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    愛人

    りおりん🐣

    DONEリヴァハン転生物。第二次世界大戦のドイツ占領下のパリのお話。ハンがモブ愛人してますが、エチ無。世界史偏差値30台なので雰囲気見でお願いします。ウクライナ見てたら降りてきてしまい。
    途中までで放置してましたが、端折って何とか書き切りました。元ネタは萩尾望都さんの『エッグスタンド』です。レジスタンスの男とユダヤ人であることを隠してる女と少年の話で、エピソードを随所に使わせていただきました。
    ばらの花【完全版】『ねぇ。みんなが安心して暮らせる世界になったら、2人で旅に出ようよ』

    —ああ、またあの夢を見ている…夢の中でも俺は戦っていて、横にいる栗毛の女がそう囁く。

    東洋人は輪廻転生という思想があるらしいが、俺には全く縁がない。
    そしてもし転生したのだとしても、安心して暮らせる世界なんて、この世にあるのだろうか。

    —俺は戦っている。今も。—


    【L side】

    「今夜進駐軍の幹部が店にやってくる。ゲシュタポの幹部に付いている栗毛の女兵士が"金のライオン"のメッセンジャーだ。上手く接触を図ってくれ」

    「…了解だ」

    パリは4年前からドイツ軍の支配下にあるが、レジスタンスの火種はここに来てスピードを上げて飛び火している。
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    mifuji0530

    SPOILER長編「ただしい愛人の作り方」プロットです。
    かなり長いです。完全ネタバレなのでご注意ください。
    (どんな話か知りたいけど全部読むのはな~という方や、全部読んだけどこのエピソードが何話にあったか思い出したい!という方におすすめです)(ただし話数の区切りは実際にアップしたものと異なる可能性もあります。すみません…)
    「ただしい愛人の作り方」プロット【人物設定】
    ★オメガバース庵53パロ
    カヲル:ドイツに縁を持つゼーレ財団の若き理事。29歳。日本を拠点としている化粧品メーカーの代表。純血のαであり、正妻となるαのフィアンセがいる(純血を守るためであり、正妻からは愛されているがカヲル自身は何とも思っていない)。
    昔からよく命やその立場を狙われることが多く、また両親は幼い頃に亡くなったということもあり、基本的に人間というものを信用していないし愛というものは全てまやかしだと思っている。
    しかしシンジと出会って彼の思いやりに触れてからは彼のことが好きになり態度も軟化させていく。

    シンジ:14歳のΩ。元々没落貴族であり、ほぼ一般人のような暮らしをしていたが両親が急死。その後しばらくは一人で暮らしていたものの、家賃や光熱費、何より抑制剤が払えなくなり困っていてパパ活をしていたところ(Ωとはいえども中学生ということもあり、食事のみだったのであまり稼げなかった)で両親の知り合いであるゼーレの会長(カヲルの祖父)がカヲルを頼るようサポートしてくれる。不自由なく大人になるまで面倒を見てやるから、αであるカヲルの愛人となってくれと頼む(シンジはそれを知らず、カヲルからそれを聞かされる)(しかしカヲルは未成年に手を出す趣味はないと言い、何の条件もなく普通に暮らしていいと告げる)。
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    nicola731

    DOODLE顕道(顕蘆)現パロ
    顕光殿がヤーさんで道満が腹心兼愛人みたいなポジの話。前回の話
    https://poipiku.com/IllustViewPcV.jsp?ID=1112421&TD=4197
    https://twitter.com/nicola731/status/1367080549974609922?s=21 設定は上記の通り。参考文献は「デストロ246」と「来世は他人が良い」です。
    顕光は表向き、ビル屋の社長で中古車販売も手掛けていて飲食店を小規模ながらチェーン展開している、つまり実業家だった。だからその付き合いでパーティーに呼ばれることもする。人付き合いは疲れるが華やかな場は好きだ。可愛がっている自分の腹心を飾り立て、隣に侍らして来場客全員に自慢できる折角の機会が与えられる。可愛い養い子を自慢できるとなれば顕光も俄然行く気になる。秘書の呆れた視線を気にすること無く仕立屋を呼んであれこれと生地を体に当てさせて、それこそ道満が飽きてふて寝するまで注文を付ける。月一でパーティーにお呼ばれしたいくらいだった。
     反面、裏稼業の会合やら商談やらは嫌になる。駆け引きも面倒だし金勘定で一々ケチを付けてくる奴もいるので苛立つ。顕光は自分が賢い人間だとは思わないが馬鹿馬鹿しい話し合いはうんざりする。それに護衛の数は限定されるのでいつも道満を連れて行くのだが、相手方が道満を見て怯えるのもムカつく。


     今夜は嫌いな裏稼業の会合がある。顕光は行く前から嫌だったし、会場に到着してからも気分は底に落ちていた。壁の花を決め込んで、供に連れてきた道満の顔を眺めていないとやっていられない。道 1746

    nicola731

    DOODLE顕道(顕蘆)現パロ
    顕光殿がヤーさんで道満が腹心兼愛人みたいなポジの話。らくがき。https://twitter.com/nicola731/status/1367080549974609922?s=21 設定は上記の通り。参考文献は「デストロ246」と「来世は他人が良い」です。
    そろそろ鰆の旨い季節だと思いながら、顕光は夜の執務室で決算書類を処理していた。表稼業の不動産と輸入会社の書類だけで机は一杯になる。なのに裏稼業のほうまで膨大な書類になるのだからうんざりしてしまう。ただサインをするだけなのに朝からやってまだ終わらない。
     万年筆を広い机に放り、顕光は立ち上がった。卓上の電話で隣室にいる秘書に内線を掛ける。
    『はい、橘で御座います。お茶ですか? 旦那様』
    「まだ何も言ってないだろ。今日はもう仕事しないぞ俺は。疲れた、飯食ってくる」
    『お供しましょうか?』
    「いや、お前はもう帰りなさい。道満と寿司食ってくる。あれは今どこにいるんだ?」
     顕光が一番の腹心の居所を聞くと秘書は『地下で作業中です』と答えた。顕光は秘書に礼と労いを言い、電話を切った。上着を羽織って彼は執務室を出る。顕光が所有するこのビルには地下がある。執務室は最上階、道満がいる作業場は地下の一番下にある階だ。エレベーターに乗り、一番下へと下りていく。
     スマートフォンで最寄りの寿司屋を探している内に、エレベーターの箱は地底へと辿り着いた。
    「寿司、寿司屋……舟盛り出してもらえるところが良いな……道 2576