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    ソチ

    tobun

    DONEいちくう19×19。ブクロドラパを聞いて想像したお話し。元ネタは公開済みで、そちらを大幅加筆修正しています。前編・中編・後編になりそうですが、最後まで書ききっていないため後編のアップは未定です。ちょくちょく修正するかも…すみません
    過去のいざこざと真っ赤なバンダナ【前編】 昔……俺がゴリゴリの取り立て屋だった頃、こんなどうしようもねぇ俺に心の底から謝ってくれた男がいた。
     ソイツは俺よりも小さくて無鉄砲で短気で口が悪くて品もなくて遅刻ばかりだしなんだったら人格も破綻してるような奴だけど、決して悪い奴じゃなくて。やってる事はめちゃくちゃなのに言ってる事は案外マトモで、荒れて閉ざしていた俺の心にスッと入り込んでくる不思議な男だった。
     そんな男との出会いはやっぱりめちゃくちゃで、絡まれたと思ったら仲間の奴らに骨を折られ、結局警察が来て散り散り。後日もう一度俺の前に現れたかと思えば腰を直角に曲げての最敬礼。いやいや待て待て、全くもって意味が分からねぇ。
    『すまねぇ……』
     そう言って決着をつけに来たと言ったかと思えば持っていたエモノで自ら骨を折る。おいおい、だから全くもって意味不明だっての。逆にこえーよ。なんて、内心思ったりもしたが。
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    kabeuchinaaan

    DONE11/1〜3 主♂攻めwebオンリー『バトルしようぜ!2』 展示物
    過去作「オレはお前のこと嫌い」の後日談となりますのでそちらも読んでいただければと思います。
    なんだか面白くない バトルツリーのフィールドには強い風がいつも吹いている。かすかに潮の香がする気がする。その強い風に帽子があおられた。飛んで行ってしまう前にそれを押さえつけて、誰も勝ち上がってくる様子がないフィールドを睨みつけた。
     ジムリーダーやチャンピオンはいつもこんな心境なのだろうか、と思わずため息をついた。
     かく言うボクも、ひと時だけチャンピオンの座には居座っていたことがある。決して、本当に決して褒められることではないが、ボクはそのチャンピオンという肩書を数日足らずで離れた。もし留まったとしても、こんな状況にじっと耐えられる気が今でもしないな、と今でも思う。
     さっき買ったサイコソーダは結露して水がわずかに滴る。もうすでに半分ほど飲み干した缶と軽く煽ってから、チラ、とひと席開けた先の席に座る幼馴染を見る。こちらを気にすることなくスマホでなにやら動画を見ている。その幼馴染こと、グリーンは動画から目をそらさずに、一緒に買ったの缶コーヒーををちまちま飲んでいた。その度にセットされた茶色い髪が、ゆらゆら揺れるさまをなんとなく見つめた。
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    shio_shiki

    PROGRESS以前漫画→ワンドロで少し小説で書いたやつ
    まさちー目線初めてだけどめちゃくちゃ書くのたのし〜〜!!
    せっかくなので11月のwebイベに合わせて書き上げたい!の気持ちで尻叩きあっぷ(ちょうどまさちー目線終わったとこ)(未完)
    書き上げたら支部にアップするのでまとめて読みたい方はそちらでお願いします🙏
    ※拗らせ川が好きすぎる
    ※特に描写ありませんがみんな生きてる現パロなので基本平和
    ※冨岡語録好き
    タイトル未定『俺はお前とは違う』

    正真正銘初対面でそんなことを言ってのけた男、冨岡義勇は今神妙な面持ちで七色に染まったかき氷を見つめている。
    普段はほぼ動かない表情筋がわかりやすく神妙という形で固まっている様はなかなかに小気味がよく、謎の達成感があった。


    約1ヶ月前、実弥の世界は変わってしまった。
    というのは極端は言い方だが友人からは最近イライラしてない?ビタミンB取りなよと言われ、妹からは顔がいいは正義なんだよと言われ、母親からは実弥は本当に面倒見がええんねと言われ……。
    全ては向かいのマンションに越してきた冨岡一家、引いては冨岡義勇に起因している。

    細かい事情はあるのだが簡単に言ってしまえば冨岡さんちの義勇くん実弥と同じ高校に編入するんやって、越してきたばかりでこの辺のこともわからないし色々教えてあげたらどう?ということだ。
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