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    ハプニング

    Fjskro1439

    MOURNING前にちまちま書いた周りから付き合ってるの?ってくらい普段から距離感バグってる付き合ってないふみおせが事故チュー的なハプニングから🩵によくわからない感情のもやもやが発生して🧡と目を合わせられないし、よそよそしくなっちゃうそんなピュアなやつまとめ+α (この後軽いR指定に続きます)
    うちでは珍しく🩵→🧡要素強め。

    ⚠️注意⚠️書きたい所だけ書いたので話が飛び飛びです。
    ◇◇◇


    「おはよう…ございます」
    僕はふみやさんを見ずに言った。
    昨日のアレから正面にふみやさんの顔を見ていない。
    ふみやさんは欠伸をした後、僕の方を見て止まっていた。
    「なに、その距離感」
    ふみやさんが疑問に思うのは僕が物凄く遠くで挨拶をしているから。
    「何でも、ありません」
    「大瀬なんかよそよそしくない?」
    「…気のせいだと思います」
    ふみやさんは朝食を食べる為に席に着く。
    僕も後から席に着いた。
    いつものふみやさんの隣ではなく猿川さんの隣の端の席。
    僕達の不思議な距離感に皆さん揃って苦笑いしていた。


    ◇◇◇


    ふみやさんと距離が開いてしまった。
    気まずいと言うか…目を合わせられなくなった。
    なんでそう言う風に見えるようになったのか分からなくて凄くもやもやする。
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    slow006

    DOODLE第17回 菅受けワンドロワンライ、「嘘・ハプニング」及菅で参加させていただきました。麦茶カランができたので満足ですが、時間が色々足りなかった。もうちょっと細かい描写入れたかった。
    嘘つきジージーと蝉が鳴く。夏休み真っ只中の小学生がはしゃぐ声が聞こえる。生温い風がそよりと部屋を抜けて窓辺に吊るした風鈴が揺れる。外の明かりに頼った室内は薄暗く、窓一面に広がる青色はまるで額に収まった絵画のようだった。外は雲ひとつない青空で、まさにレジャー日和。今遊ばずして、いつ遊ぶ。夏の陽気に誘われて外へ繰り出すぞ!とはならず、及川と菅原は勉強会を開いていた。夏休みと言えど受験生。部活がない日は勉強だ。及川の部屋に折り畳みのテーブルを広げ、それぞれの得意教科を教え合っていた。参考書を共有しやすいようにL字に座り、黙々と勉強。つい先ほどまでは。

    「ごめん、パーカー踏んで滑った」
    「や、大丈夫」

    今は、及川が菅原を押し倒し、すっぽり菅原を覆っている。きっかけは「麦茶、おかわり持ってくるね」と及川が立ち上がったこと。その足元には菅原を迎えに行く際に来ていたUVカットパーカーがあった。すべすべした素材のUVカットパーカーは滑りやすい。おまけに畳の上だと摩擦も少ない。つるりと滑ってすってんころりん。そばにいた菅原を巻き込んで、という具合である。幸いにも、及川が咄嗟に床に手をついたため菅原を押し潰すことはなかった。自分の下にいる菅原も、見る限りどこかを強く打った様子はなさそうだった。大事な時期に怪我をしたりさせたりするのは困る。及川はホッと胸を撫で下ろし、もう一度菅原のほうに目を向けた。
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