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    支援

    Satsuki

    DOODLE●いつかのどこかのレトユリ。無双のユーリスの支援を噛み締めた。前にもこういう文章書いた気がする。230728
    温かな場所罵声が飛び、側頭部に衝撃が走った。奥歯を食いしばり、ユーリスは石の飛んできた方を睨みつける。言ってやりたいことが山ほどあった。善人面したクズ共が、一体どんな顔で自分に石を投げているのかと。
    その口で、屋根もない場所に蹲る子どもに、優しい言葉の一つでもかけてやったことがあるか。その手を差し伸べて、パンのひとつでも恵んでやったことがあるのか。
    拘束された両手にかけられた縄を引かれ、ユーリスはよろめくように前に進む。美しい顔に鮮血が伝い、唇を紅く彩っている。眼の前の兵士の無機質な鎧。その背中に、どんなうまい話を持ち掛けてやれば、この場を逃れることができるだろう。なんて、馬鹿げた考えだ。全ては遅すぎる。いや、こうなるのがそもそも遅かったのかもしれない。あの時、教団の司祭を斬り捨てた時。流行病で高熱を出した時。何度も、この命が尽きたと思った。けれど生き延びた。だから少し、思い上がってしまっていたのだろう。そう簡単には、自分は窮地に立たされまいと。そうして辿ってきた道の先で、今は地面を踏みしめて歩く。一歩、一歩、と、死に近付いていく。
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    四季ちゃん

    DONE【支援学級の🌸ちゃんとmty先生】
    マロ主!!まだフォロワーに居る!?
    待たせてごめん!mty先生出来たよ!!!
    支援学級の🌸ちゃんとmty先生世界の殆どが健常者で成り立っているなか私は生まれつき足が悪く車椅子生活だった。健常者基準で造られた小学校はエレベーターもなくクラスに入るのだって小さな段差があり自分一人では入ることすら出来ない。
    そんな私は支援学級の生徒だ。支援学級には身体障害者や発達障害者など様々な子がいる。勿論支援学級の生徒は障害も知能もバラバラで一般の授業のように一人の先生に多数の生徒というやり方では通用せず個別指導になっている。私の先生は185cmもあるがっちりしたクマさんのような大柄な男性教師だった。エレベーターがない学校で私をおぶって階段を降りるのにはこの先生が妥当と言ったところだ。私は足が悪い以外は何ら問題なく学年指導通りの内容で勉強している、隣りの子は発達障害者で3年生だが知能の遅れから2年生の内容を頑張っている。隣の子は発達障害者の自閉症が重く良く言えば究極におっとりしており素直で可愛く支援学級の先生は皆とても可愛がっている、手のかかる子ほど可愛いと言う奴だろうか。羨ましいと思ってしまう性格の悪い自分に劣等感を抱く。
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