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    レミー

    めざしねこ

    MOURNING前も呟いたんですけど、ジェレミー相手にたまにがっついちゃうグロスタが好きなんですよ……好きなんです!!ジェレミー相手にがっついちゃうグロスタ。
    グロスタ→→→←ジェレミー。
    グロスタはジェレミーのこと好きだけど、向こうは自分のこと好きじゃないって思ってる。ジェレミーはお互いただの処理と思ってるけど、何度もしてるうちに気になってきて(これはただの情)って割り切ろうとしている感じ
    2024.10.20
    若さと勢い 部屋にやってくるなりグロスタが覆いかぶさってきたので、俺は慌てて奴の顎を掴んで引き離そうとした。
    「っ! おいグロスタ! がっつくな!!」
    「すいません、今日余裕なくて」
     その言葉通り、ぐぐと力を入れられると、不意打ちされたこともあり、こちらが負けてしまった。俺の手が顎から外れると、そのまま貪られるようなキスを何度も繰り返される。音を立て、舌が絡まり、吸われ、唇を噛まれ……さすがにこちらの息が続かない。
    「ばっ! か!! 息、させろ!!」 
     口が離れた隙を見て言うが、本当にこちらを気にする余裕もないのか、自分本位のキスばかりだ。こいつにしては珍しい、と思う。
     俺たちは身体だけの付き合いだ。そこに愛情はない。
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    kumaneko013

    DONE・ジェレミーとオーバンの親密度会話3が前提の内容です。
    ・アデルは過去に「速ければいいというものではない」とか言われてたり、成長タイプが片方スピードスターなのもあって、何かあった時の行動も他の騎馬メン達に比べると馬共々に早いイメージを勝手に持っています。
    ・私の書く文章なのでアデアレの2人がこっそり付き合ってるし、本人達は周りにまだバレてないと思っている。
     宿の一階にある酒場。
     俺はそこで酒とつまみをちびちびやりつつ、離れた席に座って飲んでいる赤毛の男にチラリと目をやった。そいつは昨日負った腕の怪我が影響しているのか、ジョッキを持ち上げる動作にも少しぎこちなさを感じる。
     ──どうも気に入らねえ。
     何がって、あのアデルとか言う騎士だ。
     明るく真っ直ぐな性格で、弱者を放っておけない騎士の鑑みたいな奴。おまけに顔がいいもんだから、街の女達からも人気が……ってこれは私怨になるかもしれねぇが、とにかくこのジェレミー様にとって、気に食わない存在だった。

     それに拍車を掛けたのが、昨日の出来事。
     この辺りじゃだいぶ叩きのめしてやったと思ってたゼノイラ軍の残党が、小さな村を襲っていると。奴らの目を盗んで村から逃げ出してきた男が、ちょうど近くを行軍してた俺達に縋り付いて助けを求めてきたもんで、急ぎ救援に向かう事になったんだが。
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    やなぎ くみこ

    DONE #かなすな_二時間の宴 「信じられない」
    カリジャミの子供、ジェレミーが出てきます(名前は某アニメでアラジンとジーニーをモチーフにしているキャラから拝借しました)
    ナチュラルに男体妊娠させてます
    信じられない アジーム家の当主、カリム•アルアジームの嫡男であるジェレミー•アルアジームに、母親はいない。


    「またジェレミー様が消えた!」
    「探せ探せ! きっと宝物庫にいるはずだ!」
     ジェレミーにとって家はダンジョンとほぼ同義だ。入り組んだ廊下、宝物の数々。そして執事や使用人はモンスターで、間違って鉢合ってしまえばその場で戦闘だ。大体彼らの方が達者で見つかれば即勉強部屋に戻されてしまったり、安全な場所に連れて行かれてしまうのでジェレミーは極力見つからないように息を潜め、足音を立てぬよう細心の注意を払って屋敷中を駆け巡る。
     奴らは目敏いが隠れることに関しては自分の方が上だと自負しているジェレミーは、今日も人の気配を察してサッと身を隠す。自分を探しているであろう相手が数歩右往左往する足音がジェレミーの耳を喜ばせた。暗闇の中で小さくなったまま「クププ」とほくそ笑み、そろそろ違う場所に移動しようかと脚を伸ばしたとき、被っていた壺がスポッとどこかへ行ってしまった。
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