凌
さち倉庫
SPUR MEリハビリ②(追凌) 私の両親……ああ、この場合は育ての親を指します。私の両親はお互いを心から愛しています。毎日とても幸せそうで、そのお二人を見ていると私もなんだか胸があたたかくなるのです。
相思相愛の私の両親。長い時間とたくさんの困難を共に乗り越え、お互いの想いを通じ合わせ結ばれたお二人。
そんな幸せに満ちた両親を見ていると、最近ふと思うことがあるのです。
愛とはどんなものなのでしょうか?
そもそも、誰かを恋い慕うこととはどういったものなのでしょうか?
だから、私は恥を忍んで訊ねてみたのです。
恋とはどのようなものなのですか、と。
両親は顔を見合わせ小さく笑います。そんな仕草にさえ、愛情を見て感じるのです。
曰く、『暇さえあればそいつのことを考えている。寝る前なんか特に。それとついつい構いたくなる』
2939相思相愛の私の両親。長い時間とたくさんの困難を共に乗り越え、お互いの想いを通じ合わせ結ばれたお二人。
そんな幸せに満ちた両親を見ていると、最近ふと思うことがあるのです。
愛とはどんなものなのでしょうか?
そもそも、誰かを恋い慕うこととはどういったものなのでしょうか?
だから、私は恥を忍んで訊ねてみたのです。
恋とはどのようなものなのですか、と。
両親は顔を見合わせ小さく笑います。そんな仕草にさえ、愛情を見て感じるのです。
曰く、『暇さえあればそいつのことを考えている。寝る前なんか特に。それとついつい構いたくなる』
ha_rim_ao
DOODLE🎃絵おまけ明け方、お父さんに殴られ家を追い出された🐺くん、嵐の中彷徨っていたら天敵の🧛♂くんが館に入れてくれた。とりあえず日中風雨を凌げるよかった~そこらへんで寝よ!って思ったけど家の中が非常に怖い感じで、安全なのは俺の寝床の棺だけだが~?って🧛くんに言われ、ムカつくと怖いで葛藤するも結局強制同衾させられた。
しかしだんだん居心地がよくなっていつも一緒に寝るようになった。という前段。
naga.
SPUR ME凌澄/金星雪浪と1輪の黄色い牡丹の話/途中ネップリにするつもりでしたがどう考えてもテーマ的に1~2ページで終わるはずがなく
そこそこプロット練り直してWEB再録かなんかに新録で入れたいな~
C.K🌸
TRAINING21.10.24前回の絵の延長で、お兄ちゃんに甘える弟さんのイラストの抜粋となります
色んなことを乗り越えてきたヒビトさんだからこそ、恋愛感情も凌駕する兄としてのムッちゃんからのハグに思わず涙してしまうこともあるんじゃないかと思っています…
『5分だけのメンタルヘルス』といった感じでしょうか…。
00kazauro
DOODLE伊礼 凌太郎(イレイ リョウタロウ) 37歳職業:警視庁警備部(特殊部隊)
沖縄出身ののんびりとした天然。だらしなく、とても特殊部隊所属には見えない。
銃を握らせるとスイッチが入る系。吞兵衛で三線握ると陽気に歌って踊り出す。残念ながらうまくはない。九死に一生を得るような経験が多い。 3
oio_oi3
DONE曦臣兄様お誕生日おめでとうございます〜!曦澄になる曦澄です。
魏無羨は阿澄のお兄ちゃんしてるし藍忘機もまた……忘羨は忘羨として出てきます。
金凌ちゃんは叔父上の可愛い金凌ちゃんです。
好きを詰め込みました!
