まいど
B0NNoU
DONEBy 左馬刻が長いこと贔屓にしているキャバ嬢一左馬/イチサマ推しのキャバ嬢にブロマイドを押し付けらる左馬刻を眺める銃兎の話。
嬢はてでで時代から話しやすくて、ずっと贔屓にしてる子。互いに恋愛感情は無く、合歓ちゃんの扱いに困った時女心の解説をよく求めに左が通ってた。
フォロワーさんお誕生日おめでとうイチサマの続き。前の話読まなくても大丈夫です。
お節介「ハッ、馬鹿かよ」
「ふふ、左馬刻くんに分かってもらえるとは思ってなかったけどはっきりそう言われちゃうと凹んじゃうわね」
「微塵も凹んでねぇ癖によく言うぜ」
タイトな紺のドレスを身にまとった女が口元に手を当てて笑うと、左馬刻は気分良さそうにシャンパンの入ったグラスを空にする。さすがキャバ嬢というところか。左馬刻の話を聞きながら程よく自身の話を織り交ぜて盛り上げていく手腕に銃兎はぼんやりと感心した。
無理やり連れてこられたこの場は酷く退屈だ。二人に付いている嬢は二人とも左馬刻に夢中である。自分が構われないから暇という訳でなく、銃兎自身が構うなと隣に来た女から距離を取り逃げたからなのだが。左馬刻はそんな銃兎を愉快そうに笑ってやれやれと言わんばかりに突っぱねた女を自身の隣に座らせた。こんな事なら仕事がしたかった、と左馬刻へ冷ややかな視線を送る。そんな銃兎を無視して繰り広げられる楽しげな会話に耳を傾けながら左馬刻の反応を観察していたのだ。目の前の不機嫌な人間を空気のように扱えるのはある種の才能を感じてしまう。本人にそれを伝えるとしたら嫌味になるが。
2526「ふふ、左馬刻くんに分かってもらえるとは思ってなかったけどはっきりそう言われちゃうと凹んじゃうわね」
「微塵も凹んでねぇ癖によく言うぜ」
タイトな紺のドレスを身にまとった女が口元に手を当てて笑うと、左馬刻は気分良さそうにシャンパンの入ったグラスを空にする。さすがキャバ嬢というところか。左馬刻の話を聞きながら程よく自身の話を織り交ぜて盛り上げていく手腕に銃兎はぼんやりと感心した。
無理やり連れてこられたこの場は酷く退屈だ。二人に付いている嬢は二人とも左馬刻に夢中である。自分が構われないから暇という訳でなく、銃兎自身が構うなと隣に来た女から距離を取り逃げたからなのだが。左馬刻はそんな銃兎を愉快そうに笑ってやれやれと言わんばかりに突っぱねた女を自身の隣に座らせた。こんな事なら仕事がしたかった、と左馬刻へ冷ややかな視線を送る。そんな銃兎を無視して繰り広げられる楽しげな会話に耳を傾けながら左馬刻の反応を観察していたのだ。目の前の不機嫌な人間を空気のように扱えるのはある種の才能を感じてしまう。本人にそれを伝えるとしたら嫌味になるが。
mocicacite
DOODLEZiDolのクラファンブロマイド両弾ともイナミキさん、文豪さん、ニワトリさんの謎の引き
元祖と眼精疲労とプロデューサーは描き足しました
ZiDolの活動を楽しみにしてます🎶
fukuske5050
REHABILIエマちゃんとマがいちごを煮てるだけ途中からなにを書いているのか…🤔自分でできない料理ネタはもう二度と手を出さないと決めました…
ちょこっとドラマイドラ
いちご リズミカルな鼻歌が台所から聞こえてくる。最近エマがよく聞いている曲だ。歌詞のここが好きだとか声がいいだとか。それは何度も何度も聞かされた。気にいった同じ部分を繰り返し耳にしているうちにいつの間にか覚えてしまっていたけれど、万次郎が知っているのはエマによって切り取られたその部分だけ。そういえばそれが誰のなんという曲なのかさえ知らないことに気がついた。
鼻をくすぐる甘い匂いに誘われて万次郎は台所を覗き込む。流し台に立つエマの後ろ姿は変わらず同じフレーズを繰り返す。リズムに合わせて手慣れた手つきで調理するエマは様子を伺う万次郎に気づかない。
食卓には大ぶりなボウルを真ん中に幾つか皿が置かれている。1番大きいものには砂糖をまぶした大量の苺。万次郎も昨晩ヘタを取るのを手伝わされた。潰さないで、傷つけないで、とうるさく言われながら手伝って、ぽいと口にほおりこんだたったひとつにこっぴどく叱られた。水にさらしただけの苺をサクリと噛めば口の中は初夏の味がする。
