公爵
菫城 珪
DOODLE猫好き公爵×猫獣人の王子猫は悟る つい最近、私に夫が出来た。
相手は隣国の公爵家の当主で名をカミルという。
噂では血塗れ公爵だの鬼将軍だの酷い言われようだが、カミル本人は非常に誠実な美男子だ。敵に対して容赦がない事からそう言われているのだろうが、私には優しい良い夫だ。ただ一つ残念な事があるとするならそれは彼が常軌を逸した猫好きということだろうか…。
家の中をゆっくりと歩いていれば目につくのはひたすら猫の調度品だ。
壁に架けられた絵。庭の薔薇を生けた花瓶。飾られた彫刻に壁紙とこの屋敷には至る所に猫が居る。
この世界に猫という生き物は存在しているが、それは幻獣のようなものでまず人がお目に掛かることはない。しかし、そんな猫の血を引いている我々猫の獣人には遠に失われた猫の特徴を色濃く遺していた。
3238相手は隣国の公爵家の当主で名をカミルという。
噂では血塗れ公爵だの鬼将軍だの酷い言われようだが、カミル本人は非常に誠実な美男子だ。敵に対して容赦がない事からそう言われているのだろうが、私には優しい良い夫だ。ただ一つ残念な事があるとするならそれは彼が常軌を逸した猫好きということだろうか…。
家の中をゆっくりと歩いていれば目につくのはひたすら猫の調度品だ。
壁に架けられた絵。庭の薔薇を生けた花瓶。飾られた彫刻に壁紙とこの屋敷には至る所に猫が居る。
この世界に猫という生き物は存在しているが、それは幻獣のようなものでまず人がお目に掛かることはない。しかし、そんな猫の血を引いている我々猫の獣人には遠に失われた猫の特徴を色濃く遺していた。
菫城 珪
DOODLE猫好き公爵の異常な愛情(BL)猫好き公爵の異常な愛情 突然だが、俺は猫が好きだ。大好きだ。生きる意味と言っても過言ではない。
三角の耳もふさふさ艶々の毛並みもしなやかな体も宝石のような瞳も、気まぐれな性格も猫の何もかもを心の底から愛している。
しかし、猫は希少な生き物であり、ほとんどの人間はお目に掛かる事すら稀だ。
それでも、愛してやまない猫を身近におこうと猫の絵画を求め、調度品を集める日々。
そんな俺に最近妻が出来た。
相手は隣国である獣人の国の王族だ。
艶やかな銀の髪、勝気そうな吊り目気味の青い目。
頭には真っ白な三角の耳と腰には長くしなやかで真っ白な尾。
そう、猫の獣人である。
名前はフィラース。
真っ白な肌が美しい自慢の妻だ。
砂漠の国から来た彼は異国の魅力に溢れている。見目だけじゃなくて身のこなしも性格も美しく愛らしい。
2847三角の耳もふさふさ艶々の毛並みもしなやかな体も宝石のような瞳も、気まぐれな性格も猫の何もかもを心の底から愛している。
しかし、猫は希少な生き物であり、ほとんどの人間はお目に掛かる事すら稀だ。
それでも、愛してやまない猫を身近におこうと猫の絵画を求め、調度品を集める日々。
そんな俺に最近妻が出来た。
相手は隣国である獣人の国の王族だ。
艶やかな銀の髪、勝気そうな吊り目気味の青い目。
頭には真っ白な三角の耳と腰には長くしなやかで真っ白な尾。
そう、猫の獣人である。
名前はフィラース。
真っ白な肌が美しい自慢の妻だ。
砂漠の国から来た彼は異国の魅力に溢れている。見目だけじゃなくて身のこなしも性格も美しく愛らしい。
みつむし
TRAINING2024.03.30 バレエスタジオで、レッスンと発表会のリハーサルをスケッチさせていただきました。この日はゲストに王子様や公爵様もいらしていてスタジオ中に緊張が充満していました。
当然ですがクロッキー会のムービングより更に静止している時間が短いので全然描けていませんが、描くよりもいただいたエネルギーに価値がありました。
貴重なお時間をありがとうございました 28
rinne_bl
DONE原神リオセスリ夢稲妻出身の元忍者の部下が初めてリオセスリにお茶を入れる話
時系列はリオセスリ管理者就任~公爵位授爵あたり
魔神任務、伝説任務のネタバレは(多分)ありません
現時点で恋愛要素はありませんが、リオセスリ×夢主に繋がります
「その時はまた、僕にお茶を入れさせてください」 かつてのメロピデ要塞の地獄のようだった体制をひっくり返した新たな管理者、リオセスリは要塞の全てを掌握していると畏怖されているが、本人曰く「目も耳も2つずつしかないのだから全てに目を光らせるなど出来るわけがない」と笑うのである。
