スープ
(*ΦωΦ*)
DOODLEスープ作るときに歌うと紛らわしそーな曲をラジオで聴いたとです。みつひか年齢操作に捏造たっぷり紛らわしい歌を歌うな 寝ぼけた頭で動かした腕は何も掴むことなく、こころなしか湿ったシーツを撫でつけるに終わった。最後の記憶によれば腕に抱いていたはずの温もりは、既にベットを出ているらしかった。
まな板に刃が当たる小気味良い音が脳にかかった霧を晴らしていく。体は重いのに眠りが深かったおかげかスッキリと目覚めて音のする方に顔を向ければ、エプロンをつけて台所に立つ弟の後ろ姿がある。ゆったりめのTシャツの下はボクサーパンツのみであり、昨夜、記憶が飛んでいる間にでもつけたのだろう鬱血痕の集中した首筋や太腿が無防備にも曝け出されていた。
充は下着だけ履いて忍び寄る。休日ということもあり、まだ鏡の前に立っていないであろう光はご機嫌のようで、近付くにつれ、調理音に混じって鼻歌が聞こえてきた。歌といってもぽつり、ぽつりと単語が聞き取れるが、ほとんどは「ふんふん」とメロディを口ずさんでいるばかりである。どうやら歌詞はよく知らないらしい。
4401まな板に刃が当たる小気味良い音が脳にかかった霧を晴らしていく。体は重いのに眠りが深かったおかげかスッキリと目覚めて音のする方に顔を向ければ、エプロンをつけて台所に立つ弟の後ろ姿がある。ゆったりめのTシャツの下はボクサーパンツのみであり、昨夜、記憶が飛んでいる間にでもつけたのだろう鬱血痕の集中した首筋や太腿が無防備にも曝け出されていた。
充は下着だけ履いて忍び寄る。休日ということもあり、まだ鏡の前に立っていないであろう光はご機嫌のようで、近付くにつれ、調理音に混じって鼻歌が聞こえてきた。歌といってもぽつり、ぽつりと単語が聞き取れるが、ほとんどは「ふんふん」とメロディを口ずさんでいるばかりである。どうやら歌詞はよく知らないらしい。
miraimaru
MOURNING旧バージョンの時に考えていた妄想です。概念発動と無機物御三家。当時はガールちゃん公式でおらんかったから居たらいーなぁな妄想していて、新版で出たからまたいつか妄想しなおしたいですね。飲んではいけないスープって、タイトル、シェフの逆鱗にふれません?大丈夫?と思ったものでつい。 8
nochimma
DOODLEおチェズとスープと去年の誕生日のお話 まだ付き合ってないけどモクチェズです ニンドリとファンブネタがいっぱい 茸や魚、蛙は、目の覚めるような色をまとって、自らに毒があることを示すという。
「ささ、召し上がれ♪ちと苦いかもだが、それもまた風味、っちゅうことで」
「……」
年輪が複雑な波模様を描く無垢の一枚板の机の上、自分の前にのみ敷かれた生成りのクロスに仰々しい動きで深皿が乗せられた。本日のシェフ、手ずからのサービングだ。
目の前に佇むのは、皿の八分目までなみなみと注がれた、具沢山のスープ。それだけなら別に問題はない。むしろ、スープはかれの好物だ。
ではなにがチェズレイを無言にさせているかといえば、その色だった。まさに毒をもっていることを全身でアピールするような警告色、目を引きすぎる、鮮やかなイエロー。さらには同じ色をした、というかおそらくこの黄色の源泉であろうちぎれ雲のようにふわふわとした『何か』が、具材を覆い隠すようにして表面に浮かびまくっている。
15137「ささ、召し上がれ♪ちと苦いかもだが、それもまた風味、っちゅうことで」
「……」
年輪が複雑な波模様を描く無垢の一枚板の机の上、自分の前にのみ敷かれた生成りのクロスに仰々しい動きで深皿が乗せられた。本日のシェフ、手ずからのサービングだ。
目の前に佇むのは、皿の八分目までなみなみと注がれた、具沢山のスープ。それだけなら別に問題はない。むしろ、スープはかれの好物だ。
ではなにがチェズレイを無言にさせているかといえば、その色だった。まさに毒をもっていることを全身でアピールするような警告色、目を引きすぎる、鮮やかなイエロー。さらには同じ色をした、というかおそらくこの黄色の源泉であろうちぎれ雲のようにふわふわとした『何か』が、具材を覆い隠すようにして表面に浮かびまくっている。