貴方に逢えたからめでたいお誕生日の日「沢蕪君、お誕生日おめでとうございます」
1日で何度言われたことだろう。ただこの世に生まれ落ちた日というだけでみんなニコニコと祝ってくる。
それにニコニコと返しながら段々とそんな歪な口の形に凝り固まっていくような気がして遠くへ行きたくなった。
宗主の誕生日であるからと常になく騒がしい宴を抜け人目を避け音を避けて暗い方へと足を進める。辿り着いたのはかの離れでそこでやっと誕生を祝われることへの嫌悪感に気付いたのだった。
母は父との子である自分をどう思っていたのだろう。暗い谷へと降りていくような感覚。
紫の花が夜風に揺れるのを見ているとそこに花ではない紫がある。座り込んでいるのは後ろ姿だが三つ編みやきつく結い上げられた髪も相まって江家宗主江晩吟だとわかる。
42061日で何度言われたことだろう。ただこの世に生まれ落ちた日というだけでみんなニコニコと祝ってくる。
それにニコニコと返しながら段々とそんな歪な口の形に凝り固まっていくような気がして遠くへ行きたくなった。
宗主の誕生日であるからと常になく騒がしい宴を抜け人目を避け音を避けて暗い方へと足を進める。辿り着いたのはかの離れでそこでやっと誕生を祝われることへの嫌悪感に気付いたのだった。
母は父との子である自分をどう思っていたのだろう。暗い谷へと降りていくような感覚。
紫の花が夜風に揺れるのを見ているとそこに花ではない紫がある。座り込んでいるのは後ろ姿だが三つ編みやきつく結い上げられた髪も相まって江家宗主江晩吟だとわかる。
ただのキャラメル
MOURNING蜘蛛苦手な人、いっぱい描いてすみません。蜘蛛好きな人、作画やる気無さ過ぎてすみません。発作的にルヴイラ組がわちゃわちゃしているだけのしょうもない漫画が見たくなって勢いだけで描いたので非常に雑です。
アクティブスキル使って凌いでいたポロックスの所為でカオスになってますが、最後は魅了耐性のミリアちゃんが戻ってきたので、皆通常状態に戻るのではないでしょうか。 3
ちぇる
DOODLE凌Ⅳ、結婚するときに指輪買ったとしたらシャークさんは両手に指輪だしⅣくんはデュエルディスクで擦れそうだし、ペンダントみたいに首からかけるのもシャークさん既にロケットとかかけてるし…っていうか下手にシンプルなの選んだら璃緒ちゃんともお揃いみたいじゃん何か良いのないんか!?って考えてたら降って沸いてきたピアスシェアする凌Ⅳの落書きです 2
ikko@中華
DONE大人になったぞわーい!な追凌大人の雰囲気にしたかったけどできなかった
大人と朝と夜 もう子どもじゃないと、思っていた。
宗主になってから5年が経ち、二十歳になった。最初は叔父上におんぶに抱っこで頼りっぱなしだったけど、今は叔父上が金氏の世情に口を出すことはなくなった。甥として守る対象としてではなく、同等の立場である『金宗主』として接してくれる。背だって伸びたし、酒も飲めるようになった。昔みたいに、お嬢様だなんて揶揄われることもない。だから俺よりもちょっとだけ先に大人になってた思追を金麟台に誘って、月見酒でもどうかと部屋に招いた。月の明かりだけで十分に部屋が照らされるとても綺麗な時期だから、一緒に眺めたいのだと。酒の誘いをかけるなんて、如何にも大人っぽいじゃないか。
でも本当は、まだ大人になっていなかった。窓明かりを背景に俺の手を取る思追を見て、自分の考えを改める。
2810宗主になってから5年が経ち、二十歳になった。最初は叔父上におんぶに抱っこで頼りっぱなしだったけど、今は叔父上が金氏の世情に口を出すことはなくなった。甥として守る対象としてではなく、同等の立場である『金宗主』として接してくれる。背だって伸びたし、酒も飲めるようになった。昔みたいに、お嬢様だなんて揶揄われることもない。だから俺よりもちょっとだけ先に大人になってた思追を金麟台に誘って、月見酒でもどうかと部屋に招いた。月の明かりだけで十分に部屋が照らされるとても綺麗な時期だから、一緒に眺めたいのだと。酒の誘いをかけるなんて、如何にも大人っぽいじゃないか。
