プラス
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DONE #mirmプラスmfstと初売りに行く話
1/4初売りお揃い甘やかされ「初売り! ですよ!」
「うーん、すごい混みようだ。帰る?」
年明けの初売りを行っているデビモールは、それはそれは混んでいる。油断するとたぶんあっという間に逸れそうで、私は繋いでいたメフィスト様の手を強く握り、ついでに反対の手で腕も掴んだ。
「お戻りですか? お気をつけて♡」
「流れるように放流しないでくれる? もちろんお付き合いしますよ」
メフィスト様は苦笑して私の手を握り直した。私はうへへと笑って歩き出す。目的は私のコートや冬物だ。
「これどうですか?」
「かわいいね」
「こっちは?」
「似合ってるよ」
「これは、うーん」
「いいと思うけど」
「そればっかじゃないですか」
不満の声を上げるとメフィスト様はしれっと
794「うーん、すごい混みようだ。帰る?」
年明けの初売りを行っているデビモールは、それはそれは混んでいる。油断するとたぶんあっという間に逸れそうで、私は繋いでいたメフィスト様の手を強く握り、ついでに反対の手で腕も掴んだ。
「お戻りですか? お気をつけて♡」
「流れるように放流しないでくれる? もちろんお付き合いしますよ」
メフィスト様は苦笑して私の手を握り直した。私はうへへと笑って歩き出す。目的は私のコートや冬物だ。
「これどうですか?」
「かわいいね」
「こっちは?」
「似合ってるよ」
「これは、うーん」
「いいと思うけど」
「そればっかじゃないですか」
不満の声を上げるとメフィスト様はしれっと
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DONE #mirmプラスmfstとおみくじを引きに行く話。
神社はないだろうけど、魔神が祀られてたりしないかな?ってことで。
1/2足して割って、中吉くらい?「魔神くじ、ですか」
「そうそう。今人気なんだって。引きに行こうよ」
年始早々にメフィスト様に誘われたのは魔界で今人気だというおみくじだった。なんでも今年一年の運勢が書いてあって、それがかなり詳細かつシビアな内容で面白いらしい。
初日はほぼ寝て過ごしてしまったので二日目にお出かけするのもやぶさかではない。揃って認識阻害眼鏡をかけて、くじが引けるという魔神様のお社に向かう。
「わ、すごい並んでますね」
「昨日はもっとすごかったらしいよ。出掛けにテレビでいってた」
「今も相当並んでるのに」
2人で列に並ぶ。列の横に屋台が出ていて、ちゃっかりしてるなと思いつつ、あれこれ買ってしまった。
「メフィスト様、この焼き串美味しいですよ」
951「そうそう。今人気なんだって。引きに行こうよ」
年始早々にメフィスト様に誘われたのは魔界で今人気だというおみくじだった。なんでも今年一年の運勢が書いてあって、それがかなり詳細かつシビアな内容で面白いらしい。
初日はほぼ寝て過ごしてしまったので二日目にお出かけするのもやぶさかではない。揃って認識阻害眼鏡をかけて、くじが引けるという魔神様のお社に向かう。
「わ、すごい並んでますね」
「昨日はもっとすごかったらしいよ。出掛けにテレビでいってた」
「今も相当並んでるのに」
2人で列に並ぶ。列の横に屋台が出ていて、ちゃっかりしてるなと思いつつ、あれこれ買ってしまった。
「メフィスト様、この焼き串美味しいですよ」
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DONE #mirmプラスmfstとアクドル武闘会を見る🌸の話。
キャワイイが不足している。
12/31生涯イチ推し私の主「ひゃー! くろむちゃん、かんわいーー!!!」
「そだね」
「あーん、イルミちゃんとリンディちゃんのかわいさったら!! 推せる!」
「そ、だね?」
「んぎゃっ、ギャリーちゃんかっこよ!!!!」
「……」
年末である。私はメフィスト邸の大きいテレビの前で元気にペンラを振り回していた。テレビはアクドル武闘会を映していて、この世のキャワイイが詰まっている。うちわも用意すれば良かった。来年に向けて作っておこう。
「そんなにアクドル好きだっけ?」
「や、そこまででは。くろむちゃんは好きですけど、アクドル好き!ってほどではないです」