4446鼻をくすぐる甘い匂いに誘われて万次郎は台所を覗き込む。流し台に立つエマの後ろ姿は変わらず同じフレーズを繰り返す。リズムに合わせて手慣れた手つきで調理するエマは様子を伺う万次郎に気づかない。
食卓には大ぶりなボウルを真ん中に幾つか皿が置かれている。1番大きいものには砂糖をまぶした大量の苺。万次郎も昨晩ヘタを取るのを手伝わされた。潰さないで、傷つけないで、とうるさく言われながら手伝って、ぽいと口にほおりこんだたったひとつにこっぴどく叱られた。水にさらしただけの苺をサクリと噛めば口の中は初夏の味がする。
fukuske5050
MOURNINGミツヤ見舞ったあとマのところ帰ったんだよね😭という妄想…やっぱりちょっと悲しかったのかも💦黒い衝動のまま支離滅裂な妄想…😰書き逃げ~🏃
ドラマイ/マイドラ
不機嫌を隠しもせずに万次郎はドカリとベッドに腰を下ろす。据えた目でうつむくその背にはありありと険難が張り付いている。
「ヘソ曲げてんじゃねぇよ」
万次郎の険に思い当たるのか、向けられた背の頑なに男は苦笑する。その気配を感じながらも万次郎は振り向かない。
「ケンチン、ミツヤが気になるんだろ」
ほんの一時。男は万次郎の傍らから離れた。それが万次郎の密やかな臆病に刺さる棘になる。クチリ、万次郎の気弱を責める。
それが酷く滑稽なことは今さらだ。万次郎には男を責めることも、ましてや引き留めることも出来はしない。けれど許すことも出来ない。男は万次郎のものだからだ。万次郎だけのものだからだ。
「ちげーよ。…アイツの顔、見ておきたかっただけだ」
1487「ヘソ曲げてんじゃねぇよ」
万次郎の険に思い当たるのか、向けられた背の頑なに男は苦笑する。その気配を感じながらも万次郎は振り向かない。
「ケンチン、ミツヤが気になるんだろ」
ほんの一時。男は万次郎の傍らから離れた。それが万次郎の密やかな臆病に刺さる棘になる。クチリ、万次郎の気弱を責める。
それが酷く滑稽なことは今さらだ。万次郎には男を責めることも、ましてや引き留めることも出来はしない。けれど許すことも出来ない。男は万次郎のものだからだ。万次郎だけのものだからだ。
「ちげーよ。…アイツの顔、見ておきたかっただけだ」
m___rider
CAN’T MAKEまいどぅーさんのお花フェアに鈴蘭と百合の台座あって六道のアクスタとかつくりてー!ミナ鈴と番長!ってなってるけど自分のかいたものは愛せないので誰か作っておれに売りつけてくれ 2fukuske5050
MAIKINGまとまりませんでした…挫折…😫😫😫いろいろ適当…😭
梵マとさくらの話
ドラマイ マイドラ …まで行き着かない…
いったいどうしてこんなことになったのか、未だにもって腑に落ちない。追い立てられるように最低限の身支度をして最低限のメンバーで足を踏み入れたのは、情報もヒトの目も届かない山奥の崩れかけた旧館だ。
壊れ傾く鉄の門をくぐればその先には蔦の這う古ぼけた館が見える。門の先へと促す石畳は乱れ所々に穴が空き、砂利と雑草にまみれている。車を降りて踏みしめた古い敷石がぱしりとなる。まるで行く先を拒むように思え、歩みを止めれば咎めるようにぱしりと鳴って、意を決して先を進めばやはりぱしりぱしりと鳴って足元を急かす。
動きを見張る気配にぞわり背筋が震えた九井の歩みが止まる。それに気が付いたのは、ひとつ前を歩く鶴蝶だ。「どうした」と九井を窺ってくる。鶴蝶の低い声にはっとして、窄めた肩の強張りが解けて九井に冷静が帰ってくる。
6561壊れ傾く鉄の門をくぐればその先には蔦の這う古ぼけた館が見える。門の先へと促す石畳は乱れ所々に穴が空き、砂利と雑草にまみれている。車を降りて踏みしめた古い敷石がぱしりとなる。まるで行く先を拒むように思え、歩みを止めれば咎めるようにぱしりと鳴って、意を決して先を進めばやはりぱしりぱしりと鳴って足元を急かす。
動きを見張る気配にぞわり背筋が震えた九井の歩みが止まる。それに気が付いたのは、ひとつ前を歩く鶴蝶だ。「どうした」と九井を窺ってくる。鶴蝶の低い声にはっとして、窄めた肩の強張りが解けて九井に冷静が帰ってくる。
fukuske5050
MOURNING観覧車に乗るバイク屋ドと関マイメージでふわっと書いてます🙂色々捏造🙂
誤字直して再投稿してます🙇
ドラマイ/マイドラ(どっちにもなっていないよ!)
