Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    ダグ

    chinohen

    DOODLEグランツーリスモの映画のやつです。ドバイのレースの夜にジャックとダニーがお話してる、こんな夜があったのならなifなやつで。二人がヤンについて話してるだけで、特に何も起きません。あと、無駄に長くなり終わらせられなかったので最後の方はグダグダしてるのと、ちゃんと読み直してないので適当なところは見逃してください。
    用意された豪華なホテルの一室でジャックはミニバーの中にビールがあるのを見つけると、それとグラスを手に取り窓のそばに据え置かれたテーブルへ並べた。窓からは異世界のように見えるドバイの夜景が見下ろせる。椅子に腰掛けて外を眺めながら冷えたビールのプルタブを引き、ジャックは中身をグラスへと注いだ。いつもなら缶に直接口をつけて飲んでしまうが、今夜はめでたい夜だ。先ほどまでヤンが見事に日産からの要求に応えライセンス獲得を達成できた祝いにと、ホテルのバーでパーティが催されていた。
    レース主催者が手筈を整えていたようで、ヤンやジャックのチームだけでなくどこから現れたのかドバイのカーレース好きの金持ちやその取り巻き達、明らかにこの国の人間ではないインフルエンサー、モデルかなにかだろう露出の多い着飾った女達、その他もろもろの得体の知れない人間達がその場で音楽と酒とヤンが引き寄せる「勝者の空気」を求めて薄暗い部屋の中で蠢いていた。
    6590

    ji999az

    SPOILERグウェン加入の日のソサエティ小咄。
    ミゲオハ、まだグウェンが加わったあたりならホービーの自由人っぷりにぶん回される度に怒鳴ってそうだなと書いてたら、漫才が延々続いてしまったので泣く泣く削りました。
    あの性格じゃ相当な時間掛けないと「お前の話は聞かない」まで到達できないと思うんですぉ……ばんがれミゲオハでもメンタルヘルスも受けようミゲオハ(主旨がずれてるキャプション
    あくろす小咄(SS加入初日編)。トンネルの向こうは…………って、いつだったか学校で読んだ本にはあったけど、広がっていたのは馴染んだ景色とはまるで違う白銀色の建造物。空にひたすら伸びていく道には特急列車と車が走っている。あれはどこまで行くんだろう。
    「スパイダーソサエティの本部にようこそ」
    『まだまだ改装中のエリアもあるけど、壮観でしょ〜』
    「ぅ、うん………凄い………!」
    マルチバースを守るスパイダーマン達の組織。さっきすれ違ったスパイダーマン達も歴戦の強者達。紛れもなくエリート達なのだと肌でも分かった。
    今日からはここで生きていくんだ、と脱いだマスクを握りしめる。
    元のアースへはもう戻れない。ここ以外、生きていく場所はない。
    わたしは、ここでわたしの居場所を勝ち取って証明するしかないんだ。
    5385