Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    とりあえず

    くるしま

    PROGRESS雑土に一緒にお仕事して欲しい気持ちと、イチャイチャして欲しい気持ちがフュージョンして、勢いで書きました。
    お仕事内容と時代考証はフレーバーなので、流してください。

    推敲もしてない、とりあえずのプロトタイプ。色々とガタガタなので、加筆修正して形になったら支部に正式版をあげられたらいいなー。
    色々ひどいけど、手元に置いとくと正気に戻って消したくなりそうなので、尻叩きも兼ねて上げておきます。
    雑土が一緒に仕事する話「失礼致します」
     学園長に呼び出しを受けた土井半助は、障子を開けて中を見て、一瞬、引き返したくなった。
     いつも通り座っている学園長の向こうに、数人の男が座っている。雑渡を始めとしたタソガレドキ忍者隊のうち、土井が見知った顔ばかりだ。
     彼らは土井が中に入ると座ったまま無言で一礼し、土井もそれに倣う。
    「土井先生、今からしばらく、彼らの仕事を手伝ってやってくれんか」
     学園長が前置きなしに用件を伝える。
     土井も忍びである以上、上司の命に逆らう理由はない。ただ、事情も聞かずに引き受けるには、向かいにいる男たちに信用がない。
     特に雑渡だ。
     彼と特別仲が悪い訳ではなく、むしろ一面では必要以上に親しくしてしまっている訳だが、油断も隙もない相手であるのは変わっていない。
    13420

    みりん(うちよそ)

    DOODLEレイナちゃんの博士の過去のお話です
    とりあえず書いて見た感じなので色々雑です
    色々指摘ください
    博士 過去私は恵まれた方だ、と思うことはよくあった。
    実際、私の母、海崎 ミツキは大企業の令嬢、父、海崎ユウは界隈で名の知れた研究者であり、お金に困ることはなかった。人々はそんな私を羨ましいと言うが、私に言わせてみればそちらの方が羨ましいと思う。
     私の中のいちばん古い記憶と言えば2歳の頃、母からアルファベットを教わっている時の記憶だろう。母が左に文字を描き、私がそれを真似する、それだけの事で母が喜んでくれ、嬉しかったことを覚えている。しかし、人間の記憶とは曖昧なものだ。その時父が撮っていたビデオには、「流石私の子」「この子はT大に行かせなくちゃ」などといった甲高い母の声が残されていた。今聞くとそこには「都合のいい存在が出来た」などといったような、黒い感情が混ざっているようにしか感じられなかった。ご察しの通り、私の母は所謂「教育ママ」というものであり、私は厳しい指導を受けていた。朝は5時から勉強、学校から帰ると直ぐに塾に行って勉強、塾から帰ると11時まで勉強、といった勉強漬けの日々であり、幼い頃の私はよく涙を流していたものだ。問題を間違えると暴力を振るわれるのは日常茶飯事であったし、帰宅が1秒でも遅れると夕食は取らせてもらえない。しかもそれをするのは父が家に居ない時のみであったためとてもタチが悪い。放課後、遊ぶ時間もなく帰る私を、クラスメイトは変わっているといい、いじめられる、とまではいかなかったが小中は孤独に過ごしていた。勉強以外にも、一人称は私にしなさいだの両親のことは名前にさん付けで呼びなさいだの色々面倒なことがあった。
    3758