怖い話
@Piano_Its_Me
PROGRESS・真人くんとインターネットの怖い話シリーズ・元ネタ:笑える霊体験『キタシャマ』
■■くんは汚いサモナー 真人の直感が面白そうな散歩道を捉え、未知を求めて足が弾んだ。今日に知るモノは糧となるか芥となるか……人の群れを悠々と追い越し、辿り着いた曲がり角から半身を覗かせる。
「うげっ」
瞬間、真人の視界を支配したのは四体の式神であった。
気高さすら感じる大蠅、荘厳な佇まいの芋虫、黒白双頭の鴉、蛇とも竜ともつかない爬虫類。それぞれが放つ剥き出しの強さに、真人は本能的に来た道へと身を隠した。特級呪霊の己といえど、単体で相手をするには難しいと判断する。
しかし、危険な好奇心に抗えるほど真人は時を経ていない。
(式神使いのオフ会か?)
術式で手の甲に眼球を追加し、角の向こうに身を潜めたまま腕を伸ばし、式神達の観察を開始した。
777「うげっ」
瞬間、真人の視界を支配したのは四体の式神であった。
気高さすら感じる大蠅、荘厳な佇まいの芋虫、黒白双頭の鴉、蛇とも竜ともつかない爬虫類。それぞれが放つ剥き出しの強さに、真人は本能的に来た道へと身を隠した。特級呪霊の己といえど、単体で相手をするには難しいと判断する。
しかし、危険な好奇心に抗えるほど真人は時を経ていない。
(式神使いのオフ会か?)
術式で手の甲に眼球を追加し、角の向こうに身を潜めたまま腕を伸ばし、式神達の観察を開始した。
みう🎀
DOODLE友人に怖い話を求められた御神楽結希人の妄想神社の子にはガチの霊感があって欲しいと言う俺の願望を多分に含んだ幻覚
怖い話もほどほどに「なぁ結希人、怖い話して。」
唐突にそう声をかけてきた友人に結希人は首を傾げる。
「どうしたの急に?」
「いや、なんとなく。お前なら手頃な怖い話知ってそうだなって。」
特に深い意味はないのだろう。
怖いもの見たさでネット上に転がってる怖い話を読むのと変わらない。
そう判断した結希人は記憶から適当に引っ張り出して話し始めた。
「……じゃあ」
そうして話したのはじわじわと日常に浸食する違和感。
普通だったはずの日常が段々と狂っていく様。
気付いたらもう手遅れになっており、原因と思われる"ソレ"が後ろにいる事に語り手が勘付いた所で話が終わる。
「ヒェ……ガチで怖い奴じゃん」
ここまで怖い話が出て来るとは思っていなかったのだろう。
1995唐突にそう声をかけてきた友人に結希人は首を傾げる。
「どうしたの急に?」
「いや、なんとなく。お前なら手頃な怖い話知ってそうだなって。」
特に深い意味はないのだろう。
怖いもの見たさでネット上に転がってる怖い話を読むのと変わらない。
そう判断した結希人は記憶から適当に引っ張り出して話し始めた。
「……じゃあ」
そうして話したのはじわじわと日常に浸食する違和感。
普通だったはずの日常が段々と狂っていく様。
気付いたらもう手遅れになっており、原因と思われる"ソレ"が後ろにいる事に語り手が勘付いた所で話が終わる。
「ヒェ……ガチで怖い奴じゃん」
ここまで怖い話が出て来るとは思っていなかったのだろう。
チリメンチ
SPOILER講談ネタばれあり感想 2022.10.06兄弟話、禁断の、怖い話①、あっぱれ、嘘はダメ、喧嘩両成敗、ボクの宝物、三方一両損、長or短、怖い話③のネタバレがあります
ニートの小話はよかったってことしか覚えてないのと
幕の閉め方が…なのと若干解釈違いを起こしかけたところがある話はあるけど
ここでは触れてないよ 7
eakadesun
SPOILER18、19話👿の感想絵ですわ〜!(一部模写有り)クソ怖い話の後なんか急におにロリぶち込まれるとちょっとマジおかしくなるのでやめてくださいホント(3度の飯よりおにロリが好き)うわ〜んもっと感想描きたいよ〜! 4七夜月千猫(ななよづきちねこ)
DONE【pkmn】サブマス:怖い話をしよう👻(ヒトモシで百物語をしようとするサブマス。)百物語イメージで描いたのだけど、途中でなんかヒトモシちゃん厳選している様に見えて仕方なかった。 (2022/8/29)
