ゆみ
110guci
DOODLE10/27一賭SP2024にて頒布したさかゆみ無配のweb再録です。私服お買い物デート本のため私服の捏造あり。
現地で紙の本をお手に取って下さった方、ありがとうございました😊 13
mametoufu69
DOODLEウェブイベントで公開しておりましたにょ🦁ちゃんランジェリーコレクションです。☔️先生を魅了する為に勝負下着を選ぶ🦁ちゃんとそれにアドバイスしてくれたまふみたれめゆみの4人(みたくんは巻き込まれ)、合計5人が選ぶ、☔️先生に刺さりそうな下着です。
誰がどの下着を選んだか、想像しつつご覧ください。 6
capri_aya
INFOCoC「Re:黄昏の君に」KPC/KP:桃園あきら / ゆみりんちゃん
PC/PL:佐野瑞季 / aya
END1 ⟡꙳
継続7シナリオ目!
この2人からしか得られない栄養がありますね☺️
今日も楽しかった〜❣️
https://rarirure-reruro.booth.pm/items/3773840
ⅱ三三3
MEMO一気に150話くらい読んだ所感。ゆみぴ信者のししさめ推しになりました。
みんながわちゃわちゃ楽しそうにしているのが見たい……平和が良い……祈
追記:お兄さんの名前普通にハズしてて恥ずかしいのでそのうち更新するかもしないかも
23togomm
DONEゆみれめ。多少性を匂わせる描写あり🏹「神にも性欲ぐらいあるぞ」
黎明は別に恋人のことをお綺麗な神様なんて思ってない。かといって天堂の人間らしい欲を食欲以外はあまり見てこなかったから漠然と性欲と天堂が結び付いてなかった。
なので付き合って日が浅い頃に天堂に手出されるとすごいびっくりしそう、そしてキャパオーバーへ……(おぼこれめ)。 2
kingyo_yura
DOODLE2024.9.18・19TRPG『嗤う人間師』
KP:ゆらおん
PL:ayumi⍤⃝
そら
みく
かふ
#あゆみくかふそら人間師
ここのやりとり、ちょっと可愛いおもろかったよねーてだけ。ネタバレ……じゃないだろうしなぁ……でらくがきカテゴリ
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみずっと一緒に
灯す火(けあきデー) あの夏から、暑いと思ったことがない。彼岸の食物を食べたからか、亡霊に取り憑かれたからか、分かりはしないが暁人はあれから、冷えた空気を纏って生きている。夏でも汗一つかかず長袖を着て、上着まで羽織る暁人のことを、友人は羨ましがったり、気味悪く思って離れたりと様々だったが、暁人自身は特に気にしてはいなかった。
「お前、またタバコ吸い出したんだな」
「何で? 吸ってないけど」
「そうかぁ? お前夏になるとタバコ臭えぞ。特にこの時期すげえ臭う」
言われた暁人は、思い当たるフシしかない。しかしだからといって、喜ぶこともできない。
そんなふうにマーキングしていくくせに、今まであの男が暁人の前に現れたことは一度もないのだから。
1440「お前、またタバコ吸い出したんだな」
「何で? 吸ってないけど」
「そうかぁ? お前夏になるとタバコ臭えぞ。特にこの時期すげえ臭う」
言われた暁人は、思い当たるフシしかない。しかしだからといって、喜ぶこともできない。
そんなふうにマーキングしていくくせに、今まであの男が暁人の前に現れたことは一度もないのだから。
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみ余裕なんてない
ボーナスをあげよう(けあきデー)「ボーナスを出してやる」
「え、いいよ。僕まだそんなに役に立ってないもん」
暁人が殊勝なことを言ってくるもんだから、オレは思わずその頭を撫でる。子供じゃないんだと反撃されるかと思ったら、予想外の答えが返ってきた。
「これでいいよ、ボーナス」
「あ?」
「僕のボーナス、いま頭を撫でてくれたので充分かなって」
あんまり可愛いことを言うので、オレはそのまま暁人の頭を掻き回すように撫でる。暁人は今度はやめてよとか言いながら、オレを見た。その表情はまんざらでもなさそうで、嬉しげに綻んでいる。