「その割にテンション高いけど」
「……最近、かわいいに飢えているんです」
そう、私の周りにかわいいがない。基本的にメフィスト様に侍っているので、関わるのがメフィスト様とその他有象無象である。挨拶に来る貴族(ほぼおじさん)とか、バベルで会う偉い悪魔(だいたいおじさん)くらい。私の生活圏内にいるかわいいはバチコちゃんと、ごく稀に遭遇するアムリリス様、パイモン様くらいだ。バチコちゃんやパイモン様を流石にキャワイイキャワイイと撫でくりまわしたり出来ない。
1053「そだね」
「あーん、イルミちゃんとリンディちゃんのかわいさったら!! 推せる!」
「そ、だね?」
「んぎゃっ、ギャリーちゃんかっこよ!!!!」
「……」
年末である。私はメフィスト邸の大きいテレビの前で元気にペンラを振り回していた。テレビはアクドル武闘会を映していて、この世のキャワイイが詰まっている。うちわも用意すれば良かった。来年に向けて作っておこう。
「そんなにアクドル好きだっけ?」
「や、そこまででは。くろむちゃんは好きですけど、アクドル好き!ってほどではないです」
「その割にテンション高いけど」
「……最近、かわいいに飢えているんです」
そう、私の周りにかわいいがない。基本的にメフィスト様に侍っているので、関わるのがメフィスト様とその他有象無象である。挨拶に来る貴族(ほぼおじさん)とか、バベルで会う偉い悪魔(だいたいおじさん)くらい。私の生活圏内にいるかわいいはバチコちゃんと、ごく稀に遭遇するアムリリス様、パイモン様くらいだ。バチコちゃんやパイモン様を流石にキャワイイキャワイイと撫でくりまわしたり出来ない。
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DONE #mirmプラスmfstと秘書🌸で仕事を納める話。帰る間際ってなんか出てくるよね。
12/30仕事始め、無事納まった! 仕事納めのはずが仕事が納まらなくて泣いている我々である。
私は朝から家の大掃除を済ませ、年末から13月に向けておかずの作り置きをして簡単な昼ごはんを用意して書斎へと向った。
書斎ではメフィスト様が顔色を悪くしつつ書類の山に向き合っている。
「お昼をお持ちしました」
「ありがと、置いておいて」
机の端に皿を置いてから私も手伝う。何がなんでも年内に終わらせなくては月が越せないものは、たぶんもうそんなにないはずなのだ。
「メフィスト様、こちらお目通しを」
「急ぐ?」
「急ぎます」
「これは?」
「これも急ぎますね。これ、どこから出てきたんですか」
「わかんない……」
そんな感じでごちゃつきながらも仕分けて処理してを繰り返す。幸い年内に返事をしなくてはいけないものはそんなになくて、メフィスト様に返事をもらって午後の早い内に送り出せたので、まあ間に合うはずだ。
1019私は朝から家の大掃除を済ませ、年末から13月に向けておかずの作り置きをして簡単な昼ごはんを用意して書斎へと向った。
書斎ではメフィスト様が顔色を悪くしつつ書類の山に向き合っている。
「お昼をお持ちしました」
「ありがと、置いておいて」
机の端に皿を置いてから私も手伝う。何がなんでも年内に終わらせなくては月が越せないものは、たぶんもうそんなにないはずなのだ。
「メフィスト様、こちらお目通しを」
「急ぐ?」
「急ぎます」
「これは?」
「これも急ぎますね。これ、どこから出てきたんですか」
「わかんない……」
そんな感じでごちゃつきながらも仕分けて処理してを繰り返す。幸い年内に返事をしなくてはいけないものはそんなになくて、メフィスト様に返事をもらって午後の早い内に送り出せたので、まあ間に合うはずだ。
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DONE #mirmプラスmfstと秘書🌸で年末の買い出しに行く話
めちゃくちゃ所帯じみてる
12/29買い出しに行くなど さて年末である。13月いっぱい、出来る限り引きこもるために、私とメフィスト様はデビモールに買い出しに来ていた。
「わー、混んでますね」
「すごいな。帰る?」
「まだなんにも買ってないです!」
このようにメフィスト様はややテンション低めで、やたらと帰りたがっていた。理由は昨晩の貴族会でバール様に絡まれたからで、終日引きこもっていたいということだ。