森マチ
PASTこれ最初はもっと怖い話になるはずでした。続きはピクシブにあります。後日続編貼ります。互助会について、思うことがあったのと去ってしまった絵師さん達について。本当に、悲しい気持ちで描きました。 2
なつとまと
MOURNINGワンライの「怖い話」を書こうとしたものを供養とある古典落語が元ネタになっています。
〇〇が怖い「ひっ。虫が。」
「えいっ。これで大丈夫だぞ〜。」
レオが作曲用に借りている部屋に司が掃除をしにやってきた。リビングの掃除中、テレビ台の裏から現れたゴキブリを潰して倒したレオは死骸をひょいとゴミ箱に入れる。
「ほんとスオ〜は虫が苦手だなぁ。」
「きっと私のへその緒を埋めた場所を最初に横切ったのが虫だったんでしょう。だから私は虫が怖いんです。」
「なにそれ、へその緒と怖いものって関係あるの?」
「おや、聞いたことありませんか?へその緒を埋めた場所を最初に横切ったものがその人の怖いものになると。」
「へぇ。そんな話があるのか!面白い☆虫と怖いもの、霊感が湧いてきた!」
「はいどうぞ、紙とペンです。」
「ありがと。」
カリカリとペンを走らせ始めたレオを見つめながら司はポツリとつぶやく。
583「えいっ。これで大丈夫だぞ〜。」
レオが作曲用に借りている部屋に司が掃除をしにやってきた。リビングの掃除中、テレビ台の裏から現れたゴキブリを潰して倒したレオは死骸をひょいとゴミ箱に入れる。
「ほんとスオ〜は虫が苦手だなぁ。」
「きっと私のへその緒を埋めた場所を最初に横切ったのが虫だったんでしょう。だから私は虫が怖いんです。」
「なにそれ、へその緒と怖いものって関係あるの?」
「おや、聞いたことありませんか?へその緒を埋めた場所を最初に横切ったものがその人の怖いものになると。」
「へぇ。そんな話があるのか!面白い☆虫と怖いもの、霊感が湧いてきた!」
「はいどうぞ、紙とペンです。」
「ありがと。」
カリカリとペンを走らせ始めたレオを見つめながら司はポツリとつぶやく。
m_makise
DOODLE新潮文庫夏の100選に『若きウェルテルの悩み』がありました。当時沢山の死者を出したというこの小説、影響されやすい独歩さんも状況によっては危なかったかも。学校であった怖い話 極 というゲームのストーリー分岐に素晴らしき自己啓発本という話があるんだけど、つい独歩さんの事考えながら読んでしまった、何にせよ、人に影響を与える力を持つ文学は凄まじい。
お姉さん
DONE人間やJBのシステムが怖い話3編。登場人物のまわりの人間の視点から。
【ジャンケットバンク】ホラー短編集▼▲目次▲▼
・特別業務部の事務職員「もっとも邪悪な事務仕事」
・ミツルの母「大事な我が子」
・カラス銀行の警備員「銀行見取り図」
--------------------------------------------------
特別業務部の事務職員「もっとも邪悪な事務仕事」
今日もリスト作成が忙しい。件数自体は一日数十件だが、半日程度の締め切りとなるためスピードが求められる。氏名、性別、年齢、住所、保険者番号・・・などをミスが無いよう入力していく。
債務者は突如として人権一切を奪われる。急にいなくなって家族が失踪届を出そうが、たまに落札後に死体が発見されようが、警察は取り合わない。私が作成したリストにデータがある限り。
1869・特別業務部の事務職員「もっとも邪悪な事務仕事」
・ミツルの母「大事な我が子」
・カラス銀行の警備員「銀行見取り図」
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特別業務部の事務職員「もっとも邪悪な事務仕事」
今日もリスト作成が忙しい。件数自体は一日数十件だが、半日程度の締め切りとなるためスピードが求められる。氏名、性別、年齢、住所、保険者番号・・・などをミスが無いよう入力していく。
