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    仲間

    ヒラモト

    MOURNING〈注意〉
    ・趙さん視点で会話多め、春日君は少しだけ出ます
    ・これを書いている人は春日君が仲間たちに愛されていることを祈るお化けなのでそれが文面に滲んでます、多分
    ・主に趙さんが荒川親子を良く思ってない描写があります
    ・ナンバと趙さんの関係、二人が荒川親子へ抱く感情には解釈・想像の余地が沢山あると思うので、一オタクのただの妄想だと思って薄目で見てもらえると助かります!
    荒川親子のお別れ会を数日後に控えたある日、春日、ナンバ、趙はサバイバーで飲んでいた。他の仲間たちは最近はそれぞれの仕事に忙しいようで、今日もこの3人以外に店内に客の姿はない。

    春日は何とも無いように振る舞ってはいるが、時折どこか遠くを見るような、心ここに在らずといった風で、その酒がほとんど減っていないのが趙は気掛かりだった。

    それはこの店のマスターも一緒だったようで、少し何かを考え込んだのち、「春日、ちょっと買い出しを頼んでもいいか?」と声を掛けた。もちろん春日は快くそれを請け負う。

    「おい一番、どこ行くんだよ」 

    店を出ようとする春日をナンバが呼び止めた。

    「どこって、買い出しだよ、買い出し!マスターに頼まれたの、見てただろ??」
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    ji999az

    DOODLEホービーとパヴィトル小咄。

    ホービー、カノンイベントでのあの発言からしても、親友やバンドメイトや仲間達のことはすごく大事にしそうだし、雨宿りの場も吐露できる場も貸すけど、自分や自分のアースのことは絶対に誰にも預けないし、自分がしんどい時も助けを呼ばない気がするんですよね……『呼べない』ではなく『呼ばない』。『自分の傷も痛みも自分のものだ』って。やきもきする面々多いと思うんですよ(強めの妄想)
    あくろす小咄(パンクとインディア)「そら、オマケだ。持っていきな」
    「わぁああ、こんなに! 有難う、マダム!」
    「いつも悪いな」
    「なぁに、悪童が可愛い子連れてきたんならサービスするってのが人情だろ」
    「まだ未成年だ。手を出してくれんなよ」
    「出すか! ウチらをなんだと思ってんだ!」
    「あははは! また来るわ!」


    「味は」
    「む! ほぃひ!」
    「ふははっ、リスみてぇ」
    「んむ………ほぐひぃ」
    「口んなか片付けてから喋れよ、噎せっぞ」
    「………ん! 意外だったな、って言いたくて」
    「なにが」
    「………あのさ、君の前でしかも君の地元で」
    「ん」
    「その、言葉は悪いけど………ブリティッシュ自体の料理って、『美味しくない』って言うだろ?」
    「ああー、言うな、言う。階級ごとに食いもんも違ってたし」
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