吾
ssinoya
MOURNING淳吾がバレンタインでボケ続けるマンガきんこー高3円と淳の部室でリリカルチョコ話考えたけど⚾ガチ勢円多分2月に学校にいないって教えてもらえて没にしたのでギャグ部分だけ見てほしくて…
指摘なかったらそこにいるはずのない円相手にシリアスかます所だった助かった 2
RiToMS_WT
INFO5月4日、吾が手に引き金をGW2024で頒布予定の犬影小説本のサンプルです。かなり飛び飛び。
現実逃避、非逃避。「うわーーーーー!!!」
犬飼の絶叫が家中に響き渡る。止めた記憶の無いアラームが勝手に止まっていて目を覚ましスマホを見ると、8時27分と表示されていた。学校のHRが始まるのは8時30分。遅刻確定。これはやばい、と青ざめる。一限の開始15分までに着ければその授業は欠席扱いではなく遅刻扱いになるので、それまでには頑張って着きたいところ。
…なんて色々考えている暇など一切無い。
「めちゃくちゃ遅刻じゃん!ちょっ…!明理ちゃん!何で起こしてくんなかったの!?」
「アラーム鳴っててもずっと寝てて、うるさかったから勝手に切ったわよ。アンタが悪いんだからね〜。」
「まじで最悪!」
バタバタと狭い家中を走り回り、最短速度で身支度を終わらせる。いつも丁寧にセットしている髪の毛は櫛で数回といただけでふわふわのままだ。ゆっくり鏡を見ている時間など犬飼には残されていなかった。
10997犬飼の絶叫が家中に響き渡る。止めた記憶の無いアラームが勝手に止まっていて目を覚ましスマホを見ると、8時27分と表示されていた。学校のHRが始まるのは8時30分。遅刻確定。これはやばい、と青ざめる。一限の開始15分までに着ければその授業は欠席扱いではなく遅刻扱いになるので、それまでには頑張って着きたいところ。
…なんて色々考えている暇など一切無い。
「めちゃくちゃ遅刻じゃん!ちょっ…!明理ちゃん!何で起こしてくんなかったの!?」
「アラーム鳴っててもずっと寝てて、うるさかったから勝手に切ったわよ。アンタが悪いんだからね〜。」
「まじで最悪!」
バタバタと狭い家中を走り回り、最短速度で身支度を終わらせる。いつも丁寧にセットしている髪の毛は櫛で数回といただけでふわふわのままだ。ゆっくり鏡を見ている時間など犬飼には残されていなかった。
Minchin
PROGRESS原稿はじまりました(5月インテ予定の)初っ端から省吾ちゃん…初めて描きました。今回は出てくる人が多いのでちゃんと描けるようにしたいね…。最後は結局カツカツだとは思いますが。
ラフだけで反応もらって恥ずかしかったので先に仕上げたの追加しました… 2
iduha_dkz
DONE綾と桃吾の高校での卒業式の話です。前半は1年時、後半は3年時。
3年一緒に過ごすうちに色々理解して仲良くなり情も湧いたけど、それでも桃吾の一番は円なので綾の一番にはなれないことを最後に突きつける、一番のために他の大事なもの切る痛みを伴う別れが100通り見たくて書きました。
最後の日を迎えて卒業式で久しぶりに会った二つ上の先輩は、綾瀬川と桃吾が二人で花束を持ってきたのを見て、はじめは落第点しか取れていなかった学生が百点満点を取った時の教師のような顔で微笑んだ。
「二人一緒に来るとは思ってなかった」
「元主将を心配させるなって、二年の先輩たちが二人で行けゆうてくれはったんです」
「桃吾、それ言っちゃったら不安にさせるやつじゃない?」
「大丈夫だよ綾瀬川。雛がどうしても俺に渡したかったって言えない照れ隠しなのはわかってるから」
「主将ぉ!」
「あ、ならよかったです」
抗議の声を出した桃吾を綾瀬川はまったく気遣わず「ほら渡すんでしょ」と花束を差し出すように促す。長持ちすることを考慮してドライフラワーで作られた花束を二人から受け取り、鮮やかな花束に一度視線を落とした後、彼は自分より身長の高い後輩二人を見上げた。