「家にいていただいて構いませんと申しましたのに」
「君を一人では行かせられない」
「何でですか。今まで普通に買い出しは一人でしてておりましたよ」
「……なんでも、です」
そう言って握られた手に力が入る。まあ、いいか。
「左様ですか。ともかく行きましょう」
一つ一つは大したものではないけれど、買うべきものは山のようにある。食材はもちろん、洗剤みたいな消耗品やメフィスト様の防寒具なんかも見に行きたい。
810「わー、混んでますね」
「すごいな。帰る?」
「まだなんにも買ってないです!」
このようにメフィスト様はややテンション低めで、やたらと帰りたがっていた。理由は昨晩の貴族会でバール様に絡まれたからで、終日引きこもっていたいということだ。
「家にいていただいて構いませんと申しましたのに」
「君を一人では行かせられない」
「何でですか。今まで普通に買い出しは一人でしてておりましたよ」
「……なんでも、です」
そう言って握られた手に力が入る。まあ、いいか。
「左様ですか。ともかく行きましょう」
一つ一つは大したものではないけれど、買うべきものは山のようにある。食材はもちろん、洗剤みたいな消耗品やメフィスト様の防寒具なんかも見に行きたい。
もちだめなんか
SPOILERラプラス見返してたけどよくKPはここから生還の慈悲をくださったよなと思いました(私たちがあの手この手泣いてせがみました)
あぁ………………………………沼です ラプラスの味
ありがとうゆりちゃんさんありがとうおもちんご
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DONE #mirmプラスmfstと貴族会で英雄に会う話。思いついたから書いたけど、あまり親切な話ではなかった。
けどみんな気になるでしょ? brとsr姫がどうなってるのか。私はめちゃくちゃ気になるよ。
12/28手腕と用途 年内最後の貴族会。こぽっと音を沈ませて盗聴防止の魔術が発動する。後ろに控えるかわいい秘書に確認を取る。
『これで一通りかな』
『いえ、もう一方、挨拶が必要な方が』
『……帰ろう』
「よお、久しいな。盤外の」
秘書の後ろからぬっと出てきたのは雷帝……英雄バールだった。俺のかわいい娘は元々こいつの秘書だったから会わせたくなかったのだけど。
「どうも、お久しぶりです。バール様」
「ご無沙汰しております」
秘書を後ろに下げようとすると、バールが彼女と俺の間に立った。どうしてくれようと思うけど、彼女が止めろと目配せするので一旦止める。
「俺の手から離れて、ずいぶんよろしくやってるようじゃねえか」
「……バール様のお噂についてもかねがね聞いております」
1336『これで一通りかな』
『いえ、もう一方、挨拶が必要な方が』
『……帰ろう』
「よお、久しいな。盤外の」
秘書の後ろからぬっと出てきたのは雷帝……英雄バールだった。俺のかわいい娘は元々こいつの秘書だったから会わせたくなかったのだけど。
「どうも、お久しぶりです。バール様」
「ご無沙汰しております」
秘書を後ろに下げようとすると、バールが彼女と俺の間に立った。どうしてくれようと思うけど、彼女が止めろと目配せするので一旦止める。
「俺の手から離れて、ずいぶんよろしくやってるようじゃねえか」
「……バール様のお噂についてもかねがね聞いております」
かなぎ
DONEお題「地雷系」「ハサミ」#mlgrmプラス
What is love (愛とはなんぞや?) ――これは櫻井遥を諦めきれなかった私への罰なのかもしれない。
お前はお母さんじゃない、そう言われた時にスッパリと彼のことを諦めるべきだったのだ。
「ご、ごめんねハルカ。混乱させたよね」
「うるさいッ!」
「ひっ」
バンッ!と勢いよく壁が叩かれる。
ハルカは自分で叩いたくせに、私の怯えた様子にショックを受けていた。何とも自分勝手な男だ。
何があったのかと聞かれれば、何もなかった。
私たちの間には何も起きなかった。
若い男女が同じ家の下で暮らしていて、そろそろハルカも私のことを母親の代わりではなく異性として見てくれないかと思ってしまったのが全ての間違いだった。
私はハルカのお母さんにはなれない、そう拒絶したのに、それでも一緒にいたいと言ってくれた彼に何か期待をしてしまったのがいけなかった。
1318お前はお母さんじゃない、そう言われた時にスッパリと彼のことを諦めるべきだったのだ。
