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    エピソード

    かも@ねふぁ

    DONE*もちふた2展示*
    パス外しました。人生初のサークル参加だったのですが、とても楽しかったです。来てくださった方々、主催者様、ありがとうございました。

    現パロ、バウムクーヘンエンドのネファ。全年齢です。

    電気が点かない部屋のエピソードは友人の実体験です(許可得てます)。Gさん素敵なネタをありがとう。
    ウェディング・ベルは彼を知らない


    プロローグ

    「もしもし、ネロか?」
     耳にしっくりと馴染むその声を聞くのは、かなり久しぶりだ。「僕だ。ファウストだ」と簡潔だけど礼儀正しく名乗るのを聞く前から、もちろん電話主が誰かなんて分かっている。
     ファウストが電話をくれるなんて、珍しいことだった。彼が向こうへ移ってからもときどき葉書が送られてきていたので、連絡自体が途絶えていたわけではなかったけれど。こないだのは何だったか、たしか暑中見舞いの時季に届いたグリーティングカードか。いつも通りの彼らしく趣味の良い絵葉書に、二言三言メッセージが添えられているものだった。ときどき送られてくるそれらはしみじみと嬉しいもので、ネロは毎度欠かさずに返事を返す。といっても、洒落た絵葉書なんかどこで買えばいいのかも分からないし飲食業の身ゆえ時間もないので、短いメールでの返事だが。ともかく、声を聞くのは久しぶりのことだ。
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    💤💤💤

    INFO『KickingHorse Endroll(キッキングホース・エンドロール)』(文庫/36P/¥200-)
    12/30発行予定のモクチェズ小説新刊(コピー誌)です。ヴ愛前の時間軸の話。
    モクチェズの当て馬になるモブ視点のお話…? 割と「こんなエピソードもあったら良いな…」的な話なので何でも許せる人向けです。
    話の雰囲気がわかるところまで…と思ったら短い話なのでサンプル半分になりました…↓
    KickingHorse Endroll(キッキングホース・エンドロール)◇◇◇
     深呼吸一つ、吸って吐いて——私は改めてドアに向き直った。張り紙には『ニンジャジャンショー控え室』と書かれている。カバンに台本が入ってるか5回は確認したし、挨拶の練習は10回以上した。
    (…………落ち着け)
    また深呼吸をする。それでも緊張は全く解けない——仕方がないことではあるけれど。
     平凡な会社員生活に嫌気が差していた時期に誘われて飛び込んだこの世界は、まさに非日常の連続だった。現場は多岐に渡ったし、トラブルだってザラ。それでもこの仕事を続けてこられたのは、会社員生活では味わえないようなとびきりの刺激があったからだ——例えば、憧れの人に会える、とか。
    (…………ニンジャジャン……)
    毎日会社と家を往復していた時期にハマってたニンジャジャンに、まさかこんな形で出会う機会が得られるとは思ってもみなかった。例えひと時の話だとしても、足繁く通ったニンジャジャンショーの舞台に関わることができるのなら、と二つ返事で引き受けた。たとえ公私混同と言われようと、このたった一度のチャンスを必ずモノにして、絶対に絶対にニンジャジャンと繋がりを作って——
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    k_tar0ta

    SPOILERルミナリア感想
    ・年表及び他キャラを含むエピソードのネタバレはもちろんですが予想や妄想にも満ちあふれています。
    ・エピソード進めながら実況ツイートしてる(オーディオコメンタリー的な)感じの駄文です。ご了承ください。
    ・リュシアン×ヴァネッサ推しです。ご注意ください。
    ヴァネッサep.1 感想まとめ【為すべきこと】12/22配信

    *剣の騎士(998Y.C. 森国シルヴェーア ディランブレ戦傷地帯)
    作戦名「クリア・エッジ」に参加するためカシュール村へ

    けっこう戦線に近い場所での任務にも投入されてるのねブレイズ

    ねえ、筆頭それ本当にはぐれたんです?……撒いたんでなく?
    ヴァネッさんに「待っていてください」と言われたとはいえ、そんな行き止まりの所でさあ……もしかして誰かに連絡入れたりとかしてなかった……?つい最近そういう場面を見たのよ……

    なんならあの「あり得ない出世した上司」は「平民だが何らかの功績が認められ位を授かった新興貴族のデュフォール家当主」じゃないかと飛躍した妄想したりしてる
    「デュフォール家」という書き方が家柄に意味がありそうな気配するし、制服も普段着も良いとこのお坊ちゃん感すごいし、貴族だという前提で話をすると、由緒正しい家柄ならいくら才能があったとしても敵国の戦災孤児を養子にせんだろうと思うので。
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    mifuji0530