でも本当は、まだ大人になっていなかった。窓明かりを背景に俺の手を取る思追を見て、自分の考えを改める。
chunyang_3
MEMO“君”がいない世界の江澄蓮の花の咲く音を聞くと悟りが開けるという話があるらしいんですが、蓮が開く時にポンという音がするというのは俗説らしい。
江澄の隣に金凌がいてくれて良かったなと思うばかり。
詠んだ短歌のイメージを短編にしました
君待ち/江澄「蓮花の咲きだす音の聞きたさに走る君の背まぼろしなりて」
ゆさゆさと肩を揺らされて、寝台でよく眠っていた江澄は何事かと寝返りを打とうとする。
「おい、江澄起きろ。行くぞ」
「なんだ?」
目を擦りながらゆっくりと目を開けるが、まだ夜は明けていないようで部屋は暗いままだ。
「こんな夜中になんだ」
「夜中じゃないよ、寅の刻(午前四時)だよ」
「なんでそんな時間にお前が起きてるんだ」
江澄が苛立たしげに声を上げると、魏嬰は人差し指を顔の前に立てながら、もう片方の手のひらで江澄の口を塞ぐ。
「しーっ! 大きい声を出したら師姉達が起きちゃうだろ」
たしかにこんな時辰に騒ぎ立てようものなら、父上や母上の耳に入ったら何を言われるか分からない。
3734ゆさゆさと肩を揺らされて、寝台でよく眠っていた江澄は何事かと寝返りを打とうとする。
「おい、江澄起きろ。行くぞ」
「なんだ?」
目を擦りながらゆっくりと目を開けるが、まだ夜は明けていないようで部屋は暗いままだ。
「こんな夜中になんだ」
「夜中じゃないよ、寅の刻(午前四時)だよ」
「なんでそんな時間にお前が起きてるんだ」
江澄が苛立たしげに声を上げると、魏嬰は人差し指を顔の前に立てながら、もう片方の手のひらで江澄の口を塞ぐ。
「しーっ! 大きい声を出したら師姉達が起きちゃうだろ」
たしかにこんな時辰に騒ぎ立てようものなら、父上や母上の耳に入ったら何を言われるか分からない。
紫雨(shigure)
MOURNING先週の凌澄のワンライ用に書いたものでしたが、江澄が可哀想なところで筆が止まって一時間経ってしまったので、とりあえず供養しておきます🙏💦金凌ちゃんがなんとかしてくれる展開を思いついたら加筆してあげます。
お題『西瓜』 蓮花塢の夏は蒸し暑い。
この時期、あちらこちらで蓮の花ひらく様はまるで仙郷のごとき美しさだが、水場が多いということは湿度も高くなるというわけで。蓮花塢の住人の関心は、このじっとりとした暑さをどのように凌ぐかということに向けられるのだ。
厳しく容赦のない宗主が率いる雲夢江氏の弟子たちも例外ではなく、その日は宗主の不在をいいことに、監督者の目を盗んで、修練場から抜け出した数人の少年たちが試剣堂でごろりと寝そべって、床板に涼を求めていた。
「お前たち! 何をやっている!」
「ひえっ!」
ふいに降ってわいた怒声に、少年たちは震えあがる。
苛烈な宗主が帰ってきたかと、顔を見られる前に別の扉から逃げ出そうと少年たちは考えたが、声が違うことに気が付いた一人が、好奇心から振り返った。
1373この時期、あちらこちらで蓮の花ひらく様はまるで仙郷のごとき美しさだが、水場が多いということは湿度も高くなるというわけで。蓮花塢の住人の関心は、このじっとりとした暑さをどのように凌ぐかということに向けられるのだ。
厳しく容赦のない宗主が率いる雲夢江氏の弟子たちも例外ではなく、その日は宗主の不在をいいことに、監督者の目を盗んで、修練場から抜け出した数人の少年たちが試剣堂でごろりと寝そべって、床板に涼を求めていた。
「お前たち! 何をやっている!」
「ひえっ!」
ふいに降ってわいた怒声に、少年たちは震えあがる。
苛烈な宗主が帰ってきたかと、顔を見られる前に別の扉から逃げ出そうと少年たちは考えたが、声が違うことに気が付いた一人が、好奇心から振り返った。