「ご、ごめんねハルカ。混乱させたよね」
「うるさいッ!」
「ひっ」
バンッ!と勢いよく壁が叩かれる。
ハルカは自分で叩いたくせに、私の怯えた様子にショックを受けていた。何とも自分勝手な男だ。
何があったのかと聞かれれば、何もなかった。
私たちの間には何も起きなかった。
若い男女が同じ家の下で暮らしていて、そろそろハルカも私のことを母親の代わりではなく異性として見てくれないかと思ってしまったのが全ての間違いだった。
私はハルカのお母さんにはなれない、そう拒絶したのに、それでも一緒にいたいと言ってくれた彼に何か期待をしてしまったのがいけなかった。
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DONE #mirmプラスmfstと好きなヒトの髪色に変わる薬を被った🌸の話です。
Xで見かけてつい書いてしまいました。
12/27あなた色に染まる「どしたの、それ」
その日、悪魔学校から帰るとメフィスト様が絶句した。私の黒髪が真っ白になっているからである。
「薬学研究師団の前を通りかかったら魔術薬がかかっちゃいまして」
その薬の効果が、好きなヒトと同じ髪の毛の色になる、というものだった次第である。
「なるほど」
「めちゃくちゃ嬉しそうになさいますね」
「うん。わかってはいたけど、こうやって見える形になると嬉しいなーって」
「左様ですか……」
ちなみに効果は半日ほどだそうなので、寝るくらいには戻っているはず。今日は各師団の活動納めの日だったそうで、どこもどんちゃん騒ぎだった。そのお祭り騒ぎの一環で用意された薬なので効果も短いらしい。
「珍しいけどかわいいから、しばらくそのままでもいいんじゃない?」
743その日、悪魔学校から帰るとメフィスト様が絶句した。私の黒髪が真っ白になっているからである。
「薬学研究師団の前を通りかかったら魔術薬がかかっちゃいまして」
その薬の効果が、好きなヒトと同じ髪の毛の色になる、というものだった次第である。
「なるほど」
「めちゃくちゃ嬉しそうになさいますね」
「うん。わかってはいたけど、こうやって見える形になると嬉しいなーって」
「左様ですか……」
ちなみに効果は半日ほどだそうなので、寝るくらいには戻っているはず。今日は各師団の活動納めの日だったそうで、どこもどんちゃん騒ぎだった。そのお祭り騒ぎの一環で用意された薬なので効果も短いらしい。
「珍しいけどかわいいから、しばらくそのままでもいいんじゃない?」
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DONE #mirmプラスmfstと🌸で忘年会をする話。
ぐだぐだしてます。
12/26忘年会のつもりが耐久戦 無事に大貴族会も終えたので忘年会しよう! ということでアルコール度数低めのワインを用意した結果、俺のかわいい子がベロンベロンに酔っ払って甘え倒しているわけです。
「えへへ、おいしいですねえ」
「うん、そろそろ水飲もうか」
「やだやだ、まだワインのむの」
「……おしまいにしよう。顔真っ赤だよ」
やだやだと彼女は俺の膝の上でニコニコしながらゴネている。そう、膝の上にいる。
最初は普通に斜向かいで座っていたのだけど、2杯目くらいで目が据わり(早い!)、クスクスと笑い出し、
「めふぃすとさま、だっこ、だっこしてください」
とか言い出してよじ登ってきた。それを俺が断るわけもなく、いいよいいよで抱き上げて、そのまま居座っている。
1248「えへへ、おいしいですねえ」
「うん、そろそろ水飲もうか」
「やだやだ、まだワインのむの」
「……おしまいにしよう。顔真っ赤だよ」
やだやだと彼女は俺の膝の上でニコニコしながらゴネている。そう、膝の上にいる。
最初は普通に斜向かいで座っていたのだけど、2杯目くらいで目が据わり(早い!)、クスクスと笑い出し、
「めふぃすとさま、だっこ、だっこしてください」
とか言い出してよじ登ってきた。それを俺が断るわけもなく、いいよいいよで抱き上げて、そのまま居座っている。
わかめ
DOODLEbrmyプラス限界すぎてから連絡してくるもんだからちょっと怒りながらも最速でかけつけてくれる⚔️
とにかくはやさ優先で買い出しもしてないから、相手が寝ついてから近くの薬局とかに出かける男であれ