「じゃあ次のボーナスはハグにでもするか」
調子に乗って冗談のつもりで言うと、暁人が驚いたような顔をして、すぐにはにかむように笑う。
865「え、いいよ。僕まだそんなに役に立ってないもん」
暁人が殊勝なことを言ってくるもんだから、オレは思わずその頭を撫でる。子供じゃないんだと反撃されるかと思ったら、予想外の答えが返ってきた。
「これでいいよ、ボーナス」
「あ?」
「僕のボーナス、いま頭を撫でてくれたので充分かなって」
あんまり可愛いことを言うので、オレはそのまま暁人の頭を掻き回すように撫でる。暁人は今度はやめてよとか言いながら、オレを見た。その表情はまんざらでもなさそうで、嬉しげに綻んでいる。
「じゃあ次のボーナスはハグにでもするか」
調子に乗って冗談のつもりで言うと、暁人が驚いたような顔をして、すぐにはにかむように笑う。
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみ何度だって
プレゼント(けあきデー)「デパートの父の日コーナーで見かけて、何かいいなって思って……」
父の日に暁人がプレゼントを寄越してきた。年が離れてるとはいえ、恋人相手にこの日付でプレゼントかよ、と思ったりもしたが、暁人の家庭環境を思い出してそれもありか、と思い直すなどしたオレは何とも優しいと思う。
「ネクタイねぇ」
「気に入らない?」
「いや、いいんじゃねぇか? オレじゃ選ばないようなデザインだが、悪くないぜ」
ネクタイは紺と灰と白の斜めに走った太めのストライプが洒落ていて、普段使いするより次に二人で出かける時に付けたほうがいいな、とオレをニヤけさせる代物だ。暁人は若いし、センスがいい。オレにセンスがないとは思いたくはないが、若者の暁人からすれば古臭く感じるところもあるだろう。だからこうして暁人に何かをプレゼントされたり、コーディネイトに口を出されたりするのは、正直悪くないと思っている。むしろ好ましいくらいだ。
1008父の日に暁人がプレゼントを寄越してきた。年が離れてるとはいえ、恋人相手にこの日付でプレゼントかよ、と思ったりもしたが、暁人の家庭環境を思い出してそれもありか、と思い直すなどしたオレは何とも優しいと思う。
「ネクタイねぇ」
「気に入らない?」
「いや、いいんじゃねぇか? オレじゃ選ばないようなデザインだが、悪くないぜ」
ネクタイは紺と灰と白の斜めに走った太めのストライプが洒落ていて、普段使いするより次に二人で出かける時に付けたほうがいいな、とオレをニヤけさせる代物だ。暁人は若いし、センスがいい。オレにセンスがないとは思いたくはないが、若者の暁人からすれば古臭く感じるところもあるだろう。だからこうして暁人に何かをプレゼントされたり、コーディネイトに口を出されたりするのは、正直悪くないと思っている。むしろ好ましいくらいだ。
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみモブ視点は体に良い
また、よろこんで! 常連のおっさんがエロくて、少しずつ距離を詰めている。スーツをラフに着こなして、くたびれたコートを纏った姿はオールドタイプの刑事のようで、なかなかに腰にくる。聞けば本当に刑事だったらしい。まったく好みどストライクで、俺はおっさんがバイト先の居酒屋に来るたびに、テーブルに張り付くようにしておっさんの覚えを良くしていた。
そうしてもう三ヶ月。しばらくぶりに来たおっさんは今日も順当にエロくて、枯れ専の俺としてはもう少し熟れて欲しいって希望も吹き飛ぶ。
たまには若いのもいいよなって仲間に言ったら、恋してるのねって返されたりもしてる。まったく、今日もおっさんはどエロい。
ほくほくとしながら奥の座敷に通して、お通しを運んでおしぼりを渡すとおっさんが入り口辺りを見た。
1689そうしてもう三ヶ月。しばらくぶりに来たおっさんは今日も順当にエロくて、枯れ専の俺としてはもう少し熟れて欲しいって希望も吹き飛ぶ。
