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    ルミネ

    淳(じゅん)

    DONE死が二人を分かつまで

    これをCPと呼んで良いのか…?取り敢えずふと思いついたので勢いのまま書いてみました。小説書くのが久々すぎて所々おかしいところがあるかもしれませんがご容赦を。
    ルミネの秀は普段より機械っぽくて好きです。私が書くとつい俗っぽくなってしまう…。
    ルミネ百々秀SS① 普段はどんな任務でもそつなくこなす百々人だったが、今回は久々に苦戦を強いられていた。あがった呼吸、微かな耳鳴り、仲間からの指示も幾分か遠く聞こえる。
     百々人は人よりも生への執着が薄い、と言っていたのは秀だったか。自分は強い相手と戦えればそれでいい。任務の達成よりもつい強者との戦闘を優先してしまうのは、鋭心だけでなく他の仲間にも周知の事実であった。人好きのしそうな甘いマスクとは裏腹に、毎度血湧き肉躍る死線を余裕綽々と潜り抜けてくる男が、今回に限って、こんな。
    「どうして庇った」
     秀には不思議でならなかった。百々人が秀の指示に従わないことはこれまでも多々あったが、他人のために自分の身を犠牲にするなんてことをこの男が本気でするとは思えなかった。何か対価でも要求するつもりなのか、それとも敵が化けているのか?いや、それなら余計に辻褄が合わない。
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    狭山くん

    TRAINING2022-06-15/季節感があんまりにも無さすぎる空閑汐♂デイリー冬のデート回。汐見の地元は狭山くんの地元でもあるんですが地元イルミネーションが100年先も続いてたらいいね(忘れがち近未来設定)
    空閑汐♂デイリー800字チャレンジ:15 光のアーチを潜りながら、白く固められた地面を踏み締める。ほう、と感嘆のため息を吐いた空閑の隣で、汐見は既に見慣れているとでもいうようにいつも通りの仏頂面を晒していた。
    「すごいね、綺麗だ」
    「お前の地元にだって、これより凄いのあるんじゃないのか?」
    「まぁ、至る所にあるんだとは思うけどさ、あんまり興味なかったから」
     二度目の冬季休暇を迎え、数ヶ月前に友人同士でありクラスメイトであり部活の同期であり寮のルームメイトでもある空閑と汐見の関係に恋人というラベリングが為された事をいい事に地元に帰るという汐見に着いて彼の地元までやってきた空閑は、今年で百数十回目になるというイルミネーションの下を歩いていた。
     そこでは古くからある旧式の電灯で形どられる鈴蘭やライラックの電飾から最新式の電飾を使った光のアートまで、様々な輝きが市街地を貫く緑地である筈の雪が積もる公園を彩り観光客や地元の人々を楽しませている。
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