しかし、彼の元にメロピデ要塞を見張るもう1人の目と耳が居ることはあまり知られていない。
「失礼します。リオセスリ様、依頼のあった調査の件で報告に参りました」
執務室の螺旋階段を上がってきた看守がきびきびと挨拶をする。
「ああ、ご苦労。今紅茶を入れるから少し待ってくれ。だがその前に……」
看守を一瞥したリオセスリが立ち上がる。紅茶を入れるためかと思いきや、は茶器の仕舞ってあるキャビネットに向かうのではなく看守の前に立ち塞がった。
10041しかし、彼の元にメロピデ要塞を見張るもう1人の目と耳が居ることはあまり知られていない。
「失礼します。リオセスリ様、依頼のあった調査の件で報告に参りました」
執務室の螺旋階段を上がってきた看守がきびきびと挨拶をする。
「ああ、ご苦労。今紅茶を入れるから少し待ってくれ。だがその前に……」
看守を一瞥したリオセスリが立ち上がる。紅茶を入れるためかと思いきや、は茶器の仕舞ってあるキャビネットに向かうのではなく看守の前に立ち塞がった。
sonoh_hey
PROGRESSこの前からTwitterでぼやいてる体調不良公爵ネタ全然進まなくなったので一旦供養
ヌヴィリオになる予定ですが今回はヌヴィレットさん影も形も出てきません
代わりにシグウィンが友情出演しています
※注意※
体調不良
過呼吸/嘔吐表現
過去描写捏造
リオセスリが全体的に弱ってます
上記楽しめる方はpass公爵の誕生日でどうぞ↓
【追記】完成品pixivにあります 2575
四季(siki)
MOURNING書きたいとこだけ。・王室騎士団長でKDJの護衛してる公爵家次男YJH(長男はSP)
・男爵家出身の母を持つ第五王子のKDJ
ピッコマの「ジャンル変えさせて頂きます」の61話で、リューディガーがユディットを守るために決闘を申し込むシーンがかっこ良くてパロって殴り書きしたやつ。 1089
ゆめち//ツチノコ
SPOILER2024,2,9 に通過したマーダーミステリー「ある令嬢の幸せな結婚」の
ネタバレを含みます。
シナリオを通過してからか、配信アーカイブをご覧になってから閲覧ください。
↓配信アーカイブ↓
https://www.youtube.com/live/ljuIEc6h_Yk?si=Kl2ABRk-Oz3FqCZU
PC5 :公爵役 ゆめち 2
greensleevs00
DOODLE公爵とヌ様の短い話。 痛みが意識を支配する。体のあちらこちらが不愉快な刺激に覆われ、リオセスリは奥歯を噛み締めた。皮膚は鋭く裂かれ、肋骨の一本は折れていそうだ。
それは、あまりにも古典的な手段だった。リオセスリが公用でヌヴィレットの執務室を訪れている時、セドナが郵便物を運んできた。失礼、と一言断り、ヌヴィレットは早速その小型の包みを開け始めた。聞けば、クロックワーク工房に置き時計の修理を頼んでいたという。包みを開き、時計が再び時を刻み始めているのを見た彼は僅かに安堵したような笑みを浮かべ、時計の針を正確な時刻に合わせようとした。刹那、奇妙な音がリオセスリの耳に届き、黒い手袋がはめられた手から時計を奪い去って宙に放り投げた数瞬の後、空気をつんざくような音とともに時計は破砕した。その爆風を、リオセスリはかろうじて背中で受け止めたのだった。
1007それは、あまりにも古典的な手段だった。リオセスリが公用でヌヴィレットの執務室を訪れている時、セドナが郵便物を運んできた。失礼、と一言断り、ヌヴィレットは早速その小型の包みを開け始めた。聞けば、クロックワーク工房に置き時計の修理を頼んでいたという。包みを開き、時計が再び時を刻み始めているのを見た彼は僅かに安堵したような笑みを浮かべ、時計の針を正確な時刻に合わせようとした。刹那、奇妙な音がリオセスリの耳に届き、黒い手袋がはめられた手から時計を奪い去って宙に放り投げた数瞬の後、空気をつんざくような音とともに時計は破砕した。その爆風を、リオセスリはかろうじて背中で受け止めたのだった。
オヘソスキー=ワリリン
DONE魔界の公爵がかわいい彼らに目がハートになった件第1話「邂逅」7
シルヴィスはハムスターの下半身に違和感を覚え…
第1話、これにて完結です!ここまで読んでくれてありがとう!!