たまには若いのもいいよなって仲間に言ったら、恋してるのねって返されたりもしてる。まったく、今日もおっさんはどエロい。
ほくほくとしながら奥の座敷に通して、お通しを運んでおしぼりを渡すとおっさんが入り口辺りを見た。
ponpontatsuta
DOODLEけあきのあゆみ喧嘩するほど
傘、真夏日(けあきデー)「今日は何月!?」
「五月だ! 言うなますます暑くなる!」
日差しで頭の天辺を焦がされながら、オレは暁人と公園のベンチで滝のような汗を流していた。
アジトのエアコンが壊れたのを皮切りに、暁人と同居中の部屋のエアコンまでが寿命を迎えたのは昨日だ。
元々稼働過多だったアジトのエアコンがオーバーヒートするだけなら分かるが、何もここ十年大事にしてきた部屋のエアコンまで釣られるように壊れることはないだろう。
続く真夏日に業者の修理もすぐには来ないため、オレと暁人は外に涼みに出ることになった。喫茶店にでも行ければよかったんだが、そこで昨日の怪異だ。
「KKからドブみたいな臭いがする!! 鼻曲りそう!!」
「暁人オマエこそ香水臭いんだよ!! こっちこそ鼻曲がるわ!!」
2082「五月だ! 言うなますます暑くなる!」
日差しで頭の天辺を焦がされながら、オレは暁人と公園のベンチで滝のような汗を流していた。
アジトのエアコンが壊れたのを皮切りに、暁人と同居中の部屋のエアコンまでが寿命を迎えたのは昨日だ。
元々稼働過多だったアジトのエアコンがオーバーヒートするだけなら分かるが、何もここ十年大事にしてきた部屋のエアコンまで釣られるように壊れることはないだろう。
続く真夏日に業者の修理もすぐには来ないため、オレと暁人は外に涼みに出ることになった。喫茶店にでも行ければよかったんだが、そこで昨日の怪異だ。
「KKからドブみたいな臭いがする!! 鼻曲りそう!!」
「暁人オマエこそ香水臭いんだよ!! こっちこそ鼻曲がるわ!!」
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみ思い出と未練
ネクタイ(けあきデー) KKのネクタイは古くて、くたびれている。でも布はしっかりしていて、とてもいいものらしいってことも分かる。
「それ、いつもしてるよね」
KKが出かけるためにネクタイを巻いているのを見て、僕は訊ねていた。
「ああ、ネクタイのことか」
「うんそう。大切そうにしてるよね。誰かのプレゼントだったりするの」
しまった、と思ったけど遅かった。KKは少し困ったような顔をすると話し出す。KKにプレゼントをする「誰か」なんて、予想がついていたのに、僕は馬鹿だ。
「息子が父の日のプレゼントにくれたんだ。正確には息子が選んで、家内が金を出したんだが」
気まずくなりそうな空気はなく、僕は一旦安堵した。
「へぇ、そうなんだ……」
KKと家族は破局を迎えている。その幸せな時間の残滓を纏い続けるKKに、らしくなさと、らしさを同時に感じる。
1399「それ、いつもしてるよね」
KKが出かけるためにネクタイを巻いているのを見て、僕は訊ねていた。
「ああ、ネクタイのことか」
「うんそう。大切そうにしてるよね。誰かのプレゼントだったりするの」
しまった、と思ったけど遅かった。KKは少し困ったような顔をすると話し出す。KKにプレゼントをする「誰か」なんて、予想がついていたのに、僕は馬鹿だ。
「息子が父の日のプレゼントにくれたんだ。正確には息子が選んで、家内が金を出したんだが」
気まずくなりそうな空気はなく、僕は一旦安堵した。
「へぇ、そうなんだ……」
KKと家族は破局を迎えている。その幸せな時間の残滓を纏い続けるKKに、らしくなさと、らしさを同時に感じる。
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみつまりはあなただけ
Only You またお祈りされてしまった。何度目か分からない就活の失敗にため息しか出ない。KKと一緒に住むのを決めた時は、こんな事になるなんて思わなかった。こんな情けない姿を見せることになるなんて。
「ただいま……」
