七夕
Donna
MAIKING【降新】七夕(芸能パロ:公安×アイドル)※未完(7/14 2ページ目追加)
ひこぼしんちゃんが描きたくて過去のデータを漁ってたら、ネームだけ切ってるのがあったので、息抜きにちょこちょこ更新していこうと思います。 2
もちこの本棚📖
PAST去年の七夕に書いたK暁です🎋ちょこっとだけ修正していますが、大きな修正は無いので過去に掲載したのとほとんど同じものになります🙏
短冊に願いを「さーさーのは、さーらさらぁ」
ご機嫌に歌を歌いながら、色とりどりのペンを使って麻里が短冊に願い事を書いていく。可愛らしい文字で書かれた願い事は、食べたいものや欲しいもの、将来の夢やアニメのヒロインに会いたいなど、子供らしいものばかりだった。
「あらあら、麻里ったらこんなにたくさん書いて」
ふふふ、とその様子を微笑ましそうに眺めていた母が笑う。
「いいじゃないか、可愛いんだし」
隣で見ていた父も、愛娘の可愛らしい姿を見てにこにこと笑っていた。
たくさんの短冊を書き終えた後、突然麻里は真剣な表情で一枚の短冊に一字一句丁寧に何かを書き始める。何を書いているのか母が見ようとすると、ダメ!と止められた。それも、これは絶対に叶って欲しいから明日まで見ちゃダメだよ!と念を押すほどに。
4635ご機嫌に歌を歌いながら、色とりどりのペンを使って麻里が短冊に願い事を書いていく。可愛らしい文字で書かれた願い事は、食べたいものや欲しいもの、将来の夢やアニメのヒロインに会いたいなど、子供らしいものばかりだった。
「あらあら、麻里ったらこんなにたくさん書いて」
ふふふ、とその様子を微笑ましそうに眺めていた母が笑う。
「いいじゃないか、可愛いんだし」
隣で見ていた父も、愛娘の可愛らしい姿を見てにこにこと笑っていた。
たくさんの短冊を書き終えた後、突然麻里は真剣な表情で一枚の短冊に一字一句丁寧に何かを書き始める。何を書いているのか母が見ようとすると、ダメ!と止められた。それも、これは絶対に叶って欲しいから明日まで見ちゃダメだよ!と念を押すほどに。
リク@マイペース
DOODLE0707七夕DEグレシル(と少しシルビア右要素含む)
過去にも似たようなのかいた様な気がするけどあんまり覚えてないのでノーカン(いつもの)
シルビアさんの事になるとやべー方向に行きがちな(時と場合による笑)グレイグさん(そして勇者他VS英雄→旅芸人へ)…ええやん✨(*´꒳`*)
♩♩♩
DONEひかり 七夕 24/7/7ユメミル眼帯(前半)ひかり(後半)
○199x年 7月
それは活気のない談話室にぽつんと佇んでいた。窓辺に立て掛けられた笹は、偽物の葉を携えるばかりで一切の飾り付けもなく、ただ項垂れている。傍には歪に切られた折り紙の短冊が数枚と、芯が柔らかめの鉛筆が用意してあるが、それらが使われた様子はない。
僕は鉛筆を手に取った。
「順調にいけば7月には退院できるかもしれません」
先生がそう教えてくれたのは、雨続きの真ん中あたりだった。僕は、すっかり、季節というものが馴染んできて、雨の日には食欲がなくなるなあとか、そういうことを考えていた。
目が覚めるまでの8年間という時間に対し、リハビリのための病院に移るまでの期間の短さ。さらに大きな障害も残らず歩行器を使い歩けるまでに回復する、ということは、奇跡というほかないらしい。
2268それは活気のない談話室にぽつんと佇んでいた。窓辺に立て掛けられた笹は、偽物の葉を携えるばかりで一切の飾り付けもなく、ただ項垂れている。傍には歪に切られた折り紙の短冊が数枚と、芯が柔らかめの鉛筆が用意してあるが、それらが使われた様子はない。
僕は鉛筆を手に取った。
「順調にいけば7月には退院できるかもしれません」
