ナイル
ナナシ/ムメイ
DOODLE漫画サーガ版。G魔王鬼絡みだったり真の後だったり。他の詰まってる時に手癖で書いたらどれも遠距離恋愛(恋愛じゃない)みたいに……。「魔王鬼が彼らのジュヴナイルの終わりだったのではないか」と聞いた時に「早乙女研究所崩壊は彼らのモラトリアムの終わりだったのではないか」と考えたことから。
■ 涙はいつか 何事も無ければ随分静かな奴だった。いっそ拍子抜けするほど普通で。戦ってる時の冷酷さが嘘みたいに。皆が談笑するのをいつものスカした微笑みで穏やかに見守っているような。
親か兄みたいなそれにたまに腹が立つ事もあった。
俺たちより一歩早く大人になるしか、大人ぶるしかなかったのかもしれない、と思ったのはしばらく一緒に過ごしてからだった。
容姿にも身体能力にも恵まれたIQ300の天才児。
もちろんそれがわかり、そう伸ばされる程に裕福な家庭だったらしいとは何も聞かずとも知れる。金が無かったらどうなるか、俺はよく知ってるし。
すんなりと早乙女博士の助手のような位置に収まり白衣を着て混ざれるくらいに、学を収め知識も持ちえた。
3196親か兄みたいなそれにたまに腹が立つ事もあった。
俺たちより一歩早く大人になるしか、大人ぶるしかなかったのかもしれない、と思ったのはしばらく一緒に過ごしてからだった。
容姿にも身体能力にも恵まれたIQ300の天才児。
もちろんそれがわかり、そう伸ばされる程に裕福な家庭だったらしいとは何も聞かずとも知れる。金が無かったらどうなるか、俺はよく知ってるし。
すんなりと早乙女博士の助手のような位置に収まり白衣を着て混ざれるくらいに、学を収め知識も持ちえた。
Do not Repost・東龍
TRAININGお題【イルカ・糸目】「そういや、糸目なイルカ見たことないな」と思って描いてみたら超絶性格悪そうなの出来てしまい🐬
【9/1追記】いるか3匹!THANKS!
いやさ?「いるかは何故食べてはいけないのか」を調べていたら「別段、擁護する特別な理由はない」みたいなサイトを見つけましてさ?その中にこんな記述が。
「イルカ」と検索すると候補に「怖い」とかネガティブ単語出てくるのちょっと面白い。 3
えんぞ
MEMOスクカー。例の白い粉の疑惑。アルミンの動悸とハンジのため息、ナイルの戸惑い。
アルミンは見た「間違いないんだな」
「あぁ、保証する。これより極上の粉にはお目にかかった事がない」
「大きく出たな」
「最高のブレンドだ。使いやすいように小分けにしてある」
放課後、僕は見てしまった。校舎裏の倉庫の前で、数学のナイル先生が清掃員リヴァイさん(裏社会)に白い粉の入った袋を渡しているのを。
「世話をかけた。掃除は任せろ」
「あぁ、助かる。そっちは苦手なんだ」
清掃員さんはナイル先生の肩をポンと叩くと校舎に向かい、先生はパーキングに向かった。
——掃除? 殺しか!
僕はコッソリと清掃員さんの後をつけた。噂に聞く白い粉が学校内にどれほど蔓延しているのかを調べる必要性を感じたからだ。嫌な予感は当たった。彼がノックもせずに消えたのは歴史教師エルヴィン先生の準備室だった。ちょっとズレた笑みを浮かべるエルヴィン先生は一見穏やかだが得体の知れない雰囲気がある。何より、準備室から気怠げに出てくる清掃員さんが何度も目撃されていた。
1429「あぁ、保証する。これより極上の粉にはお目にかかった事がない」
「大きく出たな」
「最高のブレンドだ。使いやすいように小分けにしてある」
放課後、僕は見てしまった。校舎裏の倉庫の前で、数学のナイル先生が清掃員リヴァイさん(裏社会)に白い粉の入った袋を渡しているのを。
「世話をかけた。掃除は任せろ」
「あぁ、助かる。そっちは苦手なんだ」
清掃員さんはナイル先生の肩をポンと叩くと校舎に向かい、先生はパーキングに向かった。
——掃除? 殺しか!
