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    mct_ichi

    @mct_ichi

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    mct_ichi

    DONEここからはじまるたろさに。
    本丸軸。
    長くなったのでこっちにも載せます。
    たろさに書いた。 彼は私の本丸で初めて顕現してくれた大太刀だった。俗世が苦手だという話は知っていたから、あまりに馴れ馴れしくするのも負担になるだろうと思って少し距離を取っていたところはある。
     たぶん、傍から見れば彼の弟との方が仲良く見えていただろう。しかし、私は頼りになる彼のことが、本丸を御神刀として支えてくれている彼のことがずっと好きだった。恋愛感情を抱いていた。
     でも、俗世や現世とは違う位置にあるという発言を見聞きしていると、どこからどう見ても俗世じみているような人間の私は、彼には釣り合わない。そう思っていたから、なるべく近付かないようにしていただけ。だけど遠くから眺めているだけで満足していた、なんて可愛いことは言えない。次郎太刀と仲良くしていたのだって、馬が合ったというのもあったけど、なによりも彼を通じて太郎太刀の話を聞きたかった、なんてまた俗な意味合いが強かった。それをわかっていながら嫌な顔一つせず付き合ってくれる次郎太刀は本当にいいひとだと思う。本丸の中で、私の本当の気持ちを知っていたのは、彼の弟である次郎太刀だけだった。
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    mct_ichi

    DONE本丸3周年!審神者就3周年のお話を書いてみました。
    先日の「RT達成で普段と真逆の作風で書く」のお題を兼ねてみました。
    いろんな意味で普段と逆というか、普段やらないことをやってみましたけど、たぶん本人しか気付かない。

    自己投影型夢小説?
    完全にうちの本丸の話になります。出てくる審神者がイコール私。
    完全にうちの個体の子たちです。
    朝のエピソードそのまま書きました。
    出てくるのは笹貫と長谷部です。
    本丸3周年記念日ガラッと言葉もなく開けられた襖に長谷部は視線をやる。そこには若干いつもよりも目が据わった笹貫が立っている。

    「呼ばれてる。」
    「…呼ばれ…ああ。」

    相変わらず言葉の足りていない笹貫の言葉を汲み取り、壁にかかっているカレンダーを見て長谷部は頷く。そういえば昨日近侍を命じられなかったな、と思い出したのは今。多分に主に似て記念日というものにさして興味がないのである。
    本を置いて立ち上がれば「あのさぁ、聞いてよ。」馴れ馴れしく肩に肘を置かれた。

    「気安い。」
    「同じ本丸の仲間なんだからそう言わないでよ。」

    長谷部の拒絶などどこ吹く風で男は続ける。

    「今日ってこの本丸が出来て3年の記念日なんだろ?」
    「そうだな。」

    軽く笹貫の手を払って歩き出せば、彼は後ろからついてくる。どころか、軽く肩を組むような格好で話しかけてくるではないか。
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