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    ダニー

    chinohen

    DOODLEグランツーリスモの映画のやつです。ドバイのレースの夜にジャックとダニーがお話してる、こんな夜があったのならなifなやつで。二人がヤンについて話してるだけで、特に何も起きません。あと、無駄に長くなり終わらせられなかったので最後の方はグダグダしてるのと、ちゃんと読み直してないので適当なところは見逃してください。
    用意された豪華なホテルの一室でジャックはミニバーの中にビールがあるのを見つけると、それとグラスを手に取り窓のそばに据え置かれたテーブルへ並べた。窓からは異世界のように見えるドバイの夜景が見下ろせる。椅子に腰掛けて外を眺めながら冷えたビールのプルタブを引き、ジャックは中身をグラスへと注いだ。いつもなら缶に直接口をつけて飲んでしまうが、今夜はめでたい夜だ。先ほどまでヤンが見事に日産からの要求に応えライセンス獲得を達成できた祝いにと、ホテルのバーでパーティが催されていた。
    レース主催者が手筈を整えていたようで、ヤンやジャックのチームだけでなくどこから現れたのかドバイのカーレース好きの金持ちやその取り巻き達、明らかにこの国の人間ではないインフルエンサー、モデルかなにかだろう露出の多い着飾った女達、その他もろもろの得体の知れない人間達がその場で音楽と酒とヤンが引き寄せる「勝者の空気」を求めて薄暗い部屋の中で蠢いていた。
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    kaoruhana03

    DONE初ゴスフラ。
    後日談書こうと思ったけど、きっとフランクはダニーの前ではポンコツで、他の人前えではテキパキと要領の良く色んな事が器用に出来る男を見せてるって勝手に妄想してる(笑)
    ふぁーすときっす【ゴスフラ】ふぁーすときっす


    何故かフランクに好まれてしまった。
    最初は他愛ない会話だったはず、あれは確か
    "アンタのナイフってどんなの?"
    から始まって、お互いに使用する武器が同じナイフだという事で少しだけ親近感が沸き、何となく会話に一体感が出たのがきっかけだ。
    その後から、彼はまるで主人に尻尾を振る愛犬の如く、僕の後を着いて回るようになった。別にその程度なら軽くあしらえば問題ないのだけれど……。






    ―― とある日の霧の森




    僕は何となく、森の中にいた。
    その理由は相変わらずついて回るフランクを撒くためだった。
    ただ、少し話が合っただけの僕に対し何をそんなに固執する理由があるのか正直分からない。24時間視界の端に彼の姿を見るのが少し煩わしいと言うのもあったけれど、そんな僕の気持ちを知ってか知らずか彼は性懲りも無く僕を森にまで探しに来たのには驚いた。僕は彼の姿を視界の端に捕らえたなら慌てて足を速めるも、彼の若さとあの足の速さに僕はあっと言う間に追いつかれ、地面に転がるように飛びつかれた。
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    PnoPhaPnoP

    MEMOダニーさんがハニーレモンカップケーキを焼くお話
    ハニーレモンカップケーキアイツがいたら今なんと言っただろう。どんなことをしただろう。
    そんな風に思うことはほぼない。日常は淡々と過ぎていく。自分でも驚くことに。ハワイを去るアイツに求められたハグに応えたあの時にはこれから始まる日々に耐えることの痛みを想像していたのに。
    あぁ、なんだ。意外と平気だったじゃないか。と思った矢先、思いもよらないところにアイツの影を見る。例えば本当はもう少し少ない量を焼くつもりだったカップケーキのバターの量を多く計り間違った時なんかに。
    バターが50グラムなら砂糖も50グラムにしないと。柔らかくしたバターをホイッパーでふんわりするまで混ぜたところに砂糖を2回に分けて入れて、その都度混ぜる。ひとつまみ加える塩は美味しくなるおまじない。卵一個を解きほぐしてバターの中に少しずつ混ぜていく。一気に入れずにゆっくりゆっくり。小麦粉は80グラム。そこにベーキングパウダーを3グラム混ぜておく。バターのボウルに振るい入れたらゴムバラに持ち替えてさっくりと混ぜる。まだ粉っぽさが残っているうちに切っておいたレモンの蜂蜜漬けを入れて今度は粉っぽさがなくなるまで混ぜる。室温に戻して置いたミルクを30グラムとバニラオイルを2、3滴入れて生地にツヤが出るまで混ぜたら後は型に入れて焼くだけ。
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