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DONE #mirmプラスmfstと貴族会に行く話。url貼るのがイマイチってことで泣く泣く画像に戻しました。
ポイピクにも上げてあるので、見やすい方でどうぞ。
12/25我が主は私の言うことなど聞きやしない「お手を、レディ」
「よろしくお願いします、ジェントル」
顔のイイ我が主ことメフィスト様に手を取られ、大貴族会の会場へと入る。今回は仮面舞踏会ではないので、さすがの新13冠。注目のされ方が違う。
そしてお嬢様方の視線が隣りにいる私にも刺さる刺さる。こんな田舎貴族が横にいて申し訳ねえので下がりたいけど、メフィスト様が私の腰をがっちり押さえているし、アムリリス様に挨拶もせねばならないので下がれない。
「とりあえず主催に挨拶に行こうか」
「承知しました」
「もうちょっとパートナーっぽく言って」
「えー? んー、参りましょう?」
「……まあ、いいか」
不服そうですね??? ともかくアムリリス様の元へと向かう。
「こんばんは、アムリリス様。お招きいただきありがとうございます」
1330「よろしくお願いします、ジェントル」
顔のイイ我が主ことメフィスト様に手を取られ、大貴族会の会場へと入る。今回は仮面舞踏会ではないので、さすがの新13冠。注目のされ方が違う。
そしてお嬢様方の視線が隣りにいる私にも刺さる刺さる。こんな田舎貴族が横にいて申し訳ねえので下がりたいけど、メフィスト様が私の腰をがっちり押さえているし、アムリリス様に挨拶もせねばならないので下がれない。
「とりあえず主催に挨拶に行こうか」
「承知しました」
「もうちょっとパートナーっぽく言って」
「えー? んー、参りましょう?」
「……まあ、いいか」
不服そうですね??? ともかくアムリリス様の元へと向かう。
「こんばんは、アムリリス様。お招きいただきありがとうございます」
🐱🐰♡🐧🐧
DONE❄︎••┈┈┈┈••❄︎••┈┈┈┈••❄︎2024.12.25
🤍 𝙷𝙰𝙿𝙿𝚈 𝙱𝙸𝚁𝚃𝙷𝙳𝙰𝚈 🤍
❄︎••┈┈┈┈••❄︎••┈┈┈┈••❄︎
橙碁さんお誕生日おめでとうー!
⚠︎︎うちカプ小ネタもあります 4
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DONE #mirmプラスmfstと運転の話
魔界の免許と運転について教えてほしい。🌸は免許は持ってるけどペーパーかつ助手席の悪魔の寿命を縮めるタイプの運転の腕前です。
12/24万年ペーパードライバー「そういえば、君は運転できるんだっけ」
昼時、メフィスト様に聞かれた。私はすんっと真顔で少し考えてから、
「免許は持ってます」
と、事実のみを伝える。
「苦手?」
「……得意では、ないです。その……理論上可能、くらいの腕前だと思ってもらえれば」
そう言うとメフィスト様の顔がめちゃくちゃ優しくなった。ほんとすみません。
「そっか。じゃあ明日はタクシー呼ぼうね」
すみません!!! ちなみに明日は大貴族会である。アムリリス様が主催で私にも招待状をいただいたので久しぶりに貴族みたいな顔をせねばならないし、挨拶やなんかもメフィスト様と並んでする必要がある。
……というか、この方は私をなんと言って紹介する気なんだ? 正確な私の肩書は悪魔学校6年生であり、メフィスト様の秘書(研修中)である。それを馬鹿正直には言うまいと思うけど、じゃあ、なんなのかは謎のまま……。
961昼時、メフィスト様に聞かれた。私はすんっと真顔で少し考えてから、
「免許は持ってます」
と、事実のみを伝える。
「苦手?」
「……得意では、ないです。その……理論上可能、くらいの腕前だと思ってもらえれば」
そう言うとメフィスト様の顔がめちゃくちゃ優しくなった。ほんとすみません。
「そっか。じゃあ明日はタクシー呼ぼうね」
すみません!!! ちなみに明日は大貴族会である。アムリリス様が主催で私にも招待状をいただいたので久しぶりに貴族みたいな顔をせねばならないし、挨拶やなんかもメフィスト様と並んでする必要がある。
……というか、この方は私をなんと言って紹介する気なんだ? 正確な私の肩書は悪魔学校6年生であり、メフィスト様の秘書(研修中)である。それを馬鹿正直には言うまいと思うけど、じゃあ、なんなのかは謎のまま……。
