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    仲間

    sugasugatamama

    DONEマンダロリアン二次創作。season3までのネタバレあります。
    ディン・ジャリン×ルーク・スカイウォーカー前提で、ルークとアーマラーがちょっとお喋りするお話。
    大切な仲間を守りたいアーマラーと迷えるジェダイのルークと、諦めが悪いディンさんと可愛いグーちゃんが登場します。
    アーマラーのキャラが最後まで良く分からん…難しい。
    街を歩く 緑の肌を持つ小さな子どもが鍛冶場へひょこりと顔を出した。彼はまるで自分の家のように広い作業場を歩き回った。その場には私しかおらず、彼も一人だった。どうして幼子がこんな場所に一人でいるのかと尋ねると、彼は一人ではないと首を横に振った。どう見ても一人にしか見えないのに、それがなんだか可愛らしくて、ついくすりと笑いを零すと、彼は物珍しそうに私をまじまじと見上げた。それもそのはずだろう。私は彼の前でも、誰の前でも笑わない。笑うのは苦手だし、冗談を理解するのはもっと苦手だ。でもそれが下手でも苦労したことは特になかった。
    「グローグー、あなたの親を探しましょう。きっと彼はあなたを探している」
     言うと彼は両手を差し出し、抱き上げる様に乞うた。今度は私が驚く番だった。子どもを抱いたことなど一度もない。私はマンダロリアンたちが彼らを育てる様子をただ見てきたが、私自身が子どもに触れたことは一度もなかった。戸惑っていると、グローグーはどうした、と言うように小首を傾げた。
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    chaki1118

    TRAINING誰かが続きを考えてくれるのを期待して、導入部分をちょこっとだけ。
    長谷部とはただの本丸仲間の燭台切目線です。

    「てにをは」抜けや誤字脱字・説明不足・意味不明な箇所があるかと思いますが、想像力を駆使して読んでいただけると助かります。
    はちゃめちゃ燭へしらんど_鬼ごっこ編ざわめきと肌に当たるむず痒さで意識が浮上すると、昨晩眠りについた自室ではなく広大な芝生の上に横たわっていた。すぐ近くには僕の本丸の長谷部くんもポカンとした表情で座り込んでいた。
    「長谷部くん」
    「燭台切…。…ここは、どこだ?」
    「さぁ。僕にもさっぱり。少なくとも過去に飛ばされてないことだけはわかるかな」

    僕たちがいる芝生の先には円形上に2m程の高さの囲いがあり、その上にはスタンド席が幾層か連なっていた。さらにその頭上の4方向には巨大モニターが設置されていた。スタンドは満席で埋まっていて、何かの術の作用なのか個々の判別はできない。しかし、ざわめきや時折発せられる甲高い声で女性が多いことは推測された。

    芝生のスペースには僕たちの本丸以外の燭台切光忠とへし切長谷部が数十組いる。みんな僕らと同じように怪訝そうに周りを見渡していた。その中に、寄り添うように肩を抱いている僕たちがいた。やけに距離感が近いなと観察していたら目が合った。警戒している表情を緩めて軽く手を振ったのはお隣の本丸の二振りだった。
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    ヒラモト

    MOURNING〈注意〉
    ・趙さん視点で会話多め、春日君は少しだけ出ます
    ・これを書いている人は春日君が仲間たちに愛されていることを祈るお化けなのでそれが文面に滲んでます、多分
    ・主に趙さんが荒川親子を良く思ってない描写があります
    ・ナンバと趙さんの関係、二人が荒川親子へ抱く感情には解釈・想像の余地が沢山あると思うので、一オタクのただの妄想だと思って薄目で見てもらえると助かります!
    荒川親子のお別れ会を数日後に控えたある日、春日、ナンバ、趙はサバイバーで飲んでいた。他の仲間たちは最近はそれぞれの仕事に忙しいようで、今日もこの3人以外に店内に客の姿はない。

    春日は何とも無いように振る舞ってはいるが、時折どこか遠くを見るような、心ここに在らずといった風で、その酒がほとんど減っていないのが趙は気掛かりだった。

    それはこの店のマスターも一緒だったようで、少し何かを考え込んだのち、「春日、ちょっと買い出しを頼んでもいいか?」と声を掛けた。もちろん春日は快くそれを請け負う。

    「おい一番、どこ行くんだよ」 

    店を出ようとする春日をナンバが呼び止めた。

    「どこって、買い出しだよ、買い出し!マスターに頼まれたの、見てただろ??」
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