mitsui_361
DONE「End of The World with You」A5 / R18 / 6.6万字1 コトバアツメ
2 Hiding in London
3 トマトスープ、ひとつまみの塩
4 Velvety Room
5 ボタンがひとつ
6 ぜんぶあげる
7 午前零時のテムズ河
8 アザレアの夢
9 世界の終わりは君と二人で 5
ほとり
SPOILER実録の内容は再放送なんだけどしぬやつのキャラで見たいと言われたので描き直した初めてやったTRPGレポ漫画。プレイ前後はフィクションだけどシナリオ中はノンフィクション。シナリオ「毒入りスープ」のネタバレがあります。 12スの落描き置き場
MOURNING中央主従の過去捏造漫画(ちょっと強い絆)カインのぶっこんで煮る料理、オズの味のしない野菜スープと雑さでいったらどっこいなんじゃないかと
気付いたら強絆主従漫画描いちゃうな…中央の皆の仲良し漫画も描きたいです。描くよ… 3
みなせ由良
PAST年末に描いた温泉のす様がちょとお気にだったので続きと余談混浴はゆるキャラの特権…それにほのぼのするから全然えちえちじゃないのす…(ばか)(年末年始にかけてぐだ子ちゃんの肌色成分が多いのはバレバレなんだよ)
あと今更ながらスースが良いキャラしてるなって…スープーちゃん下さい…(相方の身体目当てじゃねーか 2
山 村
REHABILI合田さん絵コンテ演出回の格闘ディナー後編(熱闘編88話)、もしかして演出修で動き入れまくってるんじゃないかってくらい
めっちゃ楽しく動くシーンたくさんあるので(オススメはスープのとこ)
何かしらの手段でみんな見よう🌹
harapecoco_kst
MOURNING1枚目: グレホメ版ワンドロに参加したいと思いつつTwitterの鍵開けるの恥ずかしいなってなって結局ポイピクに投げることしか出来ない絵。2枚目: グにジャーマンスープレックスかけるホ。
3枚目: 2021年の描き納め。 3
sya_tyoooo
SPOILER24日にCoC毒入りスープ参加してきました〜大変楽しかった!の感想です!もっと積極的に動けたらよかったな……!!!!
◎未通過、通過予定の方はネタバレ含みますので閲覧されないよう宜しくお願いします 2
Okoze
TRAININGうみがめスープ承花スペースで出題されていた内容が素敵だったので。王子は人魚いんのための旅の途中。
4。
みんな大好きお兄ちゃん登場。
※徹頭徹尾、承花です。
東の国の海の おはなし 4「あら 素敵な男前さん」
「私たちに何か用」
かしましい女たちの歓声が上がって、呆けていた王子は一気に現実に引き戻された。
女達の反応には慣れているものの海の町だけあって随分と威勢が良く声も大きい。
「今の歌は」
「ああ 私たちの歌ね」
「ずっと昔から伝わってる歌よ 悪魔の唄」
「違うわよ 悪魔が教えた唄 っていうのよ」
「長いわね」
「どっちだっていいさね 男たちの無事を祈ってこうして毎日歌ってるのさ」
「いい歌でしょう 歌い手が良いからね」
「悪魔が教えてくれたからね この歌の届くかぎりは 誰も海に取られないんだよ」
ひとつ質問すると矢継ぎ早に答えが返ってくる。
なるほど。この地はあの悪魔と何か因縁がありそうだ。
「人を探している」
5671「私たちに何か用」
かしましい女たちの歓声が上がって、呆けていた王子は一気に現実に引き戻された。
女達の反応には慣れているものの海の町だけあって随分と威勢が良く声も大きい。
「今の歌は」
「ああ 私たちの歌ね」
「ずっと昔から伝わってる歌よ 悪魔の唄」
「違うわよ 悪魔が教えた唄 っていうのよ」
「長いわね」
「どっちだっていいさね 男たちの無事を祈ってこうして毎日歌ってるのさ」
「いい歌でしょう 歌い手が良いからね」
「悪魔が教えてくれたからね この歌の届くかぎりは 誰も海に取られないんだよ」
ひとつ質問すると矢継ぎ早に答えが返ってくる。
なるほど。この地はあの悪魔と何か因縁がありそうだ。
「人を探している」
kamohook