僕はコッソリと清掃員さんの後をつけた。噂に聞く白い粉が学校内にどれほど蔓延しているのかを調べる必要性を感じたからだ。嫌な予感は当たった。彼がノックもせずに消えたのは歴史教師エルヴィン先生の準備室だった。ちょっとズレた笑みを浮かべるエルヴィン先生は一見穏やかだが得体の知れない雰囲気がある。何より、準備室から気怠げに出てくる清掃員さんが何度も目撃されていた。
えんぞ
MEMOナイルの悪夢ドーク夫人の秘密「読みながらでいいから聞いてくれ」
ナイル・ドークは酷くなった目の隈を擦りながら、エルヴィンの返事を待たずに語りだした。
「おかしな夢ばかり見る。お前たちが犬だったり、愛らしい幼児だったり。あぁそうだ、ヒイズルみたいな服を着てたりもしたな。そうかと思えば靴に車輪がついた縞々のキテレツな服装をしている。リヴァイに至っては頭に翼が生えたり。妙にリアルなのは広々とした学舎で教鞭を取るお前と、掃除夫らしいリヴァイだ。だが、そこは蠢く死者に満ち……だがな、大工みたいなお前も現れるんだ。もういい加減にしてくれ、寝不足だ。マリーに話すと妙に興奮して手帳に何か書き連ねている」
「いい加減にして欲しいのはこちらだよナイル。お前の夢にリヴァイを勝手に出演させるな。いや、俺も嫌だが」
1007ナイル・ドークは酷くなった目の隈を擦りながら、エルヴィンの返事を待たずに語りだした。
「おかしな夢ばかり見る。お前たちが犬だったり、愛らしい幼児だったり。あぁそうだ、ヒイズルみたいな服を着てたりもしたな。そうかと思えば靴に車輪がついた縞々のキテレツな服装をしている。リヴァイに至っては頭に翼が生えたり。妙にリアルなのは広々とした学舎で教鞭を取るお前と、掃除夫らしいリヴァイだ。だが、そこは蠢く死者に満ち……だがな、大工みたいなお前も現れるんだ。もういい加減にしてくれ、寝不足だ。マリーに話すと妙に興奮して手帳に何か書き連ねている」
「いい加減にして欲しいのはこちらだよナイル。お前の夢にリヴァイを勝手に出演させるな。いや、俺も嫌だが」
えんぞ
MEMOなんちゃってスパイなエルリとナイル。ナイルの嘆き『ダーリン、昨夜は激しかったね。今も君の中に入って突き上げている気分だ』
『マイディアー、激しいのはテメェだろう? もうほしくて堪まらねぇ。二〇六番地のホテルパスチラに来い。意識が飛ぶまでヤってくれ』
——プツ。
「あの……ドーク捜査官」
赤い顔をした新人が、通信を切るなり救いを求めるように俺を見た。まぁ確かにあいつらはそういう関係だし特に隠してもいない。なので生々しく想像できてしまうのが困ったもので、俺は咳払いをしてからこの問答の意味を罪のない新人に伝えなければならない。
「昨夜から潜入捜査中のスミスはハッキングに成功した。アッカーマンはその指示でロシア行き二〇六便を抑えるために空港へ向かった。航空保安局と連携するぞ」
424『マイディアー、激しいのはテメェだろう? もうほしくて堪まらねぇ。二〇六番地のホテルパスチラに来い。意識が飛ぶまでヤってくれ』
——プツ。
「あの……ドーク捜査官」
赤い顔をした新人が、通信を切るなり救いを求めるように俺を見た。まぁ確かにあいつらはそういう関係だし特に隠してもいない。なので生々しく想像できてしまうのが困ったもので、俺は咳払いをしてからこの問答の意味を罪のない新人に伝えなければならない。
「昨夜から潜入捜査中のスミスはハッキングに成功した。アッカーマンはその指示でロシア行き二〇六便を抑えるために空港へ向かった。航空保安局と連携するぞ」
2g_umaaai
MAIKING尻叩き書きかけ。序盤も序盤。何番煎じか分からないルがストーカー被害に合うタイプの話です。悲壮感は一切ない明るい話。
アルバムが埋まってしまうほどの、いつ撮られたか覚えがないという写真。
消印が押されていない、直接ポストインされた熱烈な手紙。
極め付けは、誕生日に届いた白金とダイヤモンドが光り輝くシンプルな指輪。
「これ本物のプラチナか?」
「そこじゃねえだろ気にするのはよ」
ここまであからさまなストーキングの証拠品を並べた上で、このドギーは「だよなあ」と笑って見せた。
「最初はディスカードの残党が写真を送り付けてるのかと思ったんだ。目的が僕の監視ならこんなことはしないから、僕自身が目的じゃなくて僕からみんなへの連絡手段や拠点先を入手するためにこういった手段を選んだのかと思って」
「それがストーカー被害に遭ってたことを今まで話さなかった言い訳か」
1326消印が押されていない、直接ポストインされた熱烈な手紙。
極め付けは、誕生日に届いた白金とダイヤモンドが光り輝くシンプルな指輪。
「これ本物のプラチナか?」
