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    ふぁんとむ

    mssk

    MAIKING『ドクターが結婚するらしいですよ?』
    傀博♂のSS。
    かきかけ。本当に書きたいとこだけ。全力ゆるふわ時空。ファントム出てない。
    もしかしたらこれイントロにして一本書くかも。書かないかも。
    「け、っこん……ですか……ドクター……?」
    ばさり、と軽い紙束が床に落ちていく。目の前の、ロドスのトップにして愛らしい姿のコータスの少女は、その目をまん丸にして私を見つめていた。
    「あー……うん。やっぱり、駄目?」
    「だめということはありませんがけっこんされるということはつまりドクターとどなたかがけっこんされるということでしょうか」
    「同じこと二回言ってるな……。うん──ってアーミヤ!?」
    散らばった紙の上に更にアーミヤは崩れ落ちる。突然のことに、私も慌てて彼女のそばに駆け寄って、その手を取った。
    「ア、アーミヤ、大丈夫か!?すぐケルシーを呼ぶから、」
    「だいじょうぶです。わたしはだいじょうぶです」
    「ほ、本当に?」
    思わず握った手が震えていた。長い耳が力なく垂れ床に擦りそうだったので、もう片方の手でそれを彼女の肩にかける。そんな私を、やがて彼女はゆっくりとした動作で見上げていた。
    「……ロドスのためにならないとか。目的の邪魔になる、という話なら。今言ったこと全部無かったことにして良いよ、アーミヤ」
    「……え?」
    「そういう契約めいた関係性に、そこまで固執していたわけでもないんだ、私達 2810

    陽炎@ポイピク

    CAN’T MAKEジョナサンとスピードワゴンの盟友コンビの話ですが2人は付き合ってません
    ファントムブラッド未履修の為色々設定曖昧です
    ロンドンの空は霧がかり今日も灰色に染まってやがる。
    産業革命真っ只中の街は工場からの煙が充満していて、道行く馬車は雨が降る前に目的地へたどり着こうと先を急いでいた。
    俺はというとジョースターさんの買い出しに付き合っている。
    わざわざこんな天気の悪い日に行く事ねぇのにとも思ったがジョースターさんの事だから考えがあっての事だろう。
    こうやってジョースターさんに付き合う俺もとんだお節介焼きだ。
    それにしても、だ。
    ジョースターさんが居るのは父の代から世話になっている店らしく何やら店主と長い事話し込んでいる。
    いや、そんな事はどうだっていいぜ。
    「ジョジョ、エリナさんとは上手くやってるのかい?」
    親しい者だからこそ呼べる愛称に壁の花になっていた俺の胸はずきりと傷んだ。
    「待たせたねスピードワゴン。帰ろうか」
    「ジョースターさん、荷物なら持ちますぜッ!」
    ひったくるようにジョースターさんから買い物袋を奪い取る。危なかった。帽子に隠れてなきゃあジョースターさんに嫉妬していた事に気付かれちまう所だったぜ!
    「スピードワゴン、今日は付き合わせて悪かったよ」
    「俺ぁ別に怒ってる訳じゃねぇ」
    ジョースター 2145

    monai

    MEMOドクターとファントムの小話
    グローバル版では未実装のオペレーターズレコード情報を元に書いてます。
    もしかしてネタバレになるかもしれません。
    「ドクター君、はいこれ。フレグランスウォーターよ。寝る前にベッドや枕に吹き掛けてね」
    温室を訪れたドクターへパフューマーが1本のスプレーボトルを渡した。不眠症のドクターはときおりリラックス効果のあるアロマをもらいにパフューマーの元へ訪れていた。
    温室内に置かれているテーブルに並んで座り、香りのよいハーブティーを飲んでいる。訪れた際に出されるお茶やお菓子がドクターの楽しみの一つである。
    トレンドマークでもあるフェイスガードを外しリラックスした表情をしていた。
    「最近はどう?眠れてる?」
    「う…んー、そう、だな…。死ぬほど疲れた時とかは…」
    歯切れの悪い返答を返しながらドクターは誤魔化すようにカップに口をつけた。
    その様子にパフューマーはクスクス笑っている。
    「ドクター君は自分のこととなると全く嘘がつけなくなるわね」
    「ガヴィルが怖いからな…」
    「みんな心配なのよ。倒れるまで無理をするんだから」
    「返す言葉もないです……」

    ドクターがチェルノボーグから生還してしばらくたった頃、理性剤の打ち過ぎとストレス、寝不足によって倒れた。幸い護衛のグラベルが医療部へ緊急連絡をしたため迅速に処置されす 5037