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DONE #mirmプラスmfst秘書🌸(悪魔学校6年生)がmfstにチェスを教わる話
……便宜上チェスって呼ぶけど、mfの机の上にあったあのボドゲの名前を教えてほしい。
12/23盤外の指し手として育成され中「チェスできる?」
「できないです」
我が主の質問に私はにべもなく答えた。チェスは出来ないんすわ。しかしメフィスト様はニコーっと笑って、じゃあ教えてあげるね♡と逆に嬉しそうにしている。
「メフィスト様」
「うん?」
「先にこちらを」
私は手に持っていた書類の山を机に積んだ。メフィスト様の笑顔がすんっと引っ込む。そもそも何をしていたかと言えば大掃除である。本棚や書棚、机の中の紙類を全部出してきて、要る要らないをしている。
今メフィスト様の目の前に積んだ分は中身を確認して年内に返事を出す必要があるものだ。要らないものは先程からまとめて焼却炉へと往復している。
「適当に返してもらっていいよ」
「適当に返せるものはこちらに積んでおります。その山はメフィスト様に返していただく必要のあるもののみですよ」
1262「できないです」
我が主の質問に私はにべもなく答えた。チェスは出来ないんすわ。しかしメフィスト様はニコーっと笑って、じゃあ教えてあげるね♡と逆に嬉しそうにしている。
「メフィスト様」
「うん?」
「先にこちらを」
私は手に持っていた書類の山を机に積んだ。メフィスト様の笑顔がすんっと引っ込む。そもそも何をしていたかと言えば大掃除である。本棚や書棚、机の中の紙類を全部出してきて、要る要らないをしている。
今メフィスト様の目の前に積んだ分は中身を確認して年内に返事を出す必要があるものだ。要らないものは先程からまとめて焼却炉へと往復している。
「適当に返してもらっていいよ」
「適当に返せるものはこちらに積んでおります。その山はメフィスト様に返していただく必要のあるもののみですよ」
shisham0901
SPOILERCoC6版シナリオ 「ラプラスの遺言 」KP:リア太郎さん
以下敬称略
HO1 後生鰻 黒瀬隼(ししゃも)
HO2 死神 百日紅誉(純野遊楽)
END-1にて終幕
「今日のオレは気分が良いからなァ」
kawakazehinami
INFOCoC6th ラプラスの遺言HO1 後生鰻 黒瀬隼/ししゃも
HO2 死神 百日紅誉/純野遊楽
END-1にてシナリオクリア!
「まぁそうね、楽しんだはるみたいやったし、よかったねぇ」
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DONE #mirmプラスmfstとごはんを食べる話。自分で作ったごはんって全部同じ味がするよね。
12/22味の決め手は メフィスト様は深々と息を吐きながら手を合わせた。
「ごちそうさまでした」
「お粗末様でした」
「美味しかった」
「お口に合ってなによりです」
昼ごはんのお皿やカトラリーをワゴンに下げているとメフィスト様はぐったりとテーブルに上半身を投げ出している。ずいぶんお疲れのご様子だ。
昨晩も貴族会だったし、年末進行で忙しいし。一緒にゆっくり食事をするのも久しぶりだ。食事自体は出来るだけ一緒に摂るようにはしているけれど、互いに仕事をしつつ報告をしつつの片手間だったから。
「昨日のごはんは全然おいしくなかった」
「そですね」
昨日のごはんとは貴族会で提供されたメニューである。立食形式であることもあり、まあ、素材は悪くないんだろうけど、手はかかっていない、見た目重視な感じのアレだった。
833「ごちそうさまでした」
「お粗末様でした」
「美味しかった」
「お口に合ってなによりです」
昼ごはんのお皿やカトラリーをワゴンに下げているとメフィスト様はぐったりとテーブルに上半身を投げ出している。ずいぶんお疲れのご様子だ。
昨晩も貴族会だったし、年末進行で忙しいし。一緒にゆっくり食事をするのも久しぶりだ。食事自体は出来るだけ一緒に摂るようにはしているけれど、互いに仕事をしつつ報告をしつつの片手間だったから。
「昨日のごはんは全然おいしくなかった」
「そですね」
昨日のごはんとは貴族会で提供されたメニューである。立食形式であることもあり、まあ、素材は悪くないんだろうけど、手はかかっていない、見た目重視な感じのアレだった。