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    エピソード

    なまたまご

    TRAININGラノベ作家大倶利伽羅さんと家事代行にょたんばちゃん③小さな絆芽生え編前半です!
    注:大倶利伽羅さんがダサい
    この話はますおさん考案の設定を元にした三次創作です。エピソードの案は小ゆずさんより頂きました。
     心頭滅却すれば火もまた涼し、よく聞く言葉だがあれは嘘だ。人は火に触れれば焼け死ぬ、涼しい訳がないだろう。あれは単なるものの例えで、そんな馬鹿な指摘をする方が馬鹿だ。それは分かっている。俺は湯船の中で茹だる身体に、溜息を吐いた。それでもまだ足りず、湯船の中へと頭を沈める。ちょうど地獄の釜のようにぶくぶくと泡を立たせる。堪らなくなって顔を上げたが、状況は以前として変わらない。俺の脳裏からミニスカメイドの白桃如き尻が離れなかった。どこからどうはみ出しているのか、むちむちと音を立ててパンツのクロッチから恥じらいもなくはみ出している肉。それらはまるで競い合うようにむちむちと自分の居場所を取り合っていた。俺は馬鹿げたことに、その肉と下着の間に指を入れてみたい、と一瞬でも思ってしまった。その柔らかさや温度に興味を持ってしまった。その時のそれが性欲であると、その時はすぐに気づかなかったが、恐らく、いや…当然これは性欲に当るだろう。叶うことなら、それはただ単に純粋に気になっただけで、決して性欲ではないと主張したい。
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    mct_ichi

    DONE本丸3周年!審神者就3周年のお話を書いてみました。
    先日の「RT達成で普段と真逆の作風で書く」のお題を兼ねてみました。
    いろんな意味で普段と逆というか、普段やらないことをやってみましたけど、たぶん本人しか気付かない。

    自己投影型夢小説?
    完全にうちの本丸の話になります。出てくる審神者がイコール私。
    完全にうちの個体の子たちです。
    朝のエピソードそのまま書きました。
    出てくるのは笹貫と長谷部です。
    本丸3周年記念日ガラッと言葉もなく開けられた襖に長谷部は視線をやる。そこには若干いつもよりも目が据わった笹貫が立っている。

    「呼ばれてる。」
    「…呼ばれ…ああ。」

    相変わらず言葉の足りていない笹貫の言葉を汲み取り、壁にかかっているカレンダーを見て長谷部は頷く。そういえば昨日近侍を命じられなかったな、と思い出したのは今。多分に主に似て記念日というものにさして興味がないのである。
    本を置いて立ち上がれば「あのさぁ、聞いてよ。」馴れ馴れしく肩に肘を置かれた。

    「気安い。」
    「同じ本丸の仲間なんだからそう言わないでよ。」

    長谷部の拒絶などどこ吹く風で男は続ける。

    「今日ってこの本丸が出来て3年の記念日なんだろ?」
    「そうだな。」

    軽く笹貫の手を払って歩き出せば、彼は後ろからついてくる。どころか、軽く肩を組むような格好で話しかけてくるではないか。
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