先生がそう教えてくれたのは、雨続きの真ん中あたりだった。僕は、すっかり、季節というものが馴染んできて、雨の日には食欲がなくなるなあとか、そういうことを考えていた。
目が覚めるまでの8年間という時間に対し、リハビリのための病院に移るまでの期間の短さ。さらに大きな障害も残らず歩行器を使い歩けるまでに回復する、ということは、奇跡というほかないらしい。
もものかんづめ
DOODLE丹楓さんがおしょたな丹恒くんを育てている楓恒の七夕の話幕間の楓恒㉗ 白珠が目の前に紙を並べていく動きに合わせて丹恒の体もゆらゆらと動く。白珠が良いことを思い出したと並べ始めた長方形型に切られた紙は普段丹恒が見ている紙とは少し違う。
「良いですか、丹恒。これは乞巧奠で使われることのある紙なんですが」
「きっこうでん?」
聞き覚えのない言葉に丹恒は首を傾げながら白珠が並べた紙を一枚手に取る。材質は何処にでもある紙となんら変わらず、丹楓がいつも文字を書く時に使っている紙そのままであるだろう。
「本来であれば、裁縫の上達を願い由来するものを吊るす行事なのですが、丹恒は裁縫をしないでしょう? それなら、此方の方が良いかと思いまして」
白珠はそう言うと机に向かい、自分が並べた紙を一枚手に取ると筆を走らせる。丹恒が読めない字もところどころ散見されるが、願い事を書いているように見えた。
2653「良いですか、丹恒。これは乞巧奠で使われることのある紙なんですが」
「きっこうでん?」
聞き覚えのない言葉に丹恒は首を傾げながら白珠が並べた紙を一枚手に取る。材質は何処にでもある紙となんら変わらず、丹楓がいつも文字を書く時に使っている紙そのままであるだろう。
「本来であれば、裁縫の上達を願い由来するものを吊るす行事なのですが、丹恒は裁縫をしないでしょう? それなら、此方の方が良いかと思いまして」
白珠はそう言うと机に向かい、自分が並べた紙を一枚手に取ると筆を走らせる。丹恒が読めない字もところどころ散見されるが、願い事を書いているように見えた。
モチャ▲卓
TRAINING魔女(子供)の七夕加工かいマホ継続です。自陣狼をかいごめに連れて行きたくてしかたないPL、短冊にお願いをしました。狼PLを怯えさせました。謝罪。
七夕素材をお借りしてます。おそら きれい。
メガネ
DONE何処かの、七夕のお話🥽と🧸
🦇と🍳、etc
願い事の話🥽と🧸
「今日は 七夕だね」
子供用のマグカップをテーブルへことりと下ろして、目の前の『彼』がふいにそんなことを口にする。
子供くらいの背丈。クマ耳に掛けられた小さなシルクハット。感情の読めない表情を更に大きく隠すGUDのカード。こぐま座、α星。
「……存じております。先日基地にも装飾用の笹が届きました」
「うん ぼくが送ったね」
「子供達が喜んでおりました。ありがとうございます」
「それは よかった」
独特な間で紡がれる言葉は、何処と無く心地が良くて、気味が悪い。
「きみは なにか 願い事をしたかい?」
「……貴方に教えるようなものでは無いので。」
「そう ざんねん」
言葉とは裏腹に、その声は寧ろ嬉しそうに聞こえた。
2173「今日は 七夕だね」
子供用のマグカップをテーブルへことりと下ろして、目の前の『彼』がふいにそんなことを口にする。
子供くらいの背丈。クマ耳に掛けられた小さなシルクハット。感情の読めない表情を更に大きく隠すGUDのカード。こぐま座、α星。
「……存じております。先日基地にも装飾用の笹が届きました」
「うん ぼくが送ったね」
「子供達が喜んでおりました。ありがとうございます」
「それは よかった」
独特な間で紡がれる言葉は、何処と無く心地が良くて、気味が悪い。
「きみは なにか 願い事をしたかい?」
「……貴方に教えるようなものでは無いので。」
