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    べー

    六花💎

    DONE【webオンリー】※タップ推奨 
    シャニライのホーンテッドナイトメアをベースにした短い話です。当時お互いのサイストで『トキヤ』『嶺二兄さん』と呼びあっていたことに大興奮して途中まで書いたものをwebオンリーのために完成させたものです。

    読んだことがない方への簡単な説明として、11人はすでに死んだ人間で、館に来た順番(現実でいう年齢順)で兄弟になっている設定です。
    全てのストーリーを読んだ上で書いていますが、捏造もかなりあるのでご注意ください。
    Framed Memories「いえーい! また俺の勝ち~」
    「くそー……音也! もう一回勝負だー!」
     広大な館の中、大理石で一際きらきらと輝く大広間に足を踏み入れれば、その荘厳で美しい雰囲気には全く似つかわしくない騒々しい声が聞こえてくる。声のする方向には階段があり、そもそもその階段を利用しようと思ってここへ訪れた私は、もう何度目か分からないため息をついた。それからすぅ、と大きく息を吸い込む。
    「……音也! 翔! ここは遊び場ではないといつも言ってるでしょう!」
    「げっ」
    「あ~…やっぱ見つかったか」
     階段の手すりに足をかけていた二人は、イタズラがバレた子どものように嫌そうな顔をし、片方は苦笑いを浮かべた。私がカツカツと靴音を鳴らして階段へと近づけば、先ほどまでの遊びを中断してとりあえずは反省している素振りをして見せる。
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    椎野ワタリ

    DONEノリと勢いと情熱ではじまったうちよそ高校生バンド青春小説です。
    ボーカル:なめこ(2年) @椎野
    ギター:よねぞう(2年) @サン米オロシさん
    ベース:つゆ (1年) @時々雨ちゃん
    ドラム:しいたけ(2年) @椎野
    残すはキーボード…!メンバー絶賛募集中!
    ピアノ、オルガン経験・キーボードが得意な高校生キャラいませんか⁉
    参加希望はリプライ・DMください!(BLなし/うちよそ絡み可歓迎)
    夕焼けサンセット! 第2話 放課後、1年生の教室前。ざわめく後輩たちを掻き分け、目当てにしていた彼の近くに歩み寄る。それも2年生の3人で。
    「なぁ、その…いきなりなんだけどバンドやらねぇ?」
     怪訝な顔をしてこちらを見てくる。なるほど美人というのは確かに言えて…じゃなくて。
    「ベースがめちゃくちゃ上手いってしいた…椎屋から聞いてたんだ。どうかな」
     よねぞうがとてもカッコよく勧誘している。通りすがりの後輩女子がキャーキャー言っているのが聞こえた。…かわいいとかなんとか…。
    「たけるさん?」
     オレとよねぞう、ちらりとしいたけを見る彼は、何か思いついたのか思い出したのか()口元に笑みを浮かべて
    「いいよ」
     と一つ返事で頷いた。
    え?
    「ほっ、ほんとに良いのか?」
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