    SPOILER長編「ただしい愛人の作り方」プロットです。
    かなり長いです。完全ネタバレなのでご注意ください。
    (どんな話か知りたいけど全部読むのはな~という方や、全部読んだけどこのエピソードが何話にあったか思い出したい!という方におすすめです)(ただし話数の区切りは実際にアップしたものと異なる可能性もあります。すみません…)
    「ただしい愛人の作り方」プロット【人物設定】
    ★オメガバース庵53パロ
    カヲル:ドイツに縁を持つゼーレ財団の若き理事。29歳。日本を拠点としている化粧品メーカーの代表。純血のαであり、正妻となるαのフィアンセがいる(純血を守るためであり、正妻からは愛されているがカヲル自身は何とも思っていない)。
    昔からよく命やその立場を狙われることが多く、また両親は幼い頃に亡くなったということもあり、基本的に人間というものを信用していないし愛というものは全てまやかしだと思っている。
    しかしシンジと出会って彼の思いやりに触れてからは彼のことが好きになり態度も軟化させていく。

    シンジ:14歳のΩ。元々没落貴族であり、ほぼ一般人のような暮らしをしていたが両親が急死。その後しばらくは一人で暮らしていたものの、家賃や光熱費、何より抑制剤が払えなくなり困っていてパパ活をしていたところ(Ωとはいえども中学生ということもあり、食事のみだったのであまり稼げなかった)で両親の知り合いであるゼーレの会長(カヲルの祖父)がカヲルを頼るようサポートしてくれる。不自由なく大人になるまで面倒を見てやるから、αであるカヲルの愛人となってくれと頼む(シンジはそれを知らず、カヲルからそれを聞かされる)(しかしカヲルは未成年に手を出す趣味はないと言い、何の条件もなく普通に暮らしていいと告げる)。
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    あらうみ

    DONE※ご注意です

    猗窩煉ワンドロ、お題は「注射」。
    おにたいじの猗窩煉に娘がいます。煉獄先生40歳、猗窩座くん34歳、娘ちゃん6歳(年長さん)。モブだらけです。「おにたいじの話」製本化のおまけ「120の質問」に少し書いていた、ふたりの未来エピソード。
    若く危険な座くんがお好きな方は読まないほうが良いかもですが、いつまでも仲良しな二人が見られます。
    桜の娘 冬はつとめてと言った清少納言はどこかおかしいのではないか。寒くて暗くて気が晴れないし、いいアイデアなど浮かぶべくもないと思うのだが。

     ぶつぶつと脳内で愚痴をいいながら、杏寿郎は早朝のキッチンで湯を沸かしている。しゅんしゅんと軽い音がしてガスをオフにする。

     この家に引っ越して五年目。いったい何回ここでコーヒーを淹れたことだろう。千回は超えたと思うのだが……という益体もない考えに逃げつつ、一枚の紙を片手に、慎重にドリップしていると。

     軽い鍵の音がして、一、二、三。いつもどおりきっちり三秒で、リビングにアッシュピンクの頭が現れた。黒のコンプレッションウェアの上下。真冬だというのに、白い頬が紅潮している。室温がふんわりと高くなった気がして杏寿郎はそっと微笑んだ。体温の低い男なのに、彼がいる場所はいつも暖かいように感じられる。
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    銀鳩堂

    MAIKINGフレーバーテキストが降ってきたので出力します。
    「ヤング・クロウリー」のアイデアメモみたいな感じ。
    ※「ディズニー みんなが知らない白雪姫 なぜ女王は魔女になったのか」読了。鏡を木に吊るすエピソードは本作からの本歌取りです。
    ※映画「マレフィセント」未視聴。
    ※「ディズニー みんなが知らない眠れる森の美女 カラスの子ども マレフィセント」 (講談社KK文庫)未読、発注済み。
    「ヤング・クロウリー ~始まりの物語~」出会い編ある日、茨の魔女の下僕しもべディアブロは本来の姿、大鴉おおがらすに戻り空を飛んでいた。
    と、目の隅にキラキラと美しい光が映った。
    ディアブロはからす族の例にもれず光り物に目がない。その光はとてもとても美しく、彼を惹きつけた。
    風に揺れ、さんざめく光の群れ。
    あれはなんだろう。本当に美しい。もっと近くへ。もっと、もっと!
    漆黒の翼の限り羽ばたいて、たどり着いたのは小さな民家だった。
    家の周りの木々には、大小の鏡が吊るされて光を反射している。
    なんと美しい光景だろう…。
    彼は木の一本に降り立つと、降り注ぐ光を浴びてうっとりと黄色い目を細めた。
    と、家の中から一人の人間の娘が現れた。
    その娘を見た時、ディアブロの下嘴したくちばしがかくんと落ちた。
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