債務者は突如として人権一切を奪われる。急にいなくなって家族が失踪届を出そうが、たまに落札後に死体が発見されようが、警察は取り合わない。私が作成したリストにデータがある限り。
tanu_mujina
INFO🎁いただきもの / 鶍さん(@isuka6666)----------
ARBイベスト「本当になった怖い話」から、だいむじサイドのアフターストーリーを鶍さんが書いてくださいました!ありがとうございます! 8
砂肝串
DONE6/12 ミス晶♀WEBオンリー「星満つる月夜に手を繋いで」合わせの展示ですイベントが12日だったというコトに気づいたのが5日でした。その時点でまだ下書きやってました。夏なので怖い話をしましたね。そうだね… 20
ももも
DOODLEまつばさん?なお話。きっとまつばさんではなく、誰かが化けている松葉さんです
「松葉さん、さっきまでそこの茂みにいませんでした?」
「いや、僕はずっとここにいたよ」
「……あぁ、きっといたずらっ子がいるんだね」
っていう怖い話。
……ほんとは右を前にしちゃったから、リメイクしただけ。あと羽織も書き忘れたから今度ちゃんとしたのかこ~
ああや
REHABILI鍵の話ちょっと怖い話相変わらず自己顕示欲つよつよで恐縮なのですが先日『概念!』と感じ買ったボディピ(https://onl.la/WYBAnJ6)を鏡で見る度『いや大量複製 所持って…』とゾクッとなりテンション爆上がり、もっといっぱいつけたくなり最近穴の拡張はじめました。
あとそうですね今回のイベスト読んで、久方ぶりに青髭サンの城聞きました。アルバム発売12年前って事実が一番怖いわ。
鍵細工他人が堂々と自宅の鍵を開ける不思議な光景を盧笙は見ていた。
『はい。』
と言いながら玄関のドアは勝手に開けられた。
『…はい、やなくて、』
『?』
?という顔されても、?という顔をしたいのは盧笙の方である。と、いうかしている。眉間に皺が多分寄ってる。
『ソレ、キーケース、』
『んー?ええやろ、10個収納』
『いや、…待て、開ける時無造作に選んでなかったかお前、てか、全部似てないかソレ、鍵、』
『まぁまあ』
よ、と簓はキーケースをクルッと回し横着に飛び出ていた鍵達を一気にキーケースの内側に収納した。そのまま雑に自分の靴を脱ぎ散らかしながらキーケースのファスナーを閉め、ドアを開けキッチンで手洗いうがい。
盧笙はなんだか腑に落ちない。
3589『はい。』
と言いながら玄関のドアは勝手に開けられた。
『…はい、やなくて、』
『?』
?という顔されても、?という顔をしたいのは盧笙の方である。と、いうかしている。眉間に皺が多分寄ってる。
『ソレ、キーケース、』
『んー?ええやろ、10個収納』
『いや、…待て、開ける時無造作に選んでなかったかお前、てか、全部似てないかソレ、鍵、』
『まぁまあ』
よ、と簓はキーケースをクルッと回し横着に飛び出ていた鍵達を一気にキーケースの内側に収納した。そのまま雑に自分の靴を脱ぎ散らかしながらキーケースのファスナーを閉め、ドアを開けキッチンで手洗いうがい。
盧笙はなんだか腑に落ちない。
zeng0214
DOODLE怖い話風だけど怖くない話。催眠系です。ほとんどエロのみ。美形×平凡
もしものボックスここら辺からほど近い国道沿いに、山を抜けるトンネルがあるんだけど、そのトンネルを出たすぐのところに、電話ボックスがあるんだよ。今どき電話ボックスなんて公共の場所でも少ないのに、その公衆電話はずっとそこに置いてある。なんでかって、撤去しようとすると何かが起こるらしい。「何か」がなんなのかは分からないけどな。とにかくその電話ボックス、昔から有名な「幽霊を呼び出す電話」なんだ。そのトンネル、昔から暴走族が使ってたんだけど、ほら、暴走族ってなんでか肝試し好きだろ?最初はもしかしたら、寂れた電話ボックスに曰くをつけてやろうなんてデマだったのかもしれないけど、噂になれば当然そうい奴らが寄ってくるじゃん。