11111度やってみたかった「きのう何食べた」のウリサンパロディです。日常的なスープの冷めない距離感を感じさせる関係がとても好きです。
うなぎネタも2ページ漫画でそのうち描こうと思っています。
ゆえい
DOODLE夜の30分お絵かきチャレンジをしたときのやつ1枚目:あんスタ/かなたくん
2枚目:ABCスープの擬人化
3枚目:チェンソーマン/レゼ
4枚目:ヒロアカ/ねじれちゃん
https://twitter.com/ChhipqyueiC76/status/1299744564555571200 4
Okoze
TRAININGうみがめスープ承花スペースで出題されていた内容が素敵だったので。3。
体力勝負な王子。ノリエルへの気持ちが最初っから天冠突破していて、閃いた今回のラストが全く生かしきれていないという…。続きはまた明日。(キンクソ注意
※徹頭徹尾、承花です。
東の国の海の おはなし 3「君は本当に底意地が悪いなッ!」
「構いませんよ きちっとやっつけなさい」
「わかったぜ おばあちゃん」
次々と立ち上がる親族の中、真っ先に隣の席に向かって拳を振り下ろしたのは王子だったが、悪魔はひらりと交わすと壁に垂直に立ち、天井へ向かって殊更ゆっくりと歩き出した。
洞窟の蝙蝠のように逆さまになり、手の届かない場所から星の一族を愉快そうに見下ろしている。
「俺を痛めつけたところで何も変わらんぞ」
ソイツの寿命は私の力を持ってしてもあと十日もしない間に尽きるだろう。
出発の日、どこか悲しそうな様子で見送った若者の表情に、王子はようやく合点がいった。
国王の逝去と共に自らの寿命も尽きること、送り出した王子にはもう二度と会えないことを彼は覚悟していたのだ。
3981「構いませんよ きちっとやっつけなさい」
「わかったぜ おばあちゃん」
次々と立ち上がる親族の中、真っ先に隣の席に向かって拳を振り下ろしたのは王子だったが、悪魔はひらりと交わすと壁に垂直に立ち、天井へ向かって殊更ゆっくりと歩き出した。
洞窟の蝙蝠のように逆さまになり、手の届かない場所から星の一族を愉快そうに見下ろしている。
「俺を痛めつけたところで何も変わらんぞ」
ソイツの寿命は私の力を持ってしてもあと十日もしない間に尽きるだろう。
出発の日、どこか悲しそうな様子で見送った若者の表情に、王子はようやく合点がいった。
国王の逝去と共に自らの寿命も尽きること、送り出した王子にはもう二度と会えないことを彼は覚悟していたのだ。
Okoze
TRAININGうみがめスープ承花スペースで出題されていた内容が素敵だったので。ノリエルと幸せになって!の気持ちで書きました。
王子の旅と星の一族会議。
不穏なトコで切れていますが、続きはまた明日。
※徹頭徹尾、承花です。
東の国の海の おはなし 2 東の海の国を出て五日目の夜に祖父の治める荘園に到着した。
大きな城門の前で、祖父から渡された角笛を吹くと中から開門の合図を叫ぶ門番たちの声が聞こえ、城戸がゆっくりと左右に開いていく。
身分と名を告げ厩へと促されて一行が歩き始めると、大道の先から王子の名を呼ぶ騒がしくも懐かしい祖父の声が響いてきた。
「久しぶりじゃのー 元気そうでなにより」
自分と違わぬ巨躯の持ち主で、よく通る大きな声と愛情深い碧色の双眸は王子と同じ色をしていた。
中央までの通り道でもあるこの荘園で祖父と合流し、この先の王国へ入城する予定だった。
王子の一団はこれまで野宿続きの道ゆきであったが、今夜は屋根の下で温かい食事と柔らかな寝床で休めそうだ。
5676大きな城門の前で、祖父から渡された角笛を吹くと中から開門の合図を叫ぶ門番たちの声が聞こえ、城戸がゆっくりと左右に開いていく。
身分と名を告げ厩へと促されて一行が歩き始めると、大道の先から王子の名を呼ぶ騒がしくも懐かしい祖父の声が響いてきた。
「久しぶりじゃのー 元気そうでなにより」
自分と違わぬ巨躯の持ち主で、よく通る大きな声と愛情深い碧色の双眸は王子と同じ色をしていた。
中央までの通り道でもあるこの荘園で祖父と合流し、この先の王国へ入城する予定だった。
王子の一団はこれまで野宿続きの道ゆきであったが、今夜は屋根の下で温かい食事と柔らかな寝床で休めそうだ。