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    ヴァイオリン

    noa1044974

    DONEヌヴィフリ

    存在が消える病を患うフリーナちゃんのお話です
    旅をするフリちゃんはある日、夢境の国にたどり着きます
    そこは夢と現実世界がある不思議な国。
    そこでフリーナはヴァイオリン二ストのヌヴィレットと出会い…

    存在が消える病はスタレのホタルちゃんの病と同じ症状です
    存在が消える病のフリーナちゃんのお話僕の存在は少しづつ消えていく


    僕は少しづつ存在が消える病にかかってる。
    この病は原因がよく分かっていなくて、ただわかるのは存在が消えていく病ってことだけ。
    乖離症とも呼ばれている。
    だから、僕、フリーナという存在は少しづつ消えていく。周りには気付かれないほどゆっくりだけど確実に消えていく。そしていつかはみんなの前から消えて居なくなって、多分記憶にも残らないと思う。そんな寂しい病だ。

    だからいつもは僕はずっと病の進行を止める効果がある、医療カプセルの中にいて外に出る時は体に小さな機械を付けて生命維持をしてる。
    その機械がないと僕は歩くこともあまり出来なくて、病の進行も速くなる。
    医療カプセルも機械も僕を拾ってくれた組織の人が僕の為に用意してくれたものだ。彼らはみんな優しくて、機械があれば少しだけど外に出れて皆と同じ様に歩けてそして与えられた任務もできる。
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    ゆめの

    TRAININGスタオケのもとにひとつの依頼演奏の話が舞い込む。曲はチャイコフスキーの「ヴァイオリン協奏曲」(チャイコン)。

    唯は幼い頃に見た演奏会での音色を思い出す。あのときの曲もチャイコンであった。演奏者はそう、月城慧。
    だけど、そこにはひとつの真実が隠されており……

    ※5月中旬に書いたため、公式と異なる箇所があります
    また予測変換使用によるミスが多いです。申し訳ございません……
    封印された音色プロローグ

    ずっとあの音に憧れていた。
    ずっとあの音を追い求めてきた。

    そう、幼少期に聞いたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の透明感ある音色を。


    1.

    「みんな、喜べよ~ 楽しい楽しい依頼演奏だぞー」

    日差しは強くなってきた3月。
    練習前のミーティングで一ノ瀬銀河が切り出したのはコンサートホールのリニューアルオープンを記念した依頼演奏の話であった。

    「曲は、なんと!チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。先方からの依頼で、朝日奈にソリストとして演奏してほしいとの希望だ」

    依頼演奏と聞いて晴れやかな気持ちになったのも束の間。その場にいるほとんどのメンバーは一気に眉を潜め、明らかに面白くないといった表情となる。

    「またヴァイオリン協奏曲か。せっかくオーケストラに入ったのだから交響曲を演奏したいよな」
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