疲れて帰ると、KKはソファで寝転んで本を読んでいた。今日の家事当番はKKなので、テーブルには簡単な料理が並んでいる。
「いま食べる気になんないから、冷蔵庫に入れとくね……」
「おー、置いといていいぜ。後でオレがやっとく。それより……ん」
本を畳んで下に置き、腕を広げるKK。何だよ、と思うのに、体が吸い込まれるようにKKに倒れ込んでしまう。
「うー……」
「オマエは頑張ってる。オマエは偉い。オマエは可愛い」
615「ただいま……」
疲れて帰ると、KKはソファで寝転んで本を読んでいた。今日の家事当番はKKなので、テーブルには簡単な料理が並んでいる。
「いま食べる気になんないから、冷蔵庫に入れとくね……」
「おー、置いといていいぜ。後でオレがやっとく。それより……ん」
本を畳んで下に置き、腕を広げるKK。何だよ、と思うのに、体が吸い込まれるようにKKに倒れ込んでしまう。
「うー……」
「オマエは頑張ってる。オマエは偉い。オマエは可愛い」
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみワレナベトジブタ
おかしなふたり「大体さ、今時の若者って何!? 僕は僕だろ!?」
暁人は普段柔和で人当たりが良いが、怒りのスイッチが入ると止まらなくなることがある。
「オレが悪かった。もう機嫌なおせよ」
「悪かったと思うならちゃんと謝って! 悪かったは謝罪じゃないし、ご機嫌取りで謝られてもさぁ!」
「だから悪かったって……大体何だよ。オマエだってオレのこと、妖怪DVDおじさんとか言ってたろ」
「それは事実! KKのは不当なカテゴライズ!」
「屁理屈言うな」
「屁理屈言ってるのはKK!」
この後十分に及ぶオレたちの小競り合いは、日頃思っていた引け目をオレから最悪な形で引き出した。
「じゃあ別れるか」
こんな頑なで、面白みのないおっさんから、自由にしてやるよ、暁人。
715暁人は普段柔和で人当たりが良いが、怒りのスイッチが入ると止まらなくなることがある。
「オレが悪かった。もう機嫌なおせよ」
「悪かったと思うならちゃんと謝って! 悪かったは謝罪じゃないし、ご機嫌取りで謝られてもさぁ!」
「だから悪かったって……大体何だよ。オマエだってオレのこと、妖怪DVDおじさんとか言ってたろ」
「それは事実! KKのは不当なカテゴライズ!」
「屁理屈言うな」
「屁理屈言ってるのはKK!」
この後十分に及ぶオレたちの小競り合いは、日頃思っていた引け目をオレから最悪な形で引き出した。
「じゃあ別れるか」
こんな頑なで、面白みのないおっさんから、自由にしてやるよ、暁人。
ponpontatsuta
PASTけあきのあゆみずっと一緒
家族になろうよ「家族になるか」
他に言葉が思い浮かばなかった。もう恋人だ。だったら、これ以上の言葉はないと思っていた。
「そんなこと言わなくても、将来介護はするつもりだよ」
暁人は微笑みを浮かべてオレの手を取る。オレは盛大に滑ったらしい。
あの夜から十年。オレももういい年だ。こんな商売もしてる。いつ死んでもいいように、暁人に残すものがあるように。
そうして思うのは、結婚だ。オレは古い人間だから、最終到達地点をそこに見出してしまう。
伊月暁人という未練が出来て、死んだことにしていた戸籍を戻した。並大抵のことじゃなかったが、それを越えて、いま暁人と二人で生きている。その証として、オレは暁人の伴侶になりたい。
「暁人」
980他に言葉が思い浮かばなかった。もう恋人だ。だったら、これ以上の言葉はないと思っていた。
「そんなこと言わなくても、将来介護はするつもりだよ」
暁人は微笑みを浮かべてオレの手を取る。オレは盛大に滑ったらしい。
あの夜から十年。オレももういい年だ。こんな商売もしてる。いつ死んでもいいように、暁人に残すものがあるように。
そうして思うのは、結婚だ。オレは古い人間だから、最終到達地点をそこに見出してしまう。
伊月暁人という未練が出来て、死んだことにしていた戸籍を戻した。並大抵のことじゃなかったが、それを越えて、いま暁人と二人で生きている。その証として、オレは暁人の伴侶になりたい。
「暁人」