」と言われそうだが、恐怖はなくただ懐かしさがあった。過去の記憶がないのに懐かしいと思う。なのの次の言葉は「まあでも、自分のことを少しは知れたってことだよね? それってとってもラッキーじゃん!」とかだろうか。そんなことを考えながら星はゴロリと布を巻き込みながら寝返りを打つ。
5552それはヘルタの宇宙ステーションでやむおえず受ける模擬宇宙での事象によく似ていた。天才らが編み上げたプログラム。そのシミュレーションによって書き出された擬似星神と対面するとき、私は亜空間に放り出されて、上も下も、右も左もない空間に漂っている。
あの夢はその感覚に似ていたが、星神が夢の中にまで出しゃばってくるわけでもなく。ただ、私は無重力空間に浮遊していた。
なのに話したら「あんたってほんと変わってるよね」と言われそうだが、恐怖はなくただ懐かしさがあった。過去の記憶がないのに懐かしいと思う。なのの次の言葉は「まあでも、自分のことを少しは知れたってことだよね? それってとってもラッキーじゃん!」とかだろうか。そんなことを考えながら星はゴロリと布を巻き込みながら寝返りを打つ。
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MOURNING物騒なサンポが書きたかったのになぜかモブ目線で始まってしまったから供養サンポ出てこないよ暴力と血と酒みたいなやつ
濁った汚泥を足の裏で踏み潰して、洞窟のような路地を歩く。カツカツ。靴音が鉱区と同じ要領で切り出された壁に反響する。重ねるようにして、びちゃびちゃと水をこぼす音がする。
ベロブルグの下層部では雪は降らない。
そんなことは誰だって知っている。特にここ、スヴェートタウンで上から降ってくるものといえば、よくて血か酒。もしくは胃液と言ったところだ。運が悪いと肉片が降ってくることもままある。おまけで飛び交う唾と汗もつけておこう。そんな場所にろくな人間はいないし、まともな生活だって望めない。鉱夫くずれのクズと、酒浸りのクズ。クスリ漬けのジャンキーに、娼婦……。量産され、無駄に多様化されたクズが地炎のナワバリでは息ができずにこうした掃き溜めへとやってくる。掃き溜めは肥溜めとなり、肥溜めが組織を形作り、やがて金を産むようになった。それが今のスヴェートタウンの姿だ。
622濁った汚泥を足の裏で踏み潰して、洞窟のような路地を歩く。カツカツ。靴音が鉱区と同じ要領で切り出された壁に反響する。重ねるようにして、びちゃびちゃと水をこぼす音がする。
ベロブルグの下層部では雪は降らない。
そんなことは誰だって知っている。特にここ、スヴェートタウンで上から降ってくるものといえば、よくて血か酒。もしくは胃液と言ったところだ。運が悪いと肉片が降ってくることもままある。おまけで飛び交う唾と汗もつけておこう。そんな場所にろくな人間はいないし、まともな生活だって望めない。鉱夫くずれのクズと、酒浸りのクズ。クスリ漬けのジャンキーに、娼婦……。量産され、無駄に多様化されたクズが地炎のナワバリでは息ができずにこうした掃き溜めへとやってくる。掃き溜めは肥溜めとなり、肥溜めが組織を形作り、やがて金を産むようになった。それが今のスヴェートタウンの姿だ。
yudukikki47
DONEサンポ星5加入を夢見たオタクが、再登場するなら敵か味方かどっちで来るかなどと妄想した産物がこれと前作です。前作がちょっと暗めに書いた反動か今回はかなり前向きなものになりました。列車に早く同行して欲しい……。サンポが助けに来るサン星※前作のifですが読んでなくてもこれ単体で読めると思います。
ベロブルグ最後の内容を意識した描写があるのでクリア後推奨。
丹恒となのか達とはぐれてからどれくらいたっただろうか。いや、あれははぐれたと言うよりは意図的に分断されたのだろう。
おそらく今まさに星に襲いかからんとするこの人形達の主に。
「こいつら一体どこから湧いてくるの!?」
分断されてからというもの星は1人でこの人形達と戦い続けていた。殴り、蹴り、突き、踏み付け、壊しても何処からか湧いて出てくる人形人形人形。
いくら体力に自信のある星でも流石にこのままではいつかは力尽きてしまう。
「ああ!!もう!!うっとうしい!!」
自身の武器のバットで目の前の人形三体の頭を潰す。活動を止めた人形はボロボロと崩れ消えるが代わりに暗闇の中から溶け出るように次の人形が現れる。
4183ベロブルグ最後の内容を意識した描写があるのでクリア後推奨。
丹恒となのか達とはぐれてからどれくらいたっただろうか。いや、あれははぐれたと言うよりは意図的に分断されたのだろう。
おそらく今まさに星に襲いかからんとするこの人形達の主に。
「こいつら一体どこから湧いてくるの!?」
分断されてからというもの星は1人でこの人形達と戦い続けていた。殴り、蹴り、突き、踏み付け、壊しても何処からか湧いて出てくる人形人形人形。
いくら体力に自信のある星でも流石にこのままではいつかは力尽きてしまう。
「ああ!!もう!!うっとうしい!!」
自身の武器のバットで目の前の人形三体の頭を潰す。活動を止めた人形はボロボロと崩れ消えるが代わりに暗闇の中から溶け出るように次の人形が現れる。