「そう ざんねん」
言葉とは裏腹に、その声は寧ろ嬉しそうに聞こえた。
sasaha_irm6
DONEバビデビ!パーリィナイトif人間界2開催おめでとうございます!新しいの完成しました!七夕のさとあすです。
誤字脱字等あれば、waveboxなどでお知らせいただけるとありがたいです。
七夕の願いごと 梅雨明けを待つ関東は、朝から日差しが強く蒸すような天気だった。太陽の光を反射して道路のアスファルトもじりじりと温度を上げている。午後はどれだけ暑くなるのか。
「今日、七月七日は七夕です」
佐藤と明日ノ宮が朝食をとっていると、テレビからそんな声が聞こえてきた。締切に追われていた二人は、そういえば、という顔でテレビを眺める。
「七夕といえばそうめんですが、由来には諸説あり……」
「ひとつめは、中国の言い伝えで」
アナウンサーの説明を先取りするように、箸をおいた明日ノ宮がつらつらと、それこそ竹筒にそうめんを流すように話をする。佐藤も食事の手を止め、明日ノ宮の話に耳を傾けた。
「と、いうことだ」
「勉強になります。じゃあ、今日のお昼はそうめんにしましょうか。家にはお昼を食べてから帰る、って連絡しておきます」
2608「今日、七月七日は七夕です」
佐藤と明日ノ宮が朝食をとっていると、テレビからそんな声が聞こえてきた。締切に追われていた二人は、そういえば、という顔でテレビを眺める。
「七夕といえばそうめんですが、由来には諸説あり……」
「ひとつめは、中国の言い伝えで」
アナウンサーの説明を先取りするように、箸をおいた明日ノ宮がつらつらと、それこそ竹筒にそうめんを流すように話をする。佐藤も食事の手を止め、明日ノ宮の話に耳を傾けた。
「と、いうことだ」
「勉強になります。じゃあ、今日のお昼はそうめんにしましょうか。家にはお昼を食べてから帰る、って連絡しておきます」
フジワラ
DONE七夕なので、こっそり星に願う迅さんの短冊をのぞく嵐山さんのお話を!(おつきあい済み迅嵐)2024/7/7
思っていたよりも遅い時間になってしまったな、と思いながら嵐山はボーダー本部の廊下を帰宅のために歩いていた。
先に嵐山隊の後輩たちを帰し、その後に少しだけと思ってやり始めた報告書に思っていたよりも時間がかかってしまい想定していたよりも遅い時間の帰宅になってしまっていたのだ。
遅い時間になってしまったため廊下やその先のラウンジには人気はなく、照明も人が少ない時間は落とされているので昼間に比べて薄暗く閑散としている。
ラウンジを横切ろうと廊下からラウンジの入口に入りかけたとき、嵐山は足を止めた。
人がいる。
ラウンジの真ん中に大きな笹が飾られており、その前に人がいるのが見えた。
ボーダーは戦闘部隊の集まりだ。こんな戦闘ばかりで殺伐とした雰囲気を和らげようとした本部側の催しの一環で、イベントに応じてラウンジではこのようにクリスマスにはクリスマスツリーを、七夕には笹を飾っている。
4072先に嵐山隊の後輩たちを帰し、その後に少しだけと思ってやり始めた報告書に思っていたよりも時間がかかってしまい想定していたよりも遅い時間の帰宅になってしまっていたのだ。
遅い時間になってしまったため廊下やその先のラウンジには人気はなく、照明も人が少ない時間は落とされているので昼間に比べて薄暗く閑散としている。
ラウンジを横切ろうと廊下からラウンジの入口に入りかけたとき、嵐山は足を止めた。
人がいる。
ラウンジの真ん中に大きな笹が飾られており、その前に人がいるのが見えた。
ボーダーは戦闘部隊の集まりだ。こんな戦闘ばかりで殺伐とした雰囲気を和らげようとした本部側の催しの一環で、イベントに応じてラウンジではこのようにクリスマスにはクリスマスツリーを、七夕には笹を飾っている。