で、普通はまぁ、何割かがちょっと雰囲気に呑まれて、見栄もかねて広まってく、そういうもんだと思うけど、あの電話ボックスはガチなんだよ。面白がって呼び出しした奴、全員本当に幽霊と出会ったらしい。それがさ、同じ幽霊じゃないんだと。血まみれの男とか白い服来た女とか、走る老婆だとか、とにかく姿はみんな違う。呼び出してすぐに来る訳でもなくて、日を変えてとか、1週間たって忘れたような頃とかもあるらしい。でも呼び出したら絶対会えるんだってさ。共通してんのはひとつだけ。必ず「お電話いただきました」って言うんだって。
8456242*2
DONE怖そうで怖くないちょっと怖い話。恐怖耐性ゼロなのに定期的に一人称怖い話が書きたくなる謎。ルークウィリアムズがオカルト現象と出会ってしまったときに「当てれば倒せます」と銃をかまえるのか、「霊相手でも致命傷を与えるのは信条的にちょっと……」ってなるタイプなのか、かれこれ数日間延々考えつづけています。 5
瑞久倉庫
DONE『幽霊』ステッドが語る、ある幽霊の話。
※若干のグロ表現あり。モブですが人が亡くなっております。
怖い話を目指していたら、イヤミス(読後、嫌な気持ちになるミステリー)っぽいものになりました。
なんでも許せる人向けです。
あとがき↓
https://privatter.net/p/8465288
2022/1/27 13
D373motion
DONE【高銀】※追加あり怖い話を聞いた後の就寝高銀。
いつもは素直じゃないけどこの時ばかりは旦那にしがみついて安心したい嫁という。
そんな嫁を静かに受け入れる旦那という。
からの嫁の提案に意地悪で応えるという。
どうせめちゃんこ愛されてそのまま朝になっちゃったよどんだけ発情すんだコノヤローてラブラブするパターンすよね高銀だもんね。
激萌え。 3
流浪 @阿七おいしい
DONE遙か7 阿七 √ED後、旅途中やむなく山中で野宿することになった話。最初に出たCD「運命の絆」手に入れて、そういえば七緒ちゃんが火怖い話書いたことないなぁって思い立って勢いで書いてみた。
料理IH派なら戦国結婚後は大変だろうな…。
CD色々新しい発見もできたし、阿国さん版風雲の時空も歌い方一人だけクソ可愛くて和んだし、一旦満足です(*´ω`*)ホクホク
2021.10.5
山の一夜 ──しくじった…。
日没も近く、木々を通して辺り一面長い影と夕焼けの橙に染まる山中、足許に落ちる乾いた枯れ枝を選んで拾い集めながら、阿国は嘆息した。
──これまでさんざ気を付けていたのに、仕方ないとはいえあれさえなけりゃ…。
忌々しく枝葉の隙間から覗く、夏より短くなった秋の夕空を睨む。どこからか山に帰ってくる鴉の鳴き声が聞こえる。それで改めてまざまざと日没を知らされて、諦念半分、しかしいつまでも消えない口惜しさに鬱々としてしまう。
「…まぁとにかく、早く戻らないとね。いつまでも一人待たせておくのは危険だ」
空から視線を切って溜息をこぼすと、それで一旦後悔は横に置いて、一抱えほどの十分な量になった枯れ枝を小脇に抱え直すと、阿国は来た道にならない道を目的の場所に向けてまた引き返した。
4418日没も近く、木々を通して辺り一面長い影と夕焼けの橙に染まる山中、足許に落ちる乾いた枯れ枝を選んで拾い集めながら、阿国は嘆息した。
──これまでさんざ気を付けていたのに、仕方ないとはいえあれさえなけりゃ…。
忌々しく枝葉の隙間から覗く、夏より短くなった秋の夕空を睨む。どこからか山に帰ってくる鴉の鳴き声が聞こえる。それで改めてまざまざと日没を知らされて、諦念半分、しかしいつまでも消えない口惜しさに鬱々としてしまう。
「…まぁとにかく、早く戻らないとね。いつまでも一人待たせておくのは危険だ」
空から視線を切って溜息をこぼすと、それで一旦後悔は横に置いて、一抱えほどの十分な量になった枯れ枝を小脇に抱え直すと、阿国は来た道にならない道を目的の場所に向けてまた引き返した。