7月の観覧車 雨が降っていた。7月なのにサァサァと降る雨は冷たくて、顔にあたる雨粒が大きくて。睫毛に跳ねた雫が頬を伝って流れて落ちる。冷たい。冷たくて冷たくて、ぶるりと背筋が冷える。
なんでこんなに冷たいんだ。なんでこんな雨の中で、オレは、
「すまねぇ、遅くなった…!」
聞き覚えのある声に万次郎は振り返る。そこにいたのは雨に濡れた黒いツナギ姿の堅だった。
「…ケンチン…?」
「なんだよ、オマエ、傘くらい差せよ」
言って堅は立ち尽くす万次郎の隣に駆け寄って、ホラ、と万次郎に向けて傘を広げてみせる。堅の手には傘は1本。その傘は万次郎のためのもので自分は雨に濡れていた。そのくせ大事そうに万次郎の頭の上に傘を差す。そんな男だった。
3341なんでこんなに冷たいんだ。なんでこんな雨の中で、オレは、
「すまねぇ、遅くなった…!」
聞き覚えのある声に万次郎は振り返る。そこにいたのは雨に濡れた黒いツナギ姿の堅だった。
「…ケンチン…?」
「なんだよ、オマエ、傘くらい差せよ」
言って堅は立ち尽くす万次郎の隣に駆け寄って、ホラ、と万次郎に向けて傘を広げてみせる。堅の手には傘は1本。その傘は万次郎のためのもので自分は雨に濡れていた。そのくせ大事そうに万次郎の頭の上に傘を差す。そんな男だった。
fukuske5050
MAIKINGバイク屋ドと梵マワンドロであげたお題「春」の元のヤツ。書いてたら楽しくなったので、できたら最後まで書けたらいいな…😖
ドラマイ/マイドラ(どっちにもなっていないよ!)
春待ち(続きを書く!)11 :
「オマエが過去を捨てる覚悟があるんならそいつを解放してやろうじゃねえか」
この国で起こる凶悪と肩書のつく犯罪の背後には必ずといっていいほど関わりをチラつかせる犯罪組織「梵天」。その組織の相談役という肩書を持つ男の言葉が果たしてどれほどまでに信用できるものなのか。龍宮寺は目の前のソファに深く座る男の顔を睨みつけた。
両手をひとまとめに後ろ手に捕らえられ、コンクリの床に乱暴に投げ出された。床にこすった頬を拾われて、顎を掴まれ、力任せに顔を持ち上げられた。猿轡を噛まされた口元に自由はない。ふうふうと荒い呼吸がせいぜいだ。流した血液が眼球に滲んで視界が霞む。
皮張りのソファにどかりと腰を下ろして値踏みするような目を向ける男の顔には特徴的な大きな傷。やつれ険のある眼差しは記憶にあるそれとは大きく異なってはいたが、龍宮寺がそれに驚くことはない。
4026「オマエが過去を捨てる覚悟があるんならそいつを解放してやろうじゃねえか」
この国で起こる凶悪と肩書のつく犯罪の背後には必ずといっていいほど関わりをチラつかせる犯罪組織「梵天」。その組織の相談役という肩書を持つ男の言葉が果たしてどれほどまでに信用できるものなのか。龍宮寺は目の前のソファに深く座る男の顔を睨みつけた。
両手をひとまとめに後ろ手に捕らえられ、コンクリの床に乱暴に投げ出された。床にこすった頬を拾われて、顎を掴まれ、力任せに顔を持ち上げられた。猿轡を噛まされた口元に自由はない。ふうふうと荒い呼吸がせいぜいだ。流した血液が眼球に滲んで視界が霞む。
皮張りのソファにどかりと腰を下ろして値踏みするような目を向ける男の顔には特徴的な大きな傷。やつれ険のある眼差しは記憶にあるそれとは大きく異なってはいたが、龍宮寺がそれに驚くことはない。
じゅにスラ
DONEこのブロマイドが追加された時に描いてたやつ完成しないまま放置してたので、復刻に合わせて完成させました。「なんだこのけしからんスリットの服?!!?!?」という自分の興奮が伝われば幸いです。今度こそ描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出る描いたら出
illphrates
CAN’T MAKEスリットの日と聞いてエリアスになんかファンタジックなスリット着せよ~~って描き始めたけど途中から「スリットォ!?!?!女体に着せたいに決まってんだろうが!!!!!」という自分が邪魔をしてきて思考反復横跳びになってしまいどっちもうまく描けないので今日はもうね、解散です、とっとと寝ますfukuske5050