6957「二人一緒に来るとは思ってなかった」
「元主将を心配させるなって、二年の先輩たちが二人で行けゆうてくれはったんです」
「桃吾、それ言っちゃったら不安にさせるやつじゃない?」
「大丈夫だよ綾瀬川。雛がどうしても俺に渡したかったって言えない照れ隠しなのはわかってるから」
「主将ぉ!」
「あ、ならよかったです」
抗議の声を出した桃吾を綾瀬川はまったく気遣わず「ほら渡すんでしょ」と花束を差し出すように促す。長持ちすることを考慮してドライフラワーで作られた花束を二人から受け取り、鮮やかな花束に一度視線を落とした後、彼は自分より身長の高い後輩二人を見上げた。
什么都有的个人汉化
DOODLEIDIOT简介:结局后明/智存活并被判保护观察兼缓刑,在新住址手续办好之前暂住晓家的故事。
密码:“明/智/晓”的罗马音写法,姓在前名在后,姓和名首字母大写,中间无空格,2大写字母+9小写字母共11位。(提示:明/智/吾/郎+来/栖/晓) 59
coc_tera
MEMO❚ 𝕔𝕒𝕝𝕝 𝕠𝕗 𝕔𝕥𝕙𝕦𝕝𝕙𝕦〖 CosmosƆREatiOn 〗3陣
|ᴷᴾ てら
|ᴴᴼ1 すみのさん( 吾妻 冴 )
|ᴴᴼ2 みゆるさん( 久織 結仁 )
|ᴴᴼ3 みすけさん( 久織 理仁 )
|ᴴᴼ4 はのみやさん( 黎崎 もね )
--- 全員生還/継続不可 | END D
ミトコンドリア
DONE『かくのみにありけるものを君も吾も千歳の如く頼みたりけり』相互の誕生日に捧げた👹🦊
▓隠し 待ちに待った夏祭りの日だってのに熱が出て、ミスタはひとり布団の中で不満げにグスグス鼻を啜っていた。
昼には38度近かった熱も日が落ちるにつれて和らぎ、暇を持て余してウゴウゴと暴れる。少しダルい感じはあるが動けないほどではなかったので、夕食を持ってきたお手伝いの老婆に行ってもいいか訊いたのだが、案の定宥めすかされて畳の上に逆戻りである。
壁掛け時計の針の音が畳に落ちる。ボーーン…と間延びした渦巻きリンの鈍い音が午前2時を告げた。全ての生き物が眠るこの時間を丑三つ時というのだと、ミスタは3歳のときに病気で死んだ祖父に教えられて知っていた。
パチッと目を開けて、庭に面した障子をゆっくり開ける。冷たい沓脱石に縁側の下に隠しておいた草履を履いた足の裏をペタリとつけて、十数えた。それで誰も起きてこないのを確認してからミスタは勢いよく走り出した。裏の勝手口から猛然と家を出て、田舎のだだっ広い畦道を突き進む。真夏の生ぬるい風が火照った頰を撫でた。高い空に幾万の星がチカチカしている。蛙と虫の鳴く声を置き去りにして、珍しい鬼を祀っている神社の長い石段を駆け上がった。人々の喧騒と馬鹿囃子が近くなる。
4534昼には38度近かった熱も日が落ちるにつれて和らぎ、暇を持て余してウゴウゴと暴れる。少しダルい感じはあるが動けないほどではなかったので、夕食を持ってきたお手伝いの老婆に行ってもいいか訊いたのだが、案の定宥めすかされて畳の上に逆戻りである。
壁掛け時計の針の音が畳に落ちる。ボーーン…と間延びした渦巻きリンの鈍い音が午前2時を告げた。全ての生き物が眠るこの時間を丑三つ時というのだと、ミスタは3歳のときに病気で死んだ祖父に教えられて知っていた。
パチッと目を開けて、庭に面した障子をゆっくり開ける。冷たい沓脱石に縁側の下に隠しておいた草履を履いた足の裏をペタリとつけて、十数えた。それで誰も起きてこないのを確認してからミスタは勢いよく走り出した。裏の勝手口から猛然と家を出て、田舎のだだっ広い畦道を突き進む。真夏の生ぬるい風が火照った頰を撫でた。高い空に幾万の星がチカチカしている。蛙と虫の鳴く声を置き去りにして、珍しい鬼を祀っている神社の長い石段を駆け上がった。人々の喧騒と馬鹿囃子が近くなる。