(♪ゾイドジェネシス次回予告)
次回、「拠点」 2
sisei_duck
DONEただキスするだけのリオ蛍ちゃんそういえば甘い話書いてないなとなって書きましたが、ますます公爵のしゃべり方わからんってなりました。難しい。
次回のキスは、二択から(リオ蛍)「ま……待って」
咄嗟に差し込んだ手の平に与えられたのは、唇に注がれるはずだったキスの感触だった。
目と鼻の先、あと少しで触れあえるという距離で瞬く薄氷の瞳。どこか不満げに細められる青の理由は明らか。
彼の執務室。二人掛けのソファー。隣り合って並び、他愛のない話をして……恋人と二人きりとなれば、自然とそういう雰囲気になるのは当然のこと。
キスだってこれが初めてではないが、それでも慣れたかと聞かれれば否と答えよう。
実際、食い止めた蛍の頬は真っ赤に染まり、手の平に感じている柔らかな感触だけで思い出し、その心中は全く穏やかではない。
「……嫌かい?」
台無しにされたにも関わらず、手の平越しに聞こえる声は優しいし、視線は不機嫌そうだったのが嘘のように柔らかい。なんなら遮った手首まで優しく支え、その甲にキスを贈るまで。
2442咄嗟に差し込んだ手の平に与えられたのは、唇に注がれるはずだったキスの感触だった。
目と鼻の先、あと少しで触れあえるという距離で瞬く薄氷の瞳。どこか不満げに細められる青の理由は明らか。
彼の執務室。二人掛けのソファー。隣り合って並び、他愛のない話をして……恋人と二人きりとなれば、自然とそういう雰囲気になるのは当然のこと。
キスだってこれが初めてではないが、それでも慣れたかと聞かれれば否と答えよう。
実際、食い止めた蛍の頬は真っ赤に染まり、手の平に感じている柔らかな感触だけで思い出し、その心中は全く穏やかではない。
「……嫌かい?」
台無しにされたにも関わらず、手の平越しに聞こえる声は優しいし、視線は不機嫌そうだったのが嘘のように柔らかい。なんなら遮った手首まで優しく支え、その甲にキスを贈るまで。
_ma2ki_
DOODLEマミーたんが召喚したフワフワ触手魔獣に夜這いされる公爵様、魔法で押しのけようとするも集中できず…力加減を間違えて死なせてしまったらあの子が悲しむだろうし…という話を考えていましたが、そんなにたくさん絵を描けなかったので、これだけです(触手×宗です) 3オヘソスキー=ワリリン
DONE魔界の公爵がかわいい彼らに目がハートになった件第1話「邂逅」1
魔界の若き魔王「レブラ・アーリック」は、自身を取り巻く女の子魔族の気を紛らわせられるようなかわいい生き物を調査すべく妹「シルヴィス公爵」を人間界に送り込みました。 3
hitsuji_0310
CAN’T MAKEリオヌヴィ⛓🌧政略結婚の見合いで初めて会う公爵令息リと大公ヌ
⚠️貴族パロ、政略結婚モノetc…
いずれ🔞になる。
リに過去の女経験匂わせ。男性妊娠匂わせ。
雫型のマリッジリング「もう逃げられないよなぁ…」
リオセスリは大きなため息を着くと、時間稼ぎでもするかのようにゆっくりと馬車を降りていく。
リオセスリはうら若き公爵の子息である。その歳は二十歳。
そして今は所謂「お見合い」をすべくご相手の邸宅に訪れているところだ。
リオセスリは若者の自由を謳歌すべく今の今まで見合い話等は上手く躱してきたが、ついに親に追い詰められ、大人しく馬車に揺られていたのだ。
ゆっくりとした足取りで降りると、きっちりとした執事服を身にまとった召使いが待ち構えていた。その背後には、今まで見てきた中でもトップクラスに豪華で古めかしい豪邸が立ちはだかっている。
「公爵令息様ご機嫌麗しゅうございます。お待ちしておりました。大公様は中庭におります。案内はこの私めにお任せ下さい」
7557リオセスリは大きなため息を着くと、時間稼ぎでもするかのようにゆっくりと馬車を降りていく。
リオセスリはうら若き公爵の子息である。その歳は二十歳。
そして今は所謂「お見合い」をすべくご相手の邸宅に訪れているところだ。
リオセスリは若者の自由を謳歌すべく今の今まで見合い話等は上手く躱してきたが、ついに親に追い詰められ、大人しく馬車に揺られていたのだ。
ゆっくりとした足取りで降りると、きっちりとした執事服を身にまとった召使いが待ち構えていた。その背後には、今まで見てきた中でもトップクラスに豪華で古めかしい豪邸が立ちはだかっている。
「公爵令息様ご機嫌麗しゅうございます。お待ちしておりました。大公様は中庭におります。案内はこの私めにお任せ下さい」