「そこじゃねえだろ気にするのはよ」
ここまであからさまなストーキングの証拠品を並べた上で、このドギーは「だよなあ」と笑って見せた。
「最初はディスカードの残党が写真を送り付けてるのかと思ったんだ。目的が僕の監視ならこんなことはしないから、僕自身が目的じゃなくて僕からみんなへの連絡手段や拠点先を入手するためにこういった手段を選んだのかと思って」
「それがストーカー被害に遭ってたことを今まで話さなかった言い訳か」
aoju_aoju
DOODLEアーサーとシノと異界の遊びの話になって紙飛行機を作って遊ぶんだけど、飛ばす時は「きーん!」って言わないといけないルールが出来上がっていた。アーサー「飛行機の鳴き声は「きーん」だと教えていただきました☺️」
シノの紙飛行機はデカすぎて速攻墜落。
魔法で丈夫にした紙飛行機を操って障害物競走をする訓練が取り入れられたとか入れないとか。
aoi_sssnote
MEMO愛ゆえにサンダルフォンが泣いてもやめないル様、についてのネタメモ。支部に「Seventh Heaven」てタイトルで上げた話で書きかけてて、途中で放り出してる話の続きです。あの場所で再会後に転生して人間に生まれ変わったルシサンで、無事再会できて両者ともに記憶もあって、当然のように急速に親しくなるしお互い最優先の生活し始めるんだけど、そのうちサンダルフォンの方が悩み始める。
人間として生きてきて普通に生活してるから、今は自分にもだけどル様にも当然家族がいるし友人がいる。昔みたいにお互いしかいない、みたいな状況じゃない。役割も何もなく自由に生きれる。
ル様が会社の同僚女性あたりに慕われてる姿とか見て、ただの人間である今なら例えば女の人と結ばれて子供をもうけることもできるし、むしろこの世界では自分との関係を再構築しようとするよりそっちの方がル様にとっては幸せなのでは?とか思い始める。
お互いの家を行き来して、たまには泊まったりもしてたのに(全然清い、手も繋いだことない)、微妙に距離を置こうとし始めるサンダルフォン。
ル様は何となく、離れようとしてるのか、ということに気付く。理由も、フォンの言動とかから薄っすらと察してはいる。でも、だからこそ離れない。むしろぐいぐいいく。
でも好きとか愛してるとか言わないから、フォンはル様のそれは昔と同じ親愛で、失敗してしまっ 2239
りなまる
DOODLEちょっとご無沙汰です。描いても描いても上手くいかないループに入ってしまい絵が描けなくなってしまいました。
絵が描きたいのに描けないってつらい!!
たぬき衣装を着ると個性が失われるのつらいってイラストですw
猫おやぢ
DONE【ぼくのおとうと】もし、オルくんに「戻る場所」があるとしたら。
こういうどうしようもないループに陥っているのも好きだったりします。
妄想天国捏造上等、優しい気持ちでお楽しみいただけますと幸いです。 5
ゆうりん
DONE【甘くとけて】ルーファウスに甘えてもらいたいレノと、素直になれないルーファウス。
Twitter診断ネタのレノルーです。
「社長~。これ、作りませんか?」
昼食を済ませて、紅茶を飲んで寛いでいたルーファウスの元に戻って来たレノに紙とペンを唐突に渡され、訝し気な視線をレノに向ける。
泊まりに来ている身なら、もう少し空気を読めと言ったところであまり効き目が無いことを分かっているルーファウスは諦めてレノの戯れに付き合うことにした。
「レノ。この『券』と書かれた紙は何だ?」
「それは、券の前に社長がオレにしてほしいことを書いて、それを叶える特別な券ですよ、と。」
「ほう?それは、何でも叶えてくれるのか?」
「えーっと…出来ればオレが叶えてあげられる範囲の内容でお願いしたいですね…。」
レノは渇いた笑いを浮かべ、無理難題を押し付けられないかと冷や冷やした思いが拭えず、吹き出しそうになる冷や汗を何とか抑えた。
1713昼食を済ませて、紅茶を飲んで寛いでいたルーファウスの元に戻って来たレノに紙とペンを唐突に渡され、訝し気な視線をレノに向ける。
泊まりに来ている身なら、もう少し空気を読めと言ったところであまり効き目が無いことを分かっているルーファウスは諦めてレノの戯れに付き合うことにした。
「レノ。この『券』と書かれた紙は何だ?」
「それは、券の前に社長がオレにしてほしいことを書いて、それを叶える特別な券ですよ、と。」
「ほう?それは、何でも叶えてくれるのか?」
「えーっと…出来ればオレが叶えてあげられる範囲の内容でお願いしたいですね…。」
レノは渇いた笑いを浮かべ、無理難題を押し付けられないかと冷や冷やした思いが拭えず、吹き出しそうになる冷や汗を何とか抑えた。