MOURNING大幅に遅刻して大幅に湾曲してるのでタグなしで気持ちだけ参加させてください…😣ドラマイ/マイドラ
お題「我儘」
我儘 約束の時間が過ぎていることはわかっていた。それでもまだ、アイツは待っているだろうか。待っていてくれるだろうか。強面の見かけに反してなにごとにも誠実なアイツのことだ。現れないオレに愛想を尽かして帰ってしまっているだろうか。ため息をつきながら、それでも、まだ待っているだろうか。
やっと来たか。溜息まじりの声を思い出す。眉を潜めてしかたがねぇなという顔をして、心地良い沁み通る声でオレを呼ぶ。
あの声があの囁きがあの息遣いが忘れられないはずなのに。シナプスの奥をゆらりと不安げに揺れ、ぷかり浮かび現れるのは、宙を切り割く殺傷音と腹を突き刺し厚い肉を抉る重い感触と、硬い骨を砕く音。
なんどでも頭の中を腐食し劣化した残像がフラッシュバックする。鼓膜を突き抜け弾半規管をざわりと撫でる閃光が一緒くたに混ざり合って嘲笑い、アイツの輪郭をかき消していく。
2612やっと来たか。溜息まじりの声を思い出す。眉を潜めてしかたがねぇなという顔をして、心地良い沁み通る声でオレを呼ぶ。
あの声があの囁きがあの息遣いが忘れられないはずなのに。シナプスの奥をゆらりと不安げに揺れ、ぷかり浮かび現れるのは、宙を切り割く殺傷音と腹を突き刺し厚い肉を抉る重い感触と、硬い骨を砕く音。
なんどでも頭の中を腐食し劣化した残像がフラッシュバックする。鼓膜を突き抜け弾半規管をざわりと撫でる閃光が一緒くたに混ざり合って嘲笑い、アイツの輪郭をかき消していく。
fukuske5050
MOURNINGバイク屋ドと関マ🙏再投稿ほんとにごめんなさい😔
🙏いろいろホントに捏造😔🙏いろいろホントに適当😔なんでもどんとこいな方向け…
ドラマイ/マイドラ …のつもり
金の音、銀の音 目が覚めた時に最初に目に入ったのは意外にも真っ白い天井を背にした九井のしかめっ面だった。ぐるりと視界を巡らせれば、どうにも見慣れない部屋は天獄でも地獄でもなさそうだ。苦虫を噛み潰したような険しい顔で九井は「よう」と短い言葉を絞り出し、オレの枕元から立ち上がりベッドの先にあるソファに視線を投げる。
「ボス」
耳に届いたそのひとことに全身が震える。口元を覆うマスクが酷く息苦しい。乾いた甘辛い味が腹の底から滲み出してせり上がって喉を焼く。腹は鉛でも飲み込んだようにずしりと重い。力の入らない腕も足も管につながれて、身動きどころか指のひとつも自分の意志では動かせない。
霞む視界の遠くで小柄な黒い影が九井の声に反応して飛び上がるようにして立ち上がる。なのに影は顔を背けるように横を向いて俯いたままだ。もういちど投げられた九井の声に、ひどく迷った末にためらいがちに顔を上げたのは。
9600「ボス」
耳に届いたそのひとことに全身が震える。口元を覆うマスクが酷く息苦しい。乾いた甘辛い味が腹の底から滲み出してせり上がって喉を焼く。腹は鉛でも飲み込んだようにずしりと重い。力の入らない腕も足も管につながれて、身動きどころか指のひとつも自分の意志では動かせない。
霞む視界の遠くで小柄な黒い影が九井の声に反応して飛び上がるようにして立ち上がる。なのに影は顔を背けるように横を向いて俯いたままだ。もういちど投げられた九井の声に、ひどく迷った末にためらいがちに顔を上げたのは。
fukuske5050
MOURNINGワンライに参加したくて書いていたものです…243話の感想みたいなつもりで書きました
本誌更新前にUPが目標だったのでいろいろ荒目です
ドラマイ/マイドラ
お題「早朝」
あさ 見上げた夜はもう自分の知るそれとは異なって見えた。見知ったはずの風景も、ほんの少し足が遠のいた間にここはもうお前の街ではないのだと様変わりする。確かにもうこの街には用はない。アイツがこの街から消えたと同時にこの場所の意味は、もう消え去った。
深夜であればこの街の空には上へ上へと向かう細長いビルが蛍光色のネオンを競う。赤、ピンク、橙、青、緑、紫、白。並ぶネオンの中でひとつだけ、なんどもなんども足を運び、過ごした日々が頭の隅でもやりと霞む。追いやるように目を細めれば、最後の抵抗なのだと瞼のなかまで残像が追いかけてくる。
空が暗夜から薄あかりへと変わり始めるころにはあれほどに競いあったネオンもひとつふたつと灯りを消して、あたりは飾り気のない姿を現していく。ひとの気配が薄れるこの時間になると男の店も賑やかさが一掃されて静かなものだ。そのタイミングに合わせて男は決まってビルの裏階段から外に出る。目覚まし代わりの一服と朝食代わりの缶コーヒーを買うためだ。咥えタバコで非常階段にもたれるその姿に、その習慣は相変わらずなのだと、男が今も変わらず暮らしているのだと、思う。男が変わらずにいることに、消えることのないアイツのくぐもりが和らげばいい。
5000深夜であればこの街の空には上へ上へと向かう細長いビルが蛍光色のネオンを競う。赤、ピンク、橙、青、緑、紫、白。並ぶネオンの中でひとつだけ、なんどもなんども足を運び、過ごした日々が頭の隅でもやりと霞む。追いやるように目を細めれば、最後の抵抗なのだと瞼のなかまで残像が追いかけてくる。
空が暗夜から薄あかりへと変わり始めるころにはあれほどに競いあったネオンもひとつふたつと灯りを消して、あたりは飾り気のない姿を現していく。ひとの気配が薄れるこの時間になると男の店も賑やかさが一掃されて静かなものだ。そのタイミングに合わせて男は決まってビルの裏階段から外に出る。目覚まし代わりの一服と朝食代わりの缶コーヒーを買うためだ。咥えタバコで非常階段にもたれるその姿に、その習慣は相変わらずなのだと、男が今も変わらず暮らしているのだと、思う。男が変わらずにいることに、消えることのないアイツのくぐもりが和らげばいい。
fukuske5050
MOURNING寝言ドラマイ/マイドラ(というかどっちにもなってない)
書き逃げ~
雪の日 集会のない夜は暇だ。しかも今日の予報は「夕方から雪」。予定のない放課後をどうするか、決まらないまま万次郎と堅は下駄箱までにたどり着いてしまった。カコンと軽い音をたてて万次郎は下駄箱から靴を取り出した。
「ほんとに降ってきやがった」
一足先に玄関先に出た堅の背中に万次郎は駆け寄った。空に向かって睨みを利かす堅の隣に並んでふわりと落ちてくる白い粉雪と眉を寄せる堅を見比べて、つい口元が緩む。
寒さに肩を窄める堅の隣で「ケンチン、見ろよー」と万次郎は粉雪が舞う空に向かって緩く白い息を吐く。ふたりで並んで見上げた空に白い息がふわりと浮かんで消える。ふわりふわりと白い結晶が舞う空を難しい顔をして睨む堅をこっそりと覗く。
2790「ほんとに降ってきやがった」
一足先に玄関先に出た堅の背中に万次郎は駆け寄った。空に向かって睨みを利かす堅の隣に並んでふわりと落ちてくる白い粉雪と眉を寄せる堅を見比べて、つい口元が緩む。
寒さに肩を窄める堅の隣で「ケンチン、見ろよー」と万次郎は粉雪が舞う空に向かって緩く白い息を吐く。ふたりで並んで見上げた空に白い息がふわりと浮かんで消える。ふわりふわりと白い結晶が舞う空を難しい顔をして睨む堅をこっそりと覗く。
ab_ddon2
DOODLEhttps://twitter.com/ab_ddon/status/1489616990268698624?s=20&t=wVCy_dV8doU-0W57Y0oNPg のおまけかけるさんのブロマイド俺も欲しいわ 出してBBPP御大
□パスワード:「drizzle」の投稿日
babababan0130
MEMOヘタムのコラボカフェいてきたよ☺️ハンバーガーー肉がみっしりしてて美味しかった🍔2Lブロマイドもゲタした✌️✨
でも最初メニューにコラボメニューなくて聞いたら、「材料が切れてしまって…でもお一人様だけなら大丈夫です」って言われて私は無事に食べれたんだけど、今日行く人はもしかしたらお